ファーストキスの年齢が最も早い県、遅い県は？【ちょっと面白い都道府県ランキング】

北から南まで47都道府県、小さな日本なのに風土、文化、方言、県民性がそれぞれ違います。そして同じ日本人であっても、考え方や気質、肌色、体型も異なりますね。

TABIZINEでは、各都道府県が持つ個性に着目し、「ちょっと面白い都道府県ランキング」をシリーズでお届けいたします。

あなたのファーストキスっていつだった？

恋愛ニュースサイト「ラブリサーチ」が、2014年3月1日から4月12日にかけて全国2,350人の女性を対象に実施した「都道府県ファーストキス調査」。47都道府県で、どの県がおませで、どの県が奥手なのでしょう。ランキングは、県全員に聞いたわけではなく一部が対象ですので、参考としてご覧くださいね。

ファーストキスが遅い県　トップ3

ファーストキスは全国平均より遅めという、奥ゆかしい女性の多い県。土地柄が影響するようです。

３位　石川県　18.7歳

家柄優先の保守的な傾向

長町武家屋敷　金沢市

加賀百万石の石川県。しっとりと落ち着いた町並みのように、県民性もおっとりと控えめな人が多いと言われます。現在でも「家柄」や「お家大事」を重んじる傾向があるため、自分の気持ちを優先出来ない場合もあるようです。

1位　奈良　19.1歳（同率1位）

恋愛はスローペースで

奈良

いにしえの都奈良。独特のゆったりした空気が流れる奈良県は、人柄にも反映されます。温厚で穏やかな、のんびりやさんが多いと言われます。恋愛はスローペースで時間がかかると言われ、急かされずにゆっくりと相手を見極める傾向。

1位　愛知　19.1歳（同率1位）

男性がうっかり手を出せない事情がある

やっぱり名古屋城

織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑所縁の地、愛知県。世が世なら、お姫様と呼ばれるお嬢様がいるのかも？昔から栄えている町なので、お金持ちが多く、お嬢様が多い土地柄。「名古屋嬢」とも呼ばれます。愛知県女性のファーストキスが遅いのには、男性が迂闊に手を出せない事情があります。

愛知県にフォーカスして、理由を分析してみましょう。

愛知県といえば、名古屋嬢！

（写真はイメージです）

名古屋嬢はお金持ちのお嬢様であることが必須条件で、ブランド品を身に付け、仕事は「家事手伝い」でなくてはならないそうです。「名古屋嬢」とはファッションではなく、ステイタスを意味するとか。

「名古屋巻き」と呼ばれるヘアスタイルが流行った（写真はイメージです）

名古屋嬢の髪形と言えば、大きく内巻きにした巻き髪。「名古屋の女の子は『かわいく見せる』が基本」、「親との同居率が高い名古屋では、上品な巻き髪は親も公認」。「名古屋巻き」と呼ばれずとも人気が高く、ヘアスタイルは今も人気のようです。

結婚を重んじる土地柄

「家柄」や「格式」を重んじる土地柄で、古風な価値観を持つ、保守的な女性が多いと言われます。また愛知県に対する愛着が強く、母娘の仲が良いため、県外へ離れることが少ないようです。

娘が3人いたら家が滅びる

名古屋では「娘が3人いたら家が滅びる」と言われるほど、結納や結婚式に大金を使う事は周知の事実。近所に嫁入り道具のお披露目、嫁入り道具を数台（またはガラス）のトラックで運ぶ、結婚式では「菓子まき」など、独特の結婚式にまつわる風習がありました。現在では簡略化されているようですが、「菓子まき」は残っているようです。

また、結婚式の披露宴では名古屋の代表料理が出るそうです。「ひつまぶし」が最も多く、そのほか「手羽先」、「ミソカツなど味噌系料理」など。名古屋人の結婚式に呼ばれてみたいですね。

ひつまぶし

愛知県女性が奥手な事情が理解出来た気もしますが、データは2014年のものなので、また状況は変わっているかもしれませんね。

ファーストキスが早い県　トップ３

では、ファーストキスが早い県が早い県はどこでしょう。

全国で最も早い「東京」（16.3歳）は、都会ゆえ早熟なのかもしれません。2位が「秋田美人」の秋田県、3位は長崎県でした。全国の平均年齢は17.7歳（高校2-3年生）だそうです。

ファーストキス都道府県ランキング

(C) ラブリサーチ

47都道府県一覧は上記の通り。ファーストキスが遅かろうと早かろうと、あなたの素敵な恋の思い出が大事。年齢は関係ありませんので、参考にご覧くださいね。

[エルシーラブコスメティック・都道府県別ファーストキス調査]
[Photos by shutterstock.com]

PROFILE

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。