旅の目的は「たったひとつ」で良い
旅の目的は「たったひとつ」が潔いと思いませんか。
あれもこれもと盛りだくさんは、大人には野暮というもの。情報が氾濫している現代だからこそ、余計なものは削ぎ落として、自分の「たったひとつ」を選び取るのが粋。旅の荷物はシンプルに、期待だけを詰めて。
私たちがまだ訪れたことのない、未知の場所や絶景。
笑顔で迎えてくれる、あたたかい地元のひと。
生産地ならではの、新鮮で美味しいもの。
珠玉のように散らばる日本各地の魅力を発信する「ONESTORY(ワンストーリー)」。「ONE=1ヵ所」を求めて日本を旅するメディアから、私たちの「たったひとつ」が見つかりそうです。
ワインと一緒に食べたいつまみ
紅葉が盛りを迎え、ゴージャスな秋の扉が開かれています。
秋の夜は、早く寝てしまうにはもったいなくて。
ちょっと夜更かしをしましょうか。
秋の夜更かしのお供といえば、ワインが良いですね。
ワインを片手にお喋り、読書、ネットサーフィンしながら旅の計画、好きな音楽を聴くなど、やりたいことはいっぱいあります。
さて、ワインと一緒のつまみは何を選びますか。
ブルーやカマンベールなどお気に入りのチーズ
オリーブ
ガーリックトースト
バーニャカウダ
いずれもワインにピッタリですが、生ハムの気分になっていませんか。
美味しい生ハムが食べたい
美しい薔薇色をした、薄い花びらのような生ハム。イタリアのプロシュートや、スペインのハモンセラーノ。考えただけで、ワインが欲しくなりますね。真空パックのものでなく、フレッシュな生ハムが食べたいものです。イタリアやスペインまではそうそう行けませんが、日本でも美味しい生ハムを手作りしているところがあります。
イタリアンの巨匠・山田宏巳シェフを唸らせたハム
イタリアンの巨匠・山田宏巳シェフに「ハムのお師匠」と言わしめたのが、山形県山形市七日町にあるイタリアン・レストラン「IL COTECHINO」のオーナー佐竹大志シェフ。
日本で新鮮な手作りの生ハムが食べられる
思わず生唾を飲み込んでしまう、美しすぎる生ハム。本格的な生ハムが日本で食べられるというのだから驚き。シェフ自らが作ったハムなどの肉加工品を出す店は日本では稀ゆえ、県内はもちろんのこと県外からも人気。20席ほどの客席は、連夜予約で埋まっているそうです。
熟成するまで出番を待つ
佐竹大志シェフは、5年半イタリアで修行。イタリアパルマのレストランで働いている時に、出入りする肉屋の男性にサルシッチャ(腸詰)を教えてもらったのが、ハムやソーセージに触れるきっかけ。イタリアではハム作りが冬に行われるため、春から秋はイタリア各地で働き、冬を待ってハムの仕込みを手伝ったそうです。計4年の歳月をかけ冬のハム作りを行い、ハムの仕込みの技術を手土産に帰国。イタリアでハムの仕込みは教えてくれても、熟成方法は教えてくれず基本的に独学。山形の風土に合わせ、熟成庫で3年ほど寝かせます。佐竹シェフが目視や触診を行い、香り・白カビの状況などで判断して、お客様のテーブルへ登場するのです。
もはやアートの域
ハム登場の瞬間は、どのテーブルからも歓声が上がるそうです。断面といい、色といい、口に入れるのが惜しいよう。もはやアートの域に入るでしょう。イタリアやスペインは遠くても、山形市なら新幹線で行けますね。ハムを目的に、旅に出るのも良いのではないでしょうか。
今回のたったひとつは、手作りハムを提供するイタリアン・レストラン「IL COTECHINO イル・コテキーノ」。私たちが旅へ向かわずにいられないのは、日常で求められない「たったひとつ」に出逢うためなのです。
sara-aoyama ライター
はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。
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