みなさんは、「久米島」に行ったことはありますか?
沖縄の那覇空港から飛行機でおよそ40~1時間で到着する、沖縄本島から西に約100kmの距離にある島です。人口は1万人弱で、面積は約60平方km。
南国の旅では、本島とは一味違った食べ物を見つけられるのもお楽しみのひとつ。今回は、そんな久米島で見つけた珍しい食べ物をご紹介していきましょう。東京などの都市部では、なかなかお目にかかれないあんなものやこんなものが、スーパーマーケットに売っているのです。
【1】シークワーサー味の冷やし中華
ふらりと入った町のスーパーで見つけたのは、沖縄特産シークワーサー味の冷やし中華。
冷やし中華といえば、醤油味やゴマだれ味のタレが一般的ですが、柑橘系の風味なら、確かに冷やし中華によく合いそう!「アイデア商品なのかな」と思ったのですが、スーパーで陳列されているということは、島の人にとっては定番なのかもしれません。なかなか本島ではお目にかかれない商品です。
【2】県内産の黒糖が大集結
「黒糖が選び放題」と言っても言い過ぎではないほど、スーパーマーケットには県内産の黒糖がたくさん。観光客のお土産向けかと思いきや、現地の人に聞いてみると「普通におやつに食べる」とのこと。
黒糖は、久米島の人にとって身近な存在であるのは間違いないようです。その後話を聞いた地元の男性は「食べ過ぎて飽きたけどね(笑)」と笑っていましたが、こんなにバリエーションがあるならしばらくは飽きずに楽しめそう。
【3】お肉コーナーには豚の頭の皮まで・・・
今回、スーパーで見つけて一番度肝を抜かれたのがこちらの「豚の頭の皮」。
沖縄では「チラガー」とも呼ばれ、巷ではコラーゲンがたっぷりの美容食材としても注目されている部位ではありますが・・・。スーパーマーケットのお肉コーナーで普通に販売されていることには、正直驚きました。
塩漬けにしたり味付けして焼いたりして食べるのが、家庭での一般的な食べ方だそうですが、東京のスーパーではなかなかお目にかかることのない珍しい食材です。
【4】くんちゃまベーコン
東京でもおなじみの「豚トロ」ですが、お店で出てくる豚トロは小さくカットされているものがほとんど。ところが、スーパーでは「くんちゃま」と呼ばれる「豚トロ」を丸ごと使ったベーコンまで販売されています。見るからに脂が乗っていて、美味しそうですよね。
こちらも東京のスーパーではまずお目にかかれない食品です。こんな豪華なベーコンがスーパーで買えてしまうなんて、久米島に住んでいる人がうらやましい! 大きくカットすれば、ステーキのようにいただくこともできるんですって。
今回は、久米島のスーパーで見つけた豪華な食材や珍しい食品をご紹介しました。東京のスーパーではなかなか出会えないような珍食材も、久米島のスーパーなら難なくお目にかかれてしまいます。訪れた際には、スーパー探訪もぜひお忘れなく。