ありえない!日本人駐在妻が「日本人会」で驚いたこと11選〜単独行動に嫉妬!?〜

Posted by: 桜子

掲載日: Jan 29th, 2018

駐在妻。略して「駐妻」。日本ではなにかと憧れを持たれることもある駐妻ですが、現実は閉塞的なコミュニティや泥沼の人間関係に悩まされることも。今回は、発展途上国2か国、先進国2か国の駐在を経験した筆者が直面した、駐妻あるあるをご紹介。

閉塞的なコミュニティーや泥沼の人間関係も!現実の駐妻ライフ

夫の海外駐在に帯同する駐在妻。略して「駐妻」。海外暮らしをできることから日本ではなにかと憧れを持たれることもある駐妻ですが、現実は閉塞的なコミュニティや泥沼の人間関係に悩まされることも多いんですよ。

今回は、発展途上国2か国、先進国2か国の駐在を経験した筆者が直面した、駐妻あるあるを勝手にご紹介。「オマエ協調性ないな」「日本人なら日本同士仲良くするのは当たり前だろ」と感じる人もおいでかと思いますが、まあ、こんな奴もいるということでどうかご勘弁を・・・。

駐妻はほぼ強制加入の婦人会

転勤だけでなく、留学や自ら仕事を探して海外に住んだことがある人なら、一度は「日本人会」に勧誘されたことがあるのではないでしょうか?

日本からの転勤だと日本人会への加入はほぼ必須。奥様は「婦人会」に加入させられることも。筆者が住んだことのある国では、婦人会名簿が作成される習慣があり、赴任するとともに自分の名前が記載された名簿がメールで送られ、「定例会」の案内がやってきたのです。

年齢層の幅広い婦人会

初めての定例会は現地では有名な高級レストランで開催され、50人ほどの駐妻が参加。ご主人が筆者の夫と同じ会社の奥様もいれば、他の会社の方もいらっしゃいました。20〜50代と年齢層が幅広く、独特の雰囲気。

婦人会長なる人の挨拶が行われ、当然ながら筆者の自己紹介コーナーもありました。ここで一番の衝撃だったのが、ほとんどの奥様が筆者のプロフィールを事前に知っていたこと。なんと、筆者の夫の勤務先から筆者の元勤務先名、家族構成、新居の場所まで知れ渡っていたのです。

新入りの日本人が来ることは駐妻にとって大ニュース

閉塞的なコミュニティーや泥沼の人間関係も!現実の駐妻ライフ

駐妻はビザの関係で基本的に仕事ができません。また言葉や宗教の壁もあって、現地の友人を作ったりコミュニティを築くことはそう簡単ではないので、駐妻社会にどっぷり浸かってしまう奥様がかなり多い。

なので、日中は奥様同士でランチやお茶ばかりしてるような駐妻にとって新入りの日本人が来るというのは大ニュースなのです。どこかで日本人の奥様に会ったりすると、「来月、◯◯会社の◯◯さんていう人が来るらしいわよ。お子さんは一人で、ダウンタウンのあの新しいマンションに住むんですって!」など、聞いてもないのにあれこれ話されたことが幾度となくありました。

群れを成すのが大好きな駐妻

発展途上国から先進国まで4か国に駐在した筆者の印象では、9割の駐妻は群れたがります。僻地でも安全な大都市でも誰かしらと行動したがる傾向。そして誰かが習い事や語学の勉強、ボランティアなどをやっていると知ると、すぐ自分も参加しようとする。

筆者は好奇心の塊のような性格で、どの国でも勉強できる場所や習い事を自分で探して楽しんでいたのですが、ある日、筆者が語学教室に通っているという情報が駐妻の間で広まり、いろんな奥様方から「◯◯ちゃんの通っている教室教えて〜。私も一緒に行きたい〜」というメールがどっさり来たのです。

このような奥様たちを「うっとおしい」と感じる筆者の性格に問題があるのは十分自覚しておりますが、まあこんな感じで、誰かが「習い事をはじめた」「おいしいレストラン見つけた」というような話が駆け抜けると、「私も私も〜」となるのが常でした。

とにかく噂がすぐに広まる

日本でも都会より田舎の方が噂が広まると聞きますが、海外の日本人社会や駐妻社会も然り。特に働いておらず時間がたっぷりある駐妻はとにかく噂好き。

例えば筆者が日本人の奥様に「(現地の人しか乗らないような)バスに乗ってみた」「家の洗濯機の調子が悪い」と話すと、一週間後くらいには他の奥様から「いつもバスに乗ってるんでしょ? 詳しく教えて〜」「洗濯機壊れちゃったんでしょ?」など、話した内容が別の人から戻ってくるのは日常茶飯事。しかも言った話が10倍くらいに尾ひれがつくなんてことも。

駐妻社会にどっぶり浸っている奥様はどんどん視野が狭くなっていき、日本にいる時よりも他の日本人の行動が気になって仕方ないというような人が多かったと感じます。

語学が得意で一人で自由に行動できる駐妻は嫉妬される

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その地域の駐妻社会のメンツにもよりますが、語学に不自由せずに一人で行動できるような奥様はどうしても目立ってしまい、やがて嫉妬されることもあります。

先にご紹介したように多くの駐妻は語学が苦手で一人で行動できる人が少なく、加えて自分と同じような人が大好き。一方で、そうではない人の出現は面白くなく、何かにつけて非難しがち。

「私、語学が全然ダメなんです〜」「わからないことだらけなので色々教えてください!」というような新入りは駐妻コミュニティから大歓迎されるのですが、自由に行動できて生活に困っていないようなタイプはお局駐妻から目をつけられ、あることないこと言われてしまうことがよくあります。まるで中学生のグループのような社会とも言うべきでしょうか。

