オランダのお土産といえば?
オランダ定番のお土産といえば、可愛い缶に入ったワッフル、木靴とか、木靴の形をしたキーホルダーなどが思い浮かびます。何か新しいものがないかなとお探しなら、Tony’s Chocolonley(トニーズ チョコロンリー)がおススメです。
ポップなパッケージに、様々なテイスト。それに、フェア・トレードというコンセプトがその基本にあります。お土産にチョコレートを渡しつつ、フェア・トレードについて話をするのも素敵だと思います。
正統派から変わったものまで、フレーバーがいろいろ。
トニーズ チョコロンリーは、オランダのどこのスーパーマーケットでも売っていてごく一般的なチョコレートなんですが、今のところまだ日本で本格的に販売しているお店はないようです。
現在、その定番フレーバーは11種類です。その中でも次のような特徴のあるフレーバーが気になります。
甘しょっぱい味がおいしいのは世界共通かも。癖になる味です。
• ダークミルクプレッツェルトッフィー
砕いたプレッツェルに甘いトフィーがコーティング。口当たりも楽しめます。
• ホワイトラズベリーシュガークラッカー
ラズベリーの爽やかな甘さと、ホワイトチョコレートのまろやかな甘さがマッチ。
定番フレーバーは180gの大きなバーが3ユーロとお手頃です。ほかに、50gくらいの小さなバーもあって、そちらは1.3ユーロ。
そして、季節限定商品も。母の日の「ダークマザー」、クリスマスの「ミルクワイン」、イースターには小さなサイズをまとめたパッケージなどが登場しています。
自分でパッケージをデザインできる!
そのパッケージがかわいいんです。すべてのフレーバーの基本デザインは統一されていますが、それぞれレインボーカラー(実際には7色より多いんですが)の1色のイメージカラーが使われています。並べてみるとかなりポップです。トニーズ・チョコロンリー本社にある店舗の壁に、色とりどりのパッケージが積まれています。
それにチョコレート自体のデザインもとてもポップ。切れ目が複雑に入っているので、いろんな形に切り取って食べることができるので楽しめます。
自分でチョコレートのテイストを選び、パッケージのテンプレートから好きなものを選ぶこともできます。「ありがとう」とか「おめでとう」といった言葉がデザインされています。さらに面白いのは、好きな写真を入れたり文字を配置したオリジナルのデザインで注文することができるんです(今のところ、オランダ国内のみ)。特別な人に特別なメッセージを送るには最高ですよね。
トニーズ・チョコロンリー スーパー・ストアがオープン!
アムステルダムの中心、に、トニーズ・チョコロンリーの新しい直営店「スーパー・ストア」がオープンしました。
全ての定番チョコレートの他に、直営店限定(ウェブ販売を含む)のテイストも販売されています。
• 白ニンジンウォールナット
• メレンゲチェリー
など気になります。現在は5種類販売されています。
また、Tシャツ、トートバッグ、赤ちゃん用のロンパース、ノートなども販売されていて、明るく楽しい雰囲気です。
プリクラ的な写真を撮影して印刷する機会も設置されていて、こちらもここに来なければ手に入らないアイテムです。
フェアトレードのカカオ豆だけ
(写真はイメージです)
可愛くてポップで美味しいだけじゃないんです。チョコレートに使用するカカオ豆はフェアトレードのものに限定されています。
彼らは、チョコレート産業の問題は、現代の奴隷制だと説明しています。
「チョコレートの製造から販売までの流れは複雑です。数百万人のココア生産者がいて、数中億の消費者がコーヒーを楽しんでいます。その中間の業者の中には、ココアの購入価格を非人道的に低く抑えることで利益を得ている者がいます。ココア生産農家は貧困の中で生活し、児童労働と現代の奴隷制を生んでいるのです。」
そこで彼らは、100%フェアな方法で生産されたココアを使うことにしました。なんと、ココアのみならずトルコのヘーゼルナッツも、フェアトレードのものに限定しているそうです。生産者を搾取することなく正当な報酬を支払い、児童労働もなくなるよう、財団も運営して、日々活動しているそうです。
ストーリーがあるお土産を楽しもう!
様々なテイストに、オリジナルパッケージのサービス、楽しめる直営店に、背後にあるフェアトレードへの取り組み。こんなに最新のストーリーが盛りだくさんのトニーズ・チョコロンリー。現地で楽しんで、日本に帰ったら友人や家族と、ストーリーを共有できるって、素敵ですよね。
<住所>
Tony’s Store
Pazzanistraat 1
1014 DBアムステルダム
<時間>
月曜日:12時から18時まで
火曜日:10時から18時まで
水曜日:10時から18時まで
木曜日:10時から18時まで
金曜日:10時から18時まで
6月3日(日曜日):12時から18時まで
[Photos by Tony’s Chocolonely unless attributed otherwise]
[Photo by shutterstock]
※情報は2018年6月現在のものです。