人気の海外観光スポットとしてランキング上位に選ばれることも多いアメリカ・アリゾナ州の「アンテロープキャニオン」。鉄砲水などにより曲線に削られたマーブル模様の岩が織りなす絶景スポットです。アッパー、ロウアーの2か所あり、それぞれに魅力があります。
幻想的な写真を撮りたいなら、アッパーアンテロープキャニオン
幻想的なハイビームが差し込むことで有名なアッパーアンテロープキャニオン。実はハイビームは、4月から9月頃の夏場、太陽が頭上に来る正午前後の時間しか見られないので注意。アッパーは、個人で入ることは出来ず、現地ツアーに参加しないといけません。現地にツアー申し込みがあるので当日申し込みができますが、夏のシーズンは観光客も多いので、事前予約をしてから行くことをおすすめします。
筆者は当日、現地でツアーに参加し、ツアー料金は$63+ナバホ移住地入場料$8でした。アンテロープキャニオンは、ネイティブアメリカンの自治区、ナバホインディアン居留区内にあるため、入場料がかかります。ハイビームが差し込む時間は、$74と値上がりするようです。現地にはツアー会社「Adventurous Antelope Canyon」がありますが、近くの町ペイジからもツアーが出ています。ツアー会社をいくつか比較してから行くことをおすすめします。
申し込みを済ませ、時間が来るとジープに乗り込み入り口まで向かいます。砂埃がすごいので、サングラスやマスクなど顔を覆うものがあると便利です。
ジープに乗ってきたグループごとにガイドが付き、中に入ります。中は意外と暗く、実際に目で見る光景よりも写真で撮影した画像の方が綺麗です。ガイドさんがカメラの設定のやり方を教えてくれるので、明るい写真を撮ることができますよ。長細い洞窟を進み、奥までたどり着いたら、同じ道を戻る工程となります。
進んで行く途中で、ガイドさんがハートポイントなどの撮影スポットを教えてくれたり、いいスポットで撮影してくれます。所要時間は1時間30分ほど。
探検家気分になれる、ロウアーアンテロープキャニオン
平坦なアッパーに比べて、階段があったり、上り下りがあるロウアーアンテロープキャニオン。ロウアーはツアー参加が必須ではないので、ナバホ移住地入場料$8のみで入れます。
ただ筆者は現地に行ったとき、それを分からずにツアーに参加してしまいました。現地にはツアー会社が2つあり、筆者が参加した「Ken’s Tours」は$40でした。また、アッパー、ロウアーの両方を訪れる場合は、ナバホ移住地入場料の支払いは一度のみで大丈夫です。
階段を降りるとロウアーアンテロープキャニオンの始まりです。途中に階段があったり、狭い道があったりと、平坦な道を往復したアッパーに比べて、トレッキング感覚で楽しめるのが、ロウアーです。
(C)SAYOKO ISHII
アッパーと違って、ロウアーは一方通行。入口と出口は別の場所です。最後は、階段を登り、大地の割れ目から出て終了です。所要時間は1時間ほど。
■Ken’s Tours
所在地:Indian Rte 222, Page, AZ 86040
電話番号:928-606-2168
無休
Ken’s Tours
アッパー、ロウアーはほど近く、道を挟んだ反対側に位置するので簡単に両方に訪れられますが、ツアー料金がなかなか高いのが悩みどころです。美しい写真を撮りたい人はアッパー、アクティビティ感覚で身体を動かしたい人はロウアー、どちらかだけを訪れるのでも十分だと思います。
絶景ホースシューベントも忘れずに訪れて
また、すぐ近くには、コロラド川が蹄鉄の形に蛇行した絶景ポイント「ホースシューベント」があります。こちらは駐車場から15分ほど歩いた場所にありますが、入場料、駐車料はかかりません。アンテロープキャニオンに行く際には、セットで訪れてみてください。
ホースシューベント
アンテロープキャニオンに訪れるには、近くの町ページに一泊してツアーに参加するのが一般的ですが、時間やレンタカーがない場合は、長距離移動になりますが、ロサンゼルス発の日帰りツアーもあるので、それに参加するのもいいかもしれません。
[Photos by shutterstock.com]
SUNNY ライター
「好きなことで楽しく仕事をする!」がモットーのフリーライター。趣味の旅行を仕事にするのが現在の目標です。
【現在の居住地】東京都
【旅もしくは居住した海外】
アメリカ合衆国、韓国、フィリピン、オーストラリア、タイ、台湾、マレーシア、シンガポール、インドネシア、メキシコ
【ライター歴】ライター歴16年
ファッション誌、ウェブマガジンを中心に執筆。
【趣味】
海外旅行、料理、英会話、スキューバーダイビング
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