恐ろしい駐妻ヒエラルキー

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駐妻の中には海外生活をしていると言うだけで妙なステイタス感覚を持ち、「ヒエラルキー」を意識する人も少なくありません。政府関係の仕事をする夫、いわゆる高収入で知られる大企業に勤める夫を持つ中年以上の駐妻に多いのですが、夫の勤務先やポストなどで他の奥様をマウンティングし、やたらと見栄を張る人も。

「この前、大使夫人とお茶してね〜」とか「〇〇会社(高収入系)の〇〇さんの奥さんとはすっごく親しくさせてもらっているのよ〜」と地位のある夫を持つ奥様との交友関係を得意げに話す。

ちなみに大使夫人はどこでも特別な存在で、この大使夫人にやたらとゴマをすって「お友達」になる努力を惜しまない奥様も多く、なんとも不思議な世界。

「〇〇の会」が大好きな駐妻

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そして駐妻が大好きなのが「〇〇の会」。筆者が住んだことのある国ではお茶会、トランプの会、お料理の会など毎週のように盛り沢山でした。娯楽がほとんどない国や地域では気晴らしになるイベントですが、結局そこでなされる会話といえば、日本人の噂話からご主人の愚痴がほとんど。

退屈な会話がストレスで、語学の勉強やボランティアで忙しかったこともあり筆者は脱退することに(もちろん角が立たないように、忙しいという理由で説明)。

しかしどこかで奥様たちに会うたびに「みんな来てるのになんで来ないの? 毎日何してるの?」と、参加しないことが非常識であるように言われたり色々詮索されたりと、集団行動が苦手な筆者にとっては大変窮屈でした。

一度参加すると面倒だらけ!駐妻ライングループ

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便利なSNSですが、群れるのが苦手な駐妻にとっては極めて面倒なツール。赴任当初に誘われてどうしても断れず駐妻のライングループに参加してしまったのですがこれが後々後悔することに・・・。

ライングループのトークでは噂話などどうでもいい内容が毎日のように飛び交い、気づいたらメッセージ数が100を超えるなんてことは日常茶飯事。

あまりにもうっとおしくて放置していたところ、個別のメッセージが来たりとまあ大変でした。駐在する以上日本人コミュニティは避けられるものではありませんが、群れるのが苦手というタイプの人はSNSグループの参加はどうにか理由をつけて最初に断っておいてもいいでしょう。

夫婦仲が悪くなることも

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慣れない海外暮らしで大変なのは奥様だけでなく、夫側も然り。言葉の問題に加え、仕事でそれなりの成果を出さなければいけないのはかなりのプレッシャーでしょう。ご主人が毎日残業で帰宅が遅く、週末は接待ゴルフでほとんど家にいないという奥様もかなりおられました。忙しいご主人は自分のことで精一杯で奥様を気遣う余裕がなくなってしまい、奥様はどんどん不満がたまってしまうこともありがち。

奥さん「あなたのせいでこんなところまでついて来たのに、何でもっと気を使ってくれないのよ!?」
ご主人「俺だって仕事で大変なんだ! わがまま言うなよ!」というような夫婦喧嘩はおそらくどの家庭でも珍しいことではないでしょう。

さらに性産業が盛んな国や地域ではこれ幸いと弾けてしまう夫も少なくなく、女性問題が夫婦仲の亀裂の原因になってしまうなんてことも。駐在をきっかけに結婚するカップルも多いのですが、絆が深まりそうな海外新婚生活が、逆に慣れない環境やストレスのせいで奥様だけ帰国したり、離婚になってしまったというケースも決して珍しくないようです。

公共交通機関がなく、自由に家から出れないことも

閉塞的なコミュニティーや泥沼の人間関係も!現実の駐妻ライフ

「駐妻は毎日運転手付きの車で自由にお出かけするんでしょ?」と聞かれたことがありますが、みんながみんなそうではありません。もちろん会社によってルールが違いますが、公共交通機関がなく徒歩の移動が困難な地域でも奥様専任の運転手がつかないこともあります。

社有車を手配してもらっても他の奥様と共有だったりとなにかと不便。前もって予約が必要な場合もあり、出かけたい時に出かけられないのはかなりのストレスに。

危険度が高い地域などでは運転が禁止されている会社もあり、奥様が一人で自由に外出しづらくなってしだいに引きこもりがちになり、結果的に鬱気味になってしまうことも少なくないのです。

以上、筆者が感じた駐妻あるあるを勝手にご紹介してみました。

あくまでも群れるのが苦手タイプの筆者が感じたことなので、そうではないタイプの奥様にとっては逆に駐妻生活はバラ色なのかもしれません。

異国で生活する上で同じ国の人間と助け合うのは本来大変心強いこと。これから駐在の予定をお持ちで狭い駐妻社会で上手にやっていけるか心配な方は「適度な距離感」を心がけて、かけがえのない海外生活を謳歌してくださいね。

[All Photos by shutterstock.com]

PROFILE

桜子

sakurako ライター

元証券トレーダーの元駐在妻。発展途上国から先進国まで4カ国の駐在を経験。女子会や女子トークが大の苦手で、閉塞的な駐妻コミュニティーに馴染めずに鬱になったことがある。

元証券トレーダーの元駐在妻。発展途上国から先進国まで4カ国の駐在を経験。女子会や女子トークが大の苦手で、閉塞的な駐妻コミュニティーに馴染めずに鬱になったことがある。

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