京都のラーメン文化を牽引してきた老舗
京都駅から歩いて約8分にある「新福菜館 本店」。隣には同じく京都を代表する人気ラーメン店「第一旭」が営業。ともに京都のラーメン文化を牽引してきた老舗であり、長年に渡ってファンに愛され続けています。
昔ながらの中華料理店といった雰囲気の店内。懐かしい空間がほっと落ち着けます。
ラーメンメニューは「中華そば」のみで勝負する潔さ。特大や小などサイズを選べるのもうれしい。
「中華そば小(600円)」。真っ黒なスープが抜群のインパクトを放つ中華そば。もはや丼の底が見えないほど!
中央には鮮やかな九条ねぎがたっぷりとトッピング。爽やかな香りがたまりません!
早速スープからいただいてみましょう。鶏ガラと豚骨ベースの出汁に秘伝の醬油ダレをブレンドしたスープは、真っ黒ながらも塩味が強い訳ではなく驚くほどすっきり!さまざまな素材の旨味や深みが存分に感じられます。
薄くスライスされたチャーシューはとても柔らか。醤油がしっかり染み込んでいてコクのある味わい。
麺はやや太めのストレート。もちもちとした歯ごたえがあり喉越しが抜群!九条ネギのシャキシャキした食感と爽やかな香りがアクセントになり、スープ、麺、チャーシューが絶妙な一体感を奏でています。
必食したい「ヤキメシ」
中華そばとともに必食したいのが「ヤキメシ」。中華そばと同じ醤油ダレで炒められ、濃い色ながらも意外とあっさり。醤油の焦げた香ばしさがたまりません!
お米の一粒一粒が極上のパラパラ感!チャーシューや九条ねぎ、玉子とも見事に融合。口の中に旨味と香ばしさが広がり、おいしすぎてあっという間に完食してしまいました・・・。
京都のラーメン文化を牽引してきた老舗「新福菜館 本店」。極上の旨味が溶け合う、真っ黒なスープやヤキメシをぜひ体感してみてはいかがでしょうか?
[All photos by Nao]