
ベトナムのLCC、ベトジェットエアをご存知でしょうか。ベトジェットエアが、2018年12月14日、大阪-ホーチミン線を開設し、関西からベトナムへのアクセスがぐっとリーズナブルに、そして楽になりました。今回、記念すべき就航初便に搭乗したので、気になる機内食を中心にその様子を現地ルポします。
ハノイ線に続き、ホーチミン線が就航

ベトナムのLCCでかつ、ベトナム初の民間航空会社として急成長を遂げているベトジェットエア。2018年11月には大阪-ハノイ線が就航、そして2018年12月には大阪-ホーチミン線が就航しました。2019年1月11日には、日本で3路線目となる成田-ハノイ線も就航。日本からベトナムへのアクセスがますます便利になりそうです。大阪-ホーチミン線のフライトタイムは5時間弱。関西空港を日本時間の9:30に出発し、タンソンニャット空港に13:30(現地時間)に到着します。到着した後も時間を有効に使えそうなスケジュールもうれしいですね。
大阪-ホーチミン線初便では就航セレモニーも

今回、大阪-ホーチミン線の就航を記念して、就航初日の関西空港ではセレモニーが行われました。ベトジェットエアのマスコットキャラクターのエイミーちゃんと、関西エアポートグループの公式キャラクターであるそらやんが登場し、セレモニーを盛り上げます。なかなか見られないゆるキャラのコラボレーションですね。

関西空港でのチェックインカウンターは4階のAカウンター内にあります。この日は就航初日なので、ベトジェットエアのマスコットキャラクターであるエイミーちゃんもお出迎えしてくれました。ちゃっかり一緒に写真撮影までしてもらった筆者でした。

ベトジェットエアの機内サービス

ワンランク上のサービスが受けられるSky Boss
いよいよ搭乗。今回乗った座席は「Sky Boss」という座席。いわゆるプレミアムシートといった感じでしょうか。目印は、シートのヘッドレストが赤色の座席。エコノミークラスと比較してシートピッチも広く、快適。追加料金を支払えば、Sky Bossのサービスが受けられ、Sky Bossの乗客は、食事、ドリンクサービスも受けられるほか、優先搭乗・降機サービス、空港でのラウンジ利用も可能です。また、受託手荷物の無料枠30キロ分に、到着空港では優先的に荷物受け取りができます。エコノミークラスの場合は、食事や手荷物を預ける際、航空券運賃のほかに別途料金が必要になるのでご注意を。

LCCでは通常、機内食やドリンクは有料ですが、Sky Bossでは無料で機内食やドリンクが楽しめます。座席につくと、まず水とお手拭きが配られます。

メニューは座席ポケット内に入っています。機内食は数に限りがあるので、一つのメニューにオーダーが集中してしまった場合、希望のメニューが食べられないケースもあるので、あらかじめ2つ程度、食べたいメニューを考えておいたほうがよいでしょう。

気になる機内食は?
こちらはドリンクと機内食のメニューです(2018年12月現在)。ベトジェットエアのHPでもメニューの確認ができますよ。詳しくはこちらから。




往路は、「菊の葉とランチョンミートに包まれた豚ひき肉入りお餅」をチョイスしました。醤油やホットチリソースもついてくるので、お好みで味の調整も可能。

食事のほかに、カシューナッツもついてきます。このカシューナッツがいくらでも食べられてしまうほど。もちろんドリンクもついてきます。メニューの中から好きなものを選びましょう。筆者はピーチティーを選びました。コーヒーは、ベトナム仕様のため、日本のコーヒーとは異なりかなり濃いようです。

復路は、「ロッテリアのメガビーフライス」をチョイス。味が濃くないので、薄味好きの筆者にはちょうど良かったです。こちらも醤油やホットチリソースもついてくるので、味の調整が可能ですよ。
ベトジェットエアでは思った以上に機内食メニューが充実していました。ベトナムのサンドイッチであるバインミーや、パスタなどのメニューもあるので、ベトジェットエアならではの機内食を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ベトジェットエアでは、100円のタイムセールなども実施しています。HPをぜひチェックしてみてくださいね。
[取材協力/ベトジェットエア]
[All Photos by Chika]
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「【特集】ベトナム・ハノイで、おいしいフォトジェ旅!」では、このほかにもいろいろとベトナムのおすすめ情報をご紹介していますよ。
Chika
都内在住、京都をこよなく愛する、コテコテの大阪人。飛行機好きが高じて航空会社のグランドスタッフとして勤務していた経験も。海があるところに行くと癒される。
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