日本人の女性旅行者は、海外で「軽く」見られるというような話を聞きます。この評価は本当なのでしょうか? その真偽を確かめる目的で、「日本人の女性旅行者を引っかける方法」を英語で「How to pick up…」とgoogleに打ち込んでいくと、なんとサジェストワードとして「Japanese girls」だとか「Japanese travelers」「Japanese tourists」といった言葉が自動的に出てきます。
日本人旅行者が「軽い」かどうかは別として、少なくとも海外旅行中の日本人女性を引っかけようと情報を英語で検索する人が居る事実だけは確かなようです。実際にヒットしたページを読んでみると、自分がいかに日本人女性の旅行者を引っかけ、性的関係に持ち込んだかといった武勇伝のような「ノウハウ」を公表しているサイトも複数あります。
そこで今回は、そうした「武勇伝」から分析できる、色男たちの手口を紹介したいと思います。ゴールデンウィークに海外に行くという女性は、早速チェックしてみてくださいね。
色男のテクニックその1:地図を見ている女性に道案内を申し出る
最初の手口は、親切を装った道案内です。色男いわく「日本人旅行者は、地図を見ていたり、記念撮影のために写真を撮っていたりする」ため、簡単に見極めがつくのだとか。確かに在住者は地図を見ませんし、記念撮影もしませんよね。
『話を聞かない男、地図が読めない女』(主婦の友社)というようなベストセラーが過去にもありましたが、海外の町中を歩いていて方向が分からなくなってしまい、苦手ながらも地図をチェックするという女性は多いのではないでしょうか。
そうした道に迷い、地図をチェックしている日本人女性を見つけると、色男はしばらく距離をとって観察し、タイミングを見て笑顔で「Do you need any help?」と話しかけていくみたいです。「ここに行きたい」と日本人女性が地図を指差すと、「ちょうどその方向に行くから、連れて行ってあげるよ」と申し出るそう。移動中は無邪気な会話を楽しむみたいですね。
その後がポイントとなります。目的地に着くとあえて「これから友だちと約束があるから」と、色男はすんなりと自分から帰るのだとか。ただ、別れる前に「また今度、この町をいろいろと紹介したいんだけど、どうかな?」みたいな感じで、big smileで切り出すと言います。巧みな戦術ですね。「悪い人じゃない」と安心させつつ、「地元の人にいろいろ連れていってもらえる」という期待感を与えるのですね。
メールアドレスなどを交換した上で、旅行者の滞在中に再会し、町を連れ回し、お酒を飲んで、女性のホテルに一緒に戻り、その晩はもちろん、滞在期間中ずっと性行為を満喫したと語られています。挙句の果てには、女性が帰国するに及んで、「probably back to her Japanese boyfriend hehe. (たぶん、日本人の恋人のところに帰っていった(笑))」と、悪びれずに語っています。同様の行為が上述の色男には8回以上もあると言いますから、要注意の手口ですね。
色男のテクニックその2:同時進行で何人もの旅行者に片っ端から声を掛ける
最近は知りませんが、東京の新宿にあるアルタの裏あたりから歌舞伎町の方に歩くと、「スカウト通り」と呼ばれる通りで、男性たちが町行く若い女性に片っ端から声を掛けている姿を目にしました。一方でかつての大学の同級生は、在学中にイベントサークルを主催していたため、渋谷のセンター街で片っ端から若い女の子に声を掛け、イベントに勧誘をしていました。
このような特別な事情がある男性であれば、町行く若い女性に片っ端から声を掛けますが、そうでない「一般的」な日本人男性は、町行く女性に片っ端から声を掛けません(掛ける勇気はありません)よね。奇麗な女性を見て、口笛を吹いて関心を引くような行為もしません。
そうした「passive(受け身)」な日本人男性に慣れている日本人女性に対して、ゲームのように「positive」にアタックしていく色男は少なくないようです。「なんで日本の男は、俺たちと同じようにやらないの?」とのコメントも。
日本人の女の子に声を掛ける場合、欧米流に道をさえぎって無理やり女の子の歩みを止めさせるのではなく、「walk with them(一緒に歩け)」といった情報まで一部に出ています。思えば上述した「スカウト通り」でも、プロの方は声を掛けるとき、女性の歩みを無理やり止めさせるのではなく、横で一緒に歩きながら、話術巧みに歩みを止めさせていました。
国内外で「活躍する」筆者の古い友人の日本人ドンファン(色男)にも確認してみましたが、適当に理由を見つけては笑顔で話しかけ、「抵抗力の弱い」日本人女性の断り下手な弱点を知り抜いた上で、冗談を繰り返し、笑わせて歩みを止めさせ、友だちになってしまう方法は確かに効果的なのだとか。「笑わせたら勝ち」という名言もありました。
そうした当たって砕けろ作戦の色男は、同時進行で何人もの女性と肉体関係を楽しんでいるそう。「3 different girls in the same day(同じ日に、3人の女の子)」と楽しんだ日もたまにあったと豪語する色男の言葉もネット上には見られました。
「まあ、旅先のワンナイトラブもありかな」と受け入れるのであれば本人の自由ですが、相手の声の掛け方に慣れを感じる場合は、膨大な数の女性経験を持つ男性の可能性が高いです。その分だけ、性感染症などのリスクも上がると肝に銘じておきたいですね。
色男のテクニックその3:日本人女性を「落としやすい国」で引っかける
驚くべき話ですが、「いかに旅行中の日本人女性を引っかけるか」といった質問が、英語圏のQ&Aサイトに普通に出ており、色男たちが意見を熱心に交換しています(公平に言えば、日本語のサイトにも「いかに外国人女性を落とすか」といった類の情報が出回っていますが・・・)。
そのやりとりを読んでいると、「日本人の女の子は自分の国に居るときにはガードが堅いのに、旅行中ははめを外す」といった認識を、世界の色男が持っていると分かります。特に、日本人の女の子を引っかけるためには、「go to India or Thailand(インドかタイに行け)」というアドバイスを送る色男の存在まで確認できます。実際にタイやインドで、日本人の旅行者と性的な関係を楽しんだという成功例を披露する色男のコメントもありました。
確かに日本人がインドに行くときは、日本で培った人生観を超越するような何かを求めて出かけるといったケースも多いと思います。タイも訪れるエリアによってどこか似たような雰囲気があり、さらにタイは日本人女性にも人気の旅先です。インドやタイでは「ちょっとくらい、何かが起きても仕方ないかな」といった心理がどこかで日本人女性に働いてしまうのかもしれず、その心理を知り抜いた色男たちが、上述した道案内などの手法を駆使して、接近してくるのかもしれませんね。
名前が挙がる旅先としては、他にもハワイ、グアムが名指しされています。ハワイ、グアムは日本人の女の子に人気の旅先ですし、南国の開放感が、普段よりも女子のガードを下げさせてしまう可能性もあるはず。
色男たちは確実に、その心理を見抜いていた上で接近してきます。もちろん繰り返しますが、旅先の一時的な関係を割り切って望むのであれば別です。しかし、望まない関係に半ば断り切れないまま流されていかないためにも、あらかじめ色男たちの手口を知っておいて損はなさそうですね。
以上が、世界の色男たちの代表的なテクニック。自分を守るためにも、相手の出方を熟知した上で、旅に出かけたいですね。
[How to pick up Japanese chicks without blowing a pile of money in Japan – Roosh V forum]
[Picking up female Tourists in your own city. – SoSuave]
[What Do Pickup Artists Around The World Think Of Japanese Girls? “Easy Targets” – Sora News24]
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