(画像はイメージです)
11月21日の「マツコの知らない世界」は地元パンの世界! 全国500種類の地元パンを食べ歩いた甲斐みのりさんによる、懐かしくておいしいおすすめの地元パンたちが登場。
地元パンの定義は、「戦後すぐに創業したパン屋さんが長年作り続けているパン」なのだとか。気になるおすすめパンを、早速チェック!
「サンオレ」山口製菓舗(千葉県銚子市)
「サンオレ」170円(税込) (C)山口製菓舗
なんと創業103年。看板商品でもあるフレッシュでおいしい卵サンドです。
(C)山口製菓舗
あえて食感を出すため不揃いに刻まれた卵がぎっしり! 養鶏所から毎日届く新鮮な卵を使用しているそう。店のパン部門でダントツの人気を誇る、50年続く超ロングセラー商品です。
お店にはサンオレのほかにも、甘食や銚子バーガー、コッペパンなど気になる商品がたくさん。特にコッペパンはおやつコッペもおかずコッペもバリエが豊富で、何十種類もあり迷ってしまいそうです。
http://www.choshinet.or.jp/~pan/index.html
住所:千葉県銚子市清川町2-1122
電話:0479-22-4588
営業時間:11:00~18:30
定休日:火曜定休
※カフェは11:30~17:00のみ営業
※(月・火)連休の場合があります。
「学生調理」たけや製パン(秋田県秋田市)
(C)たけや製パン
インパクトある名前が光る「学生調理」162円(税込)。学食でテスト販売したところ、大人気だったことから商品化されたそう。コッペパンにはさんであるのは、ナポリタン、キャベツサラダ、魚肉ソーセージのフライ。お腹いっぱいになるお惣菜パンです。
[たけや製パン]
「なかよしパン」ぐしけん(沖縄県うるま市)
なかよしパン、なかよしジャージー&カスタード、なかよしピーナツ 各340円(税込)、なかよしプレミアム 400円(税込)
見てまずびっくりするのはその大きさです! 8個つながっていて30cmほどあります。このボリュームは、家族みんなで分け合って食べよう、というコンセプトからだそう。昔、戦地から帰った創業者が、“みんなにお腹いっぱい色んなパンを食べてほしい”という想いで生まれたパン屋さんなのです。いい味を出しているパッケージの可愛いカエルは、戦争から無事に「帰る」ようにという願いが込められているそう。
「なかよしパン」は、ココア生地のやわらかいパンに、バニラ風味のクリームがサンドされています。ジャージークリームとカスタードクリームを交互にサンドした「なかよしダブルクリーム」なども。食べきれない! という人のためのハーフサイズ版「なかよしハーフ」もありますよ。
[ぐしけん]
「のっぽ」バンデロール(静岡県沼津市)
その名の通り細長い「のっぽ160円」(税込)には、クリームのほか、チョコやストロベリー味も。一度販売中止になったことがあるそうですが、静岡県民ファンの熱い要望で復活。疲れが癒える甘さだそうです。
「カステラパン」木村屋ベーカリー(千葉)
全国にカステラパンは数あれど、りんごとイチゴの特製ジャムをはさんであるのが、「カステラパン」184円(税込)のオリジナリティ。過去にはイベント限定の味、にんじんとトマトを練り込んだカステラパンもあったようです。
「やぶれあんぱん」マロンド(千葉)
千葉だけにしかないパン屋さん、マロンド。千葉県内に11店舗あるそうですが、紹介されたのは、マロンド佐倉店の「やぶれあんぱん」216円(税込)です。薄い生地に餡がなんと普通の4倍も入っているそう。たしかにやぶれそうです。焦げ目のないところは中の餡が生地から透けてみえていました。幸せなずっしり感。
[マロンド]
「ホットドッグ」東京堂パン国分店(福岡県久留米市)
妄想力から生まれた「ホットドッグ」167円(税込)。見た目は、キャベツのマヨネーズ和えとプレスハムをはさんだ普通の惣菜パンです。どこが妄想かというと・・・
もともとこの形のホットドッグを昭和23年に開発したのは、すでに廃業している木村屋というお店だったそう。アメリカにはホットドッグという名のパンがあるらしいと知り、「ホット=暑い」「ドッグ=犬」で、暑がりの犬のようなパンを想像し、パンにハムをはさんで犬の舌に見立てたのだとか・・・なかなか入り組んだ由来ですね(笑)。
「ネギパン」高岡製パン工場(熊本県熊本市)
熊本名物、「ネギパン」200円(税込)。やわらかな食感の生地に熊本産の葉ネギを練りこんであります。中を開くとお好み焼き風。ネギと鰹節、ソースが仕込まれています。パンと鰹節、合うそうですよ。
[高岡製パン]
「バラパン」なんぽうパン(島根県出雲市)
自然の美しさを再現した詩的なパン、「バラパン」130円(税込)。花好きな職人さんがバラの美しさに感動して再現しようと試行錯誤して誕生したパンはフォトジェニック! パンはひとつひとつ手で巻いているため、1日に2000個売れることもあるので手作業が大変なのだとか。島根県で絶大な人気を誇るご当地パンです。
[なんぽうパン]
最後は、スタジオでできたてをふるまったワカフジベーカリーさんの「ポテチパン」です!
「ポテチパン」ワカフジベーカリー(神奈川県横須賀市)
「ポテチパン」124円(税込)は、もったいない精神から誕生した横須賀名物。生まれたのは50年前。大量のポテトチップスを余らせたお菓子問屋さんからもったいないので何かに使えないかとワカフジベーカリーに持ちかけられたそう。パンにはさんでみたところ、大評判になりました。
味付けはキャベツとポテトチップス、マヨネーズ、塩コショウ。作りたてはポテチのカリカリっとした食感が味わえ、時間が経つとしっとり素材が馴染んだ味が楽しめます。どちらもそれぞれのおいしさがあるそうですよ。あなたはどちらがお好みでしょうか?
http://wakafuji.locopo-jp.com
住所:神奈川県横須賀市舟倉1-15-8
電話:046-835-0548
定休日:毎週土曜、第2第4の日曜
営業時間 :9:00~17:30(日曜のみ9:00〜17:00)
駐車場:なし
(画像はイメージです)
懐かしくて、心をほっこりさせてくれる愛すべき地元パンたち。小さなパンひとつを目当てに、旅に出るのも面白いかもしれませんね。
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