【ジョージア】三位一体教会<サメバ教会>、早春の風景

Posted by: 石黒アツシ

掲載日: May 7th, 2019

2015年、国名が変わったジョージア(旧グルジア)。切り立った壁のようにも見えるコーカサス山脈が、北に位置するロシアとの国境です。国境近くのゲルゲティにある、三位一体教会の早春の姿を動画でご覧ください。

ワインが生まれた国と言うこともあって最近注目されることが多くなったジョージア。国名がグルジアからジョージアに変わったのは2015年のことでした。切り立った壁のようにも見えるコーカサス山脈が、北に位置するロシアとの国境です。国境近くのゲルゲティにある、三位一体教会の早春の姿を動画でご覧ください。

コーカサス山脈までは首都トビリシから3時間ほど

ジョージアの首都トビリシから北へ、ソビエト連邦時代に整備されたグルジア軍用道路を進むこと3時間。目の前にコーカサス山脈が見えてきます。この山脈がジョージアの北の国境を東西に貫いています。この向こうはロシアです。

三月の終わりのこの日、日中でも気温がマイナス11度にもなり、風は肌を刺すようでしたが、クリアに晴れ渡った青い空と白い雪がまだまだ残る山の景色が、すがすがしい気分にさせてくれました。

ゲルゲティ村から教会のあるツミンダサメバ山に登る

ゲルゲティ村に着けば、標高2170メートルあるツミンダサメバ山の頂に、三位一体教会(サメバ教会)の姿が見えてきます。13世紀から14世紀に建てられたそうです。

山の麓で車高の高い4WDのクルマに乗り換えて頂へと向かいます。残雪が深く残る道を滑りながらも進めば、徒歩で日曜日の祈りに向かう地元の人たちがいました。

車を降りて、最後は足元の悪い小道を歩いて進みます。尖塔がある二つの建物が近づいてきました。

一つは入り口の門となる建物で、もう一方がドーム型の礼拝堂です。残念ながら内部の撮影は不可でしたが、礼拝堂の中では神父の声が響き、信者たちが深い祈りを捧げていました。

【動画】三位一体教会の外観と絶景をご覧ください

今回はまだ雪が残る早春に訪れましたが、夏には緑に包まれた美しい自然の中にたたずむ教会の姿を見ることができます。また、グルジア軍用道路に沿って、他にも教会やロシア時代のモニュメント、スキー場などもあり見どころ満載です。

今回の旅をコーディネイトしてくれたのがジョージアのトリビシにある「SAKURAトラベル」です。日本にも住んでいたことのあるスタッフが、きめ細かいサービスを提供してくれます。ジョージアでの様々な旅を予算に合わせてカスタマイズしてくれます。

SAKURAトラベル
Georgia, Tbilisi, Guram Rcheulishvili st.1
+995 595 331239

[All photos & Video by Atsushi Ishiguro unless otherwise attributed.]
Do not use without permission.

PROFILE

石黒アツシ

Atsushi Ishiguro ライター&フォトグラファー

旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。

旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。

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