舞妓さんや芸妓さんにも愛される!あっさりした京中華が絶品の「糸仙」

Posted by: Nao

掲載日: Jun 1st, 2018

油やニンニクがたっぷり使われる中華料理。ですが京都では、舞妓さんや芸妓さんなどのお客さんが多いこともあって、匂いの強いものが控えられあっさりした中華料理が愛されて続けています。今回はそんな「京中華」を代表し、リーズナブルに極上のメニューを味わえる「糸仙」をご紹介しましょう。

舞妓さんや芸妓さんにも愛される!あっさりした京中華が絶品の「糸仙」

京都最古の花街に佇む「糸仙」

舞妓さんや芸妓さんにも愛される!あっさりした京中華が絶品の「糸仙」

北野天満宮からほど近い、京都最古の花街として知られる上七軒。石畳や古い町家が残り京都らしい和の情緒が漂います。

舞妓さんや芸妓さんにも愛される!あっさりした京中華が絶品の「糸仙」
知らなければまず見つけられなさそうな細い路地に佇む「糸仙」。中華店ながらも風情ある街に溶け込む和の外観。人気店なので必ず予約しておきたいところです。

舞妓さんや芸妓さんにも愛される!あっさりした京中華が絶品の「糸仙」
一階はカウンター席と小上がり席。

舞妓さんや芸妓さんにも愛される!あっさりした京中華が絶品の「糸仙」
メニューは全て1,000円以下とリーズナブル。敷居が高いお店が集まる花街において、このお値段設定はなんともうれしい。

あっさりながらも極上の旨味と深みを堪能できるメニュー

舞妓さんや芸妓さんにも愛される!あっさりした京中華が絶品の「糸仙」
「春捲(800円)」
一般的な春巻の皮と違ってこちらは卵の皮で巻いて揚げもの。小さめにカットされていますが、これは舞妓さんや芸妓さんのおちょぼ口でも食べやすいように、という心配りなのだとか。 香ばしい香りがたまりません!

舞妓さんや芸妓さんにも愛される!あっさりした京中華が絶品の「糸仙」

中身は餡でまとめたものではなく、細切りのタケノコがぎっしり。皮のパリッと感とタケノコシャキシャキ感が絶妙!糸仙で使用される油はサラダ油がメイン。春巻なのに全く油っこさがありません。

舞妓さんや芸妓さんにも愛される!あっさりした京中華が絶品の「糸仙」
「すぶた(750円)」
まるでハチミツのように輝く餡が美しい、酢豚。花街では匂いがご法度ということで、玉ねぎやピーマンは使わないのだそう。

舞妓さんや芸妓さんにも愛される!あっさりした京中華が絶品の「糸仙」

豚肉は赤身を使用しているのであっさり。餡は酸味を抑えたまろやかな味わい。具は豚肉とパイナップルのみとシンプルなだけに、より一層おいしさが引き立ちます。完璧な引き算によって素材のポテンシャルを際立たせたというべき逸品!

舞妓さんや芸妓さんにも愛される!あっさりした京中華が絶品の「糸仙」
「ピーマンと牛肉の炒め(850円)」
牛肉の細切り、ピーマン、タケノコが鮮やかなコントラストを奏でる炒め物。牛肉の旨味がたっぷり感じられながらも決して油っぽくはありません。オイスターソースの香りやコクも秀逸!

舞妓さんや芸妓さんにも愛される!あっさりした京中華が絶品の「糸仙」
「焼売(400円)」
豚肉がしっかり詰まった焼売。一個のボリュームが大きいので食べ応えも抜群。こちらもあっさりとしているのに、限りない深みが感じられます。

舞妓さんや芸妓さんにも愛される!あっさりした京中華が絶品の「糸仙」
「やきめし(500円)」
ご飯一粒一粒が見事なパラパラ感の焼き飯。具材は定番ながら素材それぞれのおいしさが見事に調和していて極上の味わい。

どのお料理も上品ながらも、素材が持つおいしさを最大限に際立たせた糸仙の極上中華。
京都ならではの中華を堪能したい時は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

糸仙
住所 京都府京都市上京区真盛町729-16
電話 075-463-8172
営業時間 17:30~21:00
定休日 火曜、第3水曜
[食べログ]

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PROFILE

Nao

Nao ライター

メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


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