大人の夢の国ことマカオ、真っ先に思い浮かぶのはカジノではないでしょうか? そんな刺激的なこの街に、緑豊かな自然のオアシスを発見!マカオ最南端「コロアン地区」で、心ゆるり癒やし時間のはじまりはじまり。
楽しみ方色々!エリアごとに違う、マカオの街の色
マカオは大きく分けると4つのエリアから成り立ちます。世界遺産が集まるOLDマカオこと「マカオ半島」、巨大IRが並ぶNEWマカオ「コタイ地区」、かつてポルトガル人の別荘地が多く存在した「タイパ地区」、そして今回ご紹介するネイチャーオアシス「コロアン地区」。
「コロアン地区」はマカオの最南端に位置し、海や山林など自然溢れるリゾート地。マカオ半島の最北部からでも車で30分ほど。自然が恋しくなったら、サクッと癒やされに行けるのが嬉しい!それでは早速、見どころをチェックして参りましょう。
とめどない愛くるしさ!「澳門大熊猫館(マカオパンダ館)」
1985年、マカオで初の自然保護公園として設立。父親の「開開」、母親の「心心」、そして双子の兄「健健」と弟の「康康」が仲良く暮らしています。日本では数時間行列に並んでも見れるのは一瞬・・・なんてことも。しかしこちらではそんな心配ご無用!並ぶことはまずありません。加えて入場料はなんと10パタカ(約140円)、こんなに安くて大丈夫なんでしょうか?
正直言いますと、筆者はこれまでパンダ愛好家でもなんでもありませんでした。しかし実際ご対面した途端、骨抜き状態に・・・何なんでしょう、あの自由さと愛くるしさ。完全に母性をくすぐってきます。気がつけば、小1時間あっという間に経っているじゃありませんか。日本の「シャンシャン」ブームのワケを、遅ればせながらようやく実感。
マカオスイーツの代名詞「エッグタルト」
マカオエッグタルト発祥の地として名高い「ロード・ストウズ・ベーカリー(Lord Stow’s Bakery)」、地元で知らぬ人はいない名店です。
香ばしいパイ生地はさくっと軽い食感、中にはずっしり濃厚なクリームがこれでもかと入ってます。腹持ちの良さも抜群、朝食にもおすすめです。
「ロード・ストウズ・ベーカリー(Lord Stow’s Bakery)」
住所:1 Rua do Tassara, Coloane Town Square, Macau
Tel:+853 2888 2534
Web:
http://www.lordstow.com/
「聖フランシスコ・ザビエル教会」で、神聖な気持ちに
ロード・ストウズ・ベーカリーから川沿いを歩いていると、レモンイエローとコバルトブルーの可愛らしい教会が顔をのぞかせます。人気のフォトスポットでもあり、絶えず女子たちが撮影会に夢中の様子。こちらには、かつてフランシスコ・ザビエルの上腕骨が安置されていたと言われています。静かでひんやりとした教会の中には、祈りを捧げる人々の姿が。自然と心穏やかな気持ちになります。
「グランド・コロアン・リゾート (旧 ザ・ウェスティン・リゾート・マカオ)」
更に車を走らせること10分、海辺のホテルに到着。コタイ地区のきらびやかなホテルとはまた違った雰囲気、ゆったりとバカンスを楽しむ欧米からの旅行客に人気だそう。潮風にそよぐヤシの木でリゾート感も5割増、リラックスモード全開です。
ビール片手にシーフード。「黒沙海灘(ハクサ・ビーチ)」で大人の休日
地元民の憩いの場ハクサ・ビーチ、週末はキャンプやバーベキューを楽しむ人たちで賑わいます。夕暮れ時、湿った空気を感じながらしばし黄昏るとします。
香ばしい匂いのする方へ歩いていくと屋台が。海鮮や野菜など、お好みの品をその場で焼いてくれます。この心浮き立つ気持ち、日本の夏祭りを思い出しますね。ビールをぐびっとやりながら焼き物を頬張る・・・眼の前には広い海!これ以上何もいりません。
マカオのネイチャーヘブン「コロアン地区」で、リフレッシュ
マカオにしばらく滞在して思ったのは「そう言えば最近、自然らしい自然を見てないカモ(笑)」ということ。そんなときやってきたのがコロアン地区、「こんな場所が近くにあったんだ・・・」と、広がる緑に癒やされたのを覚えています。刺激的な未来都市 ”NEWマカオ”、歴史感じる下町 ”OLDマカオ”・・・見どころ満載のこの街でとことん遊び倒したら、開放感溢れる ”ネイチャーヘブン” で、自然浴タイムなんていかがでしょう?
[All Photos By Ai Kaneko]
【協力】
『マカオ政府観光局』 URL:http://www.macaotourism.gov.mo
Ai Kaneko 暮らし旅ライター
【オーストラリア】役者として映画やミュージックPVなどに出演。現地撮影コーディネーターとしても様々な作品に携わる。【日本】TV番組制作や旅メディア運営を経験 【現在】「暮らすように旅して、旅するように暮らす」をモットーに、”暮らし旅ライター”としてフリーで活動中。
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