タイの王族の味を再現!手に入りやすい材料で作る、簡単グリーンカレーレシピ

Posted by: 鳴海汐

掲載日: Mar 25th, 2018

バンコクを訪れた際、タイ王族が経営し、伝統のレシピでつくる本格カレーが味わえるお店に行きました。その味が普段筆者がつくっているものとほぼ同じだったので、レシピを紹介したいと思います。比較的手に入れやすい材料を使いますし、簡単です。

タイの王族の味を再現!簡単グリーンカレーレシピ

3年ほど前にバンコクを訪れた際、タイ王族が経営し、伝統のレシピでつくる本格カレーが味わえるお店に行きました。その味が普段筆者がつくっているものとほぼ同じだったので、レシピを紹介したいと思います。市販のペーストなど比較的手に入れやすい材料を使いますし、簡単です。

タイの王族の味を再現!簡単グリーンカレーレシピ

王族の味は?

前回のバンコク行きはトランジットで、半日だけの滞在でした。そこで、王道ど真ん中、まさに本物のグリーンカレーの味を確かめることを目的としました。訪れたのは、Kalpapruekというレストランです。

タイの王族の味を再現!簡単グリーンカレーレシピ

出てきたグリーンカレーは、甘すぎず、十分辛いけど、うまみがあって、ナンプラーがふわりと香り、でも効きすぎないから塩辛くないというもの。

同時に思ったのは、いつもの自分がつくるグリーンカレーとほぼ同じ味だということでした。

というわけで、いつものつくりかたをご紹介します。家族の大好物で、いろいろな人に褒めてもらったので自信をもっておすすめします。

材料

タイの王族の味を再現!簡単グリーンカレーレシピ

メープロイのグリーンカレーペースト 50g(1袋)
チャオコーのココナッツミルク 400cc (1缶)
コブミカン(ライムリーフ)の葉(ドライ) 3枚程度
ナンプラー 大さじ1
鶏ガラスープの素(顆粒)小さじ1
砂糖 大さじ1

鶏もも肉 1枚程度(220g)
ゆで筍 175g
パプリカ 1/2個
ピーマン 1個
なす 1/2本(70g)
いんげん 8本

カレーペーストは、バンコク伊勢丹で色々買ってみましたが、日本でも手に入りやすいメープロイが味のバランスが抜群にいいです。カルディや成城石井などでみかけます。イギリスやドイツでも買っていました。

ココナッツミルクは、チャオコーのものが固形分が多くクリーミーで濃厚です。他のものでは水っぽいこともあります。

野菜はお好みで、適量で。鶏肉はむね肉でもOKです。今回はお買い得品の若鶏もも肉のため、筋が多めになっています(笑)。

つくりかた

ココナッツミルクの白い塊をスプーンで何杯かすくい、鍋に入れる。その上にカレーペーストをすべて入れて混ぜ合わせながら弱火で熱し、香りを立てる。ココナッツミルクが油代わり。

タイの王族の味を再現!簡単グリーンカレーレシピ

鶏肉を入れ、表面の色が変わるまで加熱する。

タイの王族の味を再現!簡単グリーンカレーレシピ

野菜を入れて軽く炒めたら、残りのココナッツミルク、鶏ガラスープの素、コブミカンの葉を入れる。

タイの王族の味を再現!簡単グリーンカレーレシピ

具に火が通るまで煮る。弱〜中火で蓋をして10〜15分くらい。ときどき様子をみてかき混ぜる。

ナンプラー大さじ1、砂糖大さじ1を入れ、弱火でかき混ぜて味をみる。もし甘さが強すぎればナンプラーを加え、しょっぱければ砂糖を加える。自分の舌を信じて!

タイの王族の味を再現!簡単グリーンカレーレシピ

ポイント
メープロイのパッケージにある「グリーンカレーのおいしい作り方」には水を加えるとありますが、このレシピでは入れません。ストウブなど水分が飛びにくい鍋で調理をしていますので、ドロドロになったら、少し水を加えてくださいね。

[All photos by Shio Narumi]

PROFILE

鳴海汐

Shio Narumi ライター

イタリアはフィレンツェとタオルミーナの料理留学、イギリスはウエストン・スーパー・メアとケンブリッジの花留学を経て、現在はロンドンと神奈川を行ったり来たり。飛行時間の大幅短縮が実現するよう、心から科学の進歩を願う水瓶座。

イタリアはフィレンツェとタオルミーナの料理留学、イギリスはウエストン・スーパー・メアとケンブリッジの花留学を経て、現在はロンドンと神奈川を行ったり来たり。飛行時間の大幅短縮が実現するよう、心から科学の進歩を願う水瓶座。

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