【ニューヨークビギナーでもわかる】地下鉄乗車券＜メトロカード＞の買い方

(C) Hideyuki Tatebayashi

ニューヨーカーの足といえば、地下鉄。地下鉄なしには、移動ができません。ニューヨークにご旅行や滞在でいらしたら、地下鉄乗車券（メトロカード）は必須アイテム。

ところが、地下鉄乗車券（メトロカード）の販売機は、初めてニューヨークにいらしたあなたにはちょっとわかりにくいかもしれません。しかも、英語表示ですしね。かくいう筆者も、当初は購入するのにドキドキでした。そこでニューヨーク在住の筆者が、NYCビギナーのあなたのために、地下鉄乗車券の買い方・乗り方をお教えしましょう。

地下鉄乗車券（MetroCard メトロカード）の買い方

(C) Sara Aoyama

まず、販売機を探します。改札入り口近くにあります。右の大きい機械が販売機です。左の小さな機械はメトロカード残高を読む機械ですが、壊れていることが多いのでアテにはなりません。

開始画面

(C) Sara Aoyama

スタート画面はほとんど広告画面になっています。右上のStart（開始）ボタンに触れます。

さて始めましょう

(C) Sara Aoyama

地下鉄乗車券（Metro Card メトロカード）の種類を選びます。

左「Fast $9 MetroCard」は10ドル分乗車券。あなたがメトロカードを持っていない場合（一番初めに買う場合）、カード代1ドルを取られますので、内容は9ドル分+おまけ（Bonus ボーナス）で45セント付価されます。

右「SingleRide」 は、1回乗車のみ乗車券。有効時間は2時間以内で、2時間以上経つと乗ることができません。ちなみに1回乗車は2.75ドル。まったく新規購入であれば、プラス1ドルのカード代で3.75ドルになります。

滞在期間にもよりますが、メトロカードは地下鉄のみならず、バスでも乗ることができます。3日以上NYC市内にいるのであれば、Unlimited Ride（乗り放題）をオススメします。その場合は、中央の「MetroCard（メトロカード）」を押します。

メトロカードの料金

（2017年3月19日改正分）

(C)MTA

地下鉄はほぼ毎年上がっており、ニューヨーカーの頭痛の種です。それでも、1駅乗車しても2時間乗車しても、下車するまで料金は同じなので、区間制料金の日本に比べれば安いと言えるでしょう。

次画面に進みます

(C) Sara Aoyama

これから説明するのは、「メトロカードに金額をチャージする」と「Unlimited Ride（乗り放題）」の場合です。

次には上記のような画面になりますので、「Refill your card（自分のメトロカードにチャージする）」を押します。もし間違えた場合は、Go Back（戻る）、購入を止める場合は、Cancel（キャンセル）を押せば良いので、焦らなくて大丈夫です。

「回数乗車」か「乗り放題」か選ぶ

(C) Sara Aoyama

自分のメトロカードを購入する際に片手で撮影したので、ヒドイ写真ですみません。

左「Add Value（メトロカードに金額をチャージ）」か、右 「Add Time（メトロカードに1週間または30日間乗り放題をチャージ）」を選びます。

NYC滞在は1-2日なので乗り放題は不要、20ドルだけチャージしたい場合は、左の「Add Value（メトロカードに金額をチャージ）」を選びましょう。筆者は30日間乗り放題を買いたいので、右の「Add Time（メトロカードに1週間または30日間乗り放題をチャージ）」を選びました。

「乗り放題」の期間を選ぶ

(C) Sara Aoyama

すると次の画面になります。写真がボケていて、申し訳ありません。

左は、「7-Day Unlimited（1週間乗り放題）」 32ドル。

中央は、「30-Day Unlimited（30日間乗り放題）」 121ドル。30日間の乗り放題なので、31日の月でも30日間分で切れます。月刻みの日本とは、違いますね。

右は、高速バスなので旅行者のあなたには関係ないでしょう。

支払い方法を選ぶ

(C) Sara Aoyama

筆者は中央の「30-Day Unlimited（30日間乗り放題）」を選びました。121ドルです。クレジットカードで買うので、右の「Credit Card」を選びます。販売機で購入する場合は、クレジットカードをオススメします。

もし、メトロカードを紛失した場合でも、クレッジットカード購入であれば、カスタマーサービスに電話すれば使用を止められます。お金も使用日数分を引き落とされ、全額引き落としにはなりません。

郵便番号を入れる

(C) Sara Aoyama

最後にZip Code（郵便番号）を入力。日本の自宅の郵便番号ではなく、アメリカの郵便番号が必要です。旅行者の場合は、マンハッタンの適当な郵便番号を入れましょう。5桁ですので、「10001」で良いでしょう。マンハッタンの30丁目前後西近辺の郵便番号です。この郵便番号で悩んでしまう方が多いので、「10001」を覚えておきましょう。デタラメを入力すると、動かない場合がありますので注意。入力するキーボードは、画面の下にあります。

金額の確認

(C) Sara Aoyama

クレジットカードの支払いが121ドルで良いかどうか、確認されます。「OK」を押します。

(C) Sara Aoyama

30日間チャージされたメトロカードが出てきましたので、受け取ります。Recipt（領収書）が必要かどうか尋ねますので、「Yes」で領収書をもらいましょう。メトロカードを落とした、紛失した場合、必要な番号（#Auth, #Ref, #Serial）が記載されています。カードを紛失した場合は、212-MetroCard (212-638-7822)へ。

無事、メトロカードが購入できました！

メトロカード購入のポイント

(C) Hideyuki Tatebayashi

では、次回はNYCの地下鉄の乗り方をお教えしましょうね。

[Photos by Hideyuki Tatebayashi]
　
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