自分の未来がどのようになるのか、分からないからこそ楽しい面もあります。ですが、何かヒントのような情報を与えてもらえると、ありがたいと思う人も多いはず。
そこで今回は、旅によって未来が開ける、旅で人生が前向きに転換する人に共通して現れるという手相、「旅行線」について紹介します。
「旅行線」ってなに?
そもそも、あなたは手相を信じますか? 筆者に関しては「それほど熱心に信じているわけではないけれど、手相の情報を見たり聞いたりすれば、とりあえず興味本位で自分の手を確かめてみる」といったスタンスですが、似たような人も少なくないはず。そんな「人並には関心がある」という人に今すぐチェックしてもらいたい手相は、「旅行線」になります。
「旅行線」とは、頻繁な旅行はもちろん、故郷を遠く離れる移住など、長い距離を移動する中で運が開けていく人に共通して現れる手相だと言います。見分け方はそれほど難しくありません。
その2.生命線から(小指側の)手のひらの付け根の盛り上がり(月岡)に向けて、長くはっきりとした線が伸びていないかを探す
まさにこの生命線から枝分かれして伸びる線こそが旅行線で、この線が長くはっきりと伸びている人ほど、旅行や移住など長距離移動を通じて運が開けていくと、手相の世界では言われているそうです。
(いらすとやのフリー画像を加工)
「長くはっきり」という表現もあいまいですが、
<線は細く深く明瞭で勢いをもち品格を感じさせる線>(一般財団法人東洋運勢学会のホームページより引用)
とあります。月岡に向かって、細く、深く、明瞭で、勢いと品格を持って長く伸びている線を探してみてください。ありましたか?
右手と左手のどちらを見るの?
試みに筆者自身の手のひらに旅行線を探すと、左手の生命線から、それこそ細く深く、明瞭で勢いを持つ線が、月岡に向かって緩やかなカーブを描きながら長々と伸びています。
品格の有無に関しては判断ができませんが、同じような線は右手にはなく、右手の旅行線はもっと短く細く薄いです。この場合、どちらの手を見て自分の人生を見つめ直せばいいのでしょうか?
そこで大学の同窓生にしてライターの同業であり、手相占いにも極めて深い造詣を持つ大宮つるさんに筆者の手相の写真を送り、見てもらいました。
大宮さんによれば、やはり筆者には旅行線が確実に「ある」そうで、左右のどちらの手を見るかについては、両手をクリスチャンのお祈りのように組み合わせれば分かると言います。
筆者は両手を組み合わせると、右手の親指が左手の親指よりも上に来ます。その場合、手相的な意味での「利き手」が左手になり、左手が現在と未来を表すと言います。
「(筆者の手相は)左手の旅行線の方が右手の旅行線より(生命線を)大きく離れていますので、もともと持っている潜在的な運命以上に、旅行や海外に縁がある(自分から求めていっている)と読めそうです。左手の旅行線上から運命線(中指に向かって伸びていく線)も見受けられますので、旅行で運命が拓けていくタイプなのかも」
なるほど、日本語と英語で国内外の媒体に執筆し、海外取材も頻繁に出かける筆者としては納得で、確かにこのような人生を、人生のある時期から強く求めてきたという記憶もあります。ただ、
「その運命線上に障害線があるので、過去に海外で、旅行で事故などにあったとも読めます」
などと、追加でちょっと意味深なコメントまでもらいました。
「障害線のはいっている場所で時期は読めますが、20代前後、中頃、30歳前後になにかありませんでしたか?」
占いは恐ろしいです。事故に関してはちょっと思い当たる節がありませんが、いずれにせよその時期の海外旅行は見せかけの蛮勇をふるって無理をしていたので、常に事故と紙一重の状態だったのかもしれませんね。
以上、旅行や移住によって運勢が開ける人の手に出る旅行線について紹介しましたが、いかがでしたか? 何かしらの閉塞(へいそく)感を抱えており、一気に打破したいと考えている人は、旅行線を探してみては?
仮にはっきりとした旅行線が出ていたとすれば、思い切って地球の裏側にでも旅行をしてみると、現状の壁を突き破る何かしらのきっかけになるかもしれませんね。
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