【京都】心を奪われる重厚感!名物ウィンナー珈琲で寛ぎたい純喫茶「築地」

Posted by: Nao

掲載日: Jul 17th, 2018

古くから喫茶文化が根付く京都には、老舗純喫茶が充実。どこか懐かしいレトロな空間は旅のひと休みにもピッタリ。今回は、京都においてウインナーコーヒーの発祥の喫茶店とも言われる「築地」をご紹介しましょう。

【京都】心を奪われる重厚感!名物ウィンナー珈琲で寛ぎたい純喫茶「築地」

別世界のような雰囲気漂う、創業昭和9年の老舗純喫茶

【京都】心を奪われる重厚感!名物ウィンナー珈琲で寛ぎたい純喫茶「築地」

京都屈指の繁華街、四条河原町。大通りから少し入った細い路地に「築地」は佇みます。多くの観光客で賑わうこのエリアにおいて、まるで時が止まったかのようなノスタルジックな外観が印象的。

【京都】心を奪われる重厚感!名物ウィンナー珈琲で寛ぎたい純喫茶「築地」

ドアを開けるとまず目に飛び込むのは、西部劇に登場しそうなウェスタンな開き扉。床には独特の色彩が美しいタイル。これは泰山タイルと呼ばれるもので、大正時代や昭和30年代頃までに製作された現在では大変貴重なタイルなのだそう。

古き良き時代を想わせる、華麗な空間

【京都】心を奪われる重厚感!名物ウィンナー珈琲で寛ぎたい純喫茶「築地」

外観だけでなく店内も重厚感たっぷり。赤いベルベット張りの椅子、琥珀色のランプが華麗な雰囲気によく映え、まるでタイムスリップしたかのような気分に。

【京都】心を奪われる重厚感!名物ウィンナー珈琲で寛ぎたい純喫茶「築地」

所狭しとアンティークや調度品が飾られ、古き良き時代の香りたっぷり。

【京都】心を奪われる重厚感!名物ウィンナー珈琲で寛ぎたい純喫茶「築地」

年季の入ったガラス戸棚にはクラシックレコードがズラリと収納。

コクとまろやかさが心まで染みる、ウィンナー珈琲

【京都】心を奪われる重厚感!名物ウィンナー珈琲で寛ぎたい純喫茶「築地」

せっかくなのでここは名物のウィンナー珈琲(650円)をいただいてみましょうか。店内にはクラシックが流れ、なんとも優雅なひと時に。

【京都】心を奪われる重厚感!名物ウィンナー珈琲で寛ぎたい純喫茶「築地」

やや濃い目に淹れられた珈琲にクリームがまろやかさをプラス。植物性のコーヒーフレッシュしか手に入らないような終戦直後、初代があえて本物にこだわって純正クリームを使用したのがはじまりなのだとか。別世界のような雰囲気で味わう一杯は、心まで染みるおいしさです。

ノスタルジックで優雅な時間が流れる「築地」。
次の京都旅では重厚感ある空間で、古き良き時代に思いを馳せながら珈琲を味わってみてはいかがでしょうか?

築地
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26001588/
住所 京都府京都市中京区米屋町384-2
電話 075-221-1053
営業時間 11:00~21:30

[All photos by Nao]

PROFILE

Nao

Nao ライター

メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


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