フランス語でドラッグストアは、Pharmacie。「ファラマシー」と発音します。緑の十字形の看板が特徴的。どの街にもだいたいドラッグストアはあり、品揃えは基本的に変わらないように思います。フランス在住の筆者がおすすめするフランスのファラマシーで買えるお土産を現地から紹介します。

ハーブティー

昔ながらの自然治療に関心を持つ人が増えてきているフランス。ドラッグストアでは、人気の自然治療の一つ、ハーブティーを購入することができます。ファラマシーで目にするのは、例えば、睡眠、ストレス解消、消化、母乳のためのハーブティーなど。副作用もないので、安心して使用できるのは嬉しいですね。

薬局コスメ

アヴェンヌやコーダリー、ビオデルマなど、日本で人気のあるフランスの薬局コスメは、基本的にどこのファラマシーでも購入することができます。薬局コスメは、お値段も比較的お手頃で優れものが多いと、多くのフランス人女性が使っています。

女性へのばらまき土産には、ビオデルマのクレンジングウォーターやコーダリーのミストなど、小さいサイズのコスメが最適。持ち帰りやすいのも嬉しいですね。

アロマオイルを使った製品

日本ではあまり見かけませんが、フランスではアロマオイルを使った薬用製品が多く販売されています。化学薬品ではないので、安心して使えるのが嬉しいところ。除菌スプレー、虫除けスプレー、喉スプレーなどがあります。なかなか換気も難しい冬は部屋にウィルスがこもりがち。空間を除菌するスプレーのお土産は、いかがでしょうか。

また筆者おすすめはこちらの安眠のスプレー。興奮して眠れないときなどに、気持ちを落ち着かせてくれる効果があります。子ども部屋にも使うことができますよ。

サプリメント

フランスの薬局では、サプリメントが比較的安価に購入することができます。日本ではなかなか見かけない、オーガニックのサプリメントが、おすすめ。日本では存在しないハーブのサプリメントなどもあるので、効能など事前に調べる必要はありますが、美容や病気の予防に気をつけている方へのお土産に良いのではないでしょうか。実際筆者の周りでは、サプリメントのお土産は好評ですよ。

フランスには、コスメだけではなく、ハーブやアロマを使った製品が多く販売されています。化学製品ではないので、どんな方にも贈りやすいのではないでしょうか。お土産は相手を思いやって贈りたいもの。是非ともフランスのドラッグストアで、特別なお土産を探してみてください。

[All photos by Nanako Kitagawa]

北川菜々子

Nanako Kitagawa ライター

2007年よりフランス在住。パリ第八大学大学院を卒業。専攻は文化コミュニケーション。趣味は映画、読書、写真、雑貨、料理、街歩き、カフェ巡り。初めて訪れたその日からすっかりパリの街に魅了され、今日も旅をするようにパリの街を歩き回る。