なんだかんだ言っても、やっぱりみんなお金が大好き。お金持ちになりたくない人なんておそらくいないのではないでしょうか。
数多くのパワースポットが点在する京都ですが、強力な金運パワーのご利益があるとされる神社もあるんですよ。
二条城からほど近い閑静な住宅地に佇む「御金神社」。ちなみに「御金」と書いて「みかね」と読みます。まばゆいばかりに黄金に輝く鳥居がものすごいインパクト!神社の名前といい、鳥居といい、まさに金運がアップしそうな雰囲気が漂います。
1883(明治16)年に建立された御金神社。ご祭神は金山毘古神(かなやまひこのみこと)。剣や刀、鏡、鍬などの金属全般を司る神様で、金、銀、銅などの金属が通貨に使われることから、近年では証券や不動産など資産運用の神様としても崇められているのだそう。小さな神社ながらも参拝者がひっきりなしに訪れ、大変賑わっていました。
拝殿の瓦紋や提灯の至るところに「金」の文字が施され、さらに鈴緒(すずのお)までもが金色!見ているだけで超強力な金運パワーが授かれそうです。
御金神社で特に目立つのがこちらの数えきれないほどの絵馬。
絵馬は御金神社の御神木であるイチョウをモチーフしたデザイン。奉納されている絵馬をチラッと見てみると「宝くじで高額当選しますように」「ロト7で大金が当たりますように」「競馬で万馬券が当たりますように」など宝くじの当選やギャンブルでの勝利のお願い事が目立っていた印象。筆者が訪問したのは12月だったので、有馬記念で一攫千金を願う絵馬も多くありました。
さらに「借金が早く返済できますように」「老後の資金が貯まりますように」「企業資金が早く貯まりますように」「お金持ちの素敵な男性と結婚できますように」「以前参拝して競馬でかなり勝たせてもらったので、次は宝くじで高額当選できますように」などお金への正直すぎる欲望の数々が垣間見れ、すがすがしささえ感じられました。やっぱり人間はお金が大好き!
境内には金運アップにまつわる御守りなども販売。
絵馬もこちらで購入可能(500円)。表は金色で「金」の文字が赤色で書かれており、ゴージャス感たっぷり!
神札から御守りまで見事な金色!「おたから小判」はお財布の中に入れておくだけで金運が期待できるのだそう。
縁起がよさそうな絵が描かれている「夢枕」。枕の下に敷いて寝ると、金運の夢を見られるのだとか。
御金神社は地下鉄「二条城前駅」や「烏丸御池駅」からそれぞれ徒歩約8分。京都を旅した時は、日本屈指の金運アップパワースポットで強力なご利益をいただいてみてはいかがでしょか?
住所 京都市中京区西洞院通御池上ル押西洞院町618
[All photos by Nao]