【リレー連載】世界のスーパーマーケットをめぐる旅「第2回オランダ編」

Posted by: 倉田直子

掲載日: May 31st, 2016

オランダ在住、TABIZINEライターの倉田直子です。海外現地の最新スーパー事情をお届けする新コラム「世界のスーパーマーケットをめぐる旅」。商品のラインナップやオリジナルエコバッグ、日本とは少し異なるスーパーの利用方法まで、海外旅行の際に知っておくと便利な情報をリレー形式でお届けします!

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世界のスーパーvol.2は、「オランダ」編です。

オランダの有名スーパー

【リレー連載】世界のスーパーマーケットをめぐる旅「第2回オランダ編」
(c)Naoko Kurata

オランダで週末(時には平日も)開催される市場「markt」は健在ですが、いわゆる普通のスーパーマーケット「supermarkt」も数多くあります。オランダの有名なスーパーは最大手の「Albert Heijn(アルベルト・ヘイン)」、お値段が若干安い庶民派の「Dirk(ディルク)」、オーガニック食材などを中心に扱う「marqt(マルクト)」あたりかと思います。

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(c)Naoko Kurata

特にAlbert Heijnはオランダ国内に約700店舗あり、どの街にもあると言っても過言ではないのでしょうか。駅の構内にも「Albert Heijn to go」というコンビニやキオスクのような店舗がよく設置されているので、通りすがりの旅行者でも利用する機会は多いと思います。

日本とはココが違う! スーパー攻略法

オランダだけではないかもしれませんが、この国では売り場の商品と近くにある値札が一致しないことがよくあります。特にオランダ語が読めないと、買いたい商品の値段がどの値札に書かれているのか分かりにくいかもしれません。

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(c)Naoko Kurata

例えばこのオレンジ色の缶、近くの値札には3.99ユーロ(2016年4月現在約502円)と書かれていますが、実際は2.99ユーロ(約376円)でした。安くなるならともかく、思っていた値段より高くなると困りますよね。こういう疑わしい商品は、事前に値段をチェックすることをおすすめします。

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(c)Naoko Kurata

お店のどこかにこういう機械があるので、商品のバーコードをスキャンすれば正しい値段を表示してくれます。便利ですね!
そしてこの値段がまた曲者なのですが、2.99ユーロと言いつつ、実際のレジで精算すると3ユーロになります。例えば5ユーロ札で購入してもお釣りは2ユーロしか戻ってきません。これは別にお釣りをごまかされたわけではなく、オランダのお店で現金精算すると5セント(ユーロの下の補助通貨。100セント=1ユーロ)以下は切り捨てられるからです。そういうことを気にするのが嫌な場合は、カード決算が便利です。

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現在オランダは電子決済化が推進されていて、現金を持ち歩かない国民も数多く存在します。そのため、スーパーにも現金でお買い物できないカード清算のみのレジが存在します。この写真のような「PIN」や「PINNEN」「PINKASSA」という言葉が「カード清算のみ」の表示になりますので、並ぶ前に気を付けて観察してください(逆に現金精算OKのレジでもカード清算は可能です)。

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(c)Naoko Kurata

先ほど名前を挙げたオーガニック系スーパーの「marqt」は、お店全体が「カード清算のみ」。そう、現金での買い物ができないのです。日本人感覚だと驚きですが、オランダ国内には飲食店でも現金精算できないお店が存在します。お釣りの煩雑さ回避と、強盗を寄せ付けないためだとか。

ちなみに、大きなスーパーは月曜~土曜日の朝7時頃から21時や22時くらいまで営業しているので、夜のお買い物も大丈夫。日曜日も12時から18時など時短営業のスーパーも増えてきています。けれど、営業時間はお店によってもまちまちなので、事前にホームページや店頭の営業時間表示などを確認してくださいね。

「Albert Heijn」でお買い物

筆者の行きつけは、家の近所にある「Albert Heijn」。特にこだわっているわけではないのですが、食材以外の生活雑貨(トイレットペーパーや歯ブラシなど)も一通りそろうのが便利でついつい買いに行ってしまいます。もしオランダでホテルではなくアパートメント式の宿に滞在される場合は、まずAlbert Heijnに行ってみてはいかがでしょうか。きっと、必要なものがある程度は揃うと思います。

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そして、ここは酪農国オランダが誇るチーズ売り場。スライスチーズばかりでこの品揃えです。熟成度やハーブ入りなど、お好みの味を見つけるのも楽しそうです。

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(c)Naoko Kurata

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スーパーにはパン売り場もあるので、スライスパンやハムなどを購入して、ハムチーズのオランダ風朝食を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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そしてオランダ人はコーヒー消費量が世界で3番目に多いコーヒー大好き国民なので、コーヒー売り場の品ぞろえも豊富。コーヒーメーカーの機種などに合わせて様々なタイプがあるので、日本の職場へのお土産などにもお手頃なのではないでしょうか。写真のものはカプセル10個入りで2.79ユーロ(約351円)でした。

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他にもオランダらしいお土産になりそうなのは、ストロープワッフル。薄いワッフルですが、中にキャラメルのようなシロップが挟まっているねっとりとした食べごたえのあるお菓子です。この写真のものは12枚入り1.41ユーロ(約177円)。ちなみに、先ほどバーコードスキャナーのところでお見せしたオレンジ色の缶の中身もこのストロープワッフルです。

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ストロープワッフルでも、小型のものもありました。こちらは25枚入り1.59ユーロ(約200円)。

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500mlペットボトルと並べるとこれくらいの大きさです。

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(c)Naoko Kurata

最近ヨーロッパでは買い物袋有料の国が増えてきていますが、オランダも現在ショップバッグは有料になっています。お買い物の際にはエコバッグ持参をおすすめしますが、店頭での購入も可能です。ただし、あまりそういうところに美意識を発揮しないオランダは、ショッピングバッグのデザインもいまいちなことが多いです。残念ながら、あまり喜ばれるお土産や記念品にはならないかもしれません。

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(c)Naoko Kurata

その代わり、オランダのスーパーは様々なキャンペーンを行ってることが多いので、思わぬお土産をもらえるかもしれません。シールをあつめて賞品をもらうといった旅行者に不利なキャンペーンもありますが、2016年春には「10ユーロ以上のお買い上げで野菜の種と土のセットをプレゼント」という企画を行っていました。何か素敵なキャンペーン実施のタイミングにお買い物できたらラッキーですね!

PROFILE

倉田直子

Naoko Kurata ライター

オランダ在住ライター。元バックパッカーの旅行愛好家。2004年に映画ライターとしてデビュー。2008年、北アフリカのリビアへ移住後に海外在住ライターとして活動スタート。2011年から4年間のUKスコットランド生活を経て、2015年夏にオランダへ再移住。著書「日本人家族が体験した、オランダの小学校での2年間」
https://www.amazon.co.jp/dp/B0758JCDTM/

オランダ在住ライター。元バックパッカーの旅行愛好家。2004年に映画ライターとしてデビュー。2008年、北アフリカのリビアへ移住後に海外在住ライターとして活動スタート。2011年から4年間のUKスコットランド生活を経て、2015年夏にオランダへ再移住。著書「日本人家族が体験した、オランダの小学校での2年間」
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