2019年のお盆休みは、カレンダーが良くて大型連休の企業が多そうです。あなたも、8月10日（土）から18日（日）まで9連休が出来そうでしょうか。今年はたっぷり休みがあるので、帰省または親戚や知人に挨拶に顔出しする機会があるかもしれませんね。大切な人に久しぶりに会うのですから、喜ばれる手土産を差し上げたいものです。

JR東日本は、東日本エリアの1都16県よりエントリーした197品の中からグランプリを決定するイベント「みんなが贈りたい。JR東日本おみやげグランプリ2019」を開催しました。WEBサイト上で総計73,944票の投票により、食品・雑貨・地酒部門の金賞・銀賞・新人賞(発売から5年以内の商品)、総合準グランプリ、総合グランプリが決定しました。外さない手土産を考えているのなら、7万4千票から選ばれた「JR東日本おみやげグランプリ2019」の商品が参考になりそうですよ。今回は特別賞「地元のおすすめとして贈りたいおみやげ賞」をご紹介します。さて、どんな商品が選ばれたのでしょうか。

地元のおすすめとして贈りたいおみやげ賞

自分が住んでいる地域のもので、旅行者にオススメしたい商品とは。

＜北東北エリア＞ かもめの玉子 ばなちょ

「ばなちょ」は、バナナジャムとバナナ風味の餡をカステラ生地で包み、ミルクチョコでコーティングしたお菓子。さいとう製菓と岩手県立大学平成２８年度総合政策学部３年生のアイデアで生まれました。

＜南東北エリア＞ 太陽堂のむぎせんべい

昭和2年創業以来、むぎせんべいをひと筋。厳選した小麦粉と落花生を使い、自然の風味を生かして焼き上げたシンプルなもので、福島県人は皆知っている地元で人気のお菓子。地味だけど、誠実に美味しい味。

＜甲信越エリア＞ 桔梗信玄生プリン

フレッシュな生クリームを使い、きな粉の香りがただようコクのあるとろけるプリン。黒蜜はお好みの量でどうぞ。国土交通省観光庁後援　おみやげグランプリ2015　フード・ドリンク部門でグランプリを受賞。

＜北関東エリア＞ スパークリングベリーティー

栃木産のいちごと2018年栃木で収穫された一番茶「ファーストフラッシュ」紅茶を使用した微炭酸のスパークリングティ。栃木の名産品で地域活性化を目指しています。

＜南関東エリア＞ TERAKOYA オリーブサンド

スペイン・アンダルシア産の完熟した最高級オリーブを甘くシロップ漬けにし、焦がしバターやキャラメルで風味付けしたクリームと口どけの良いフランス風ビスキュイ生地で包んだ贅沢なサンド。

お土産選びのポイントは地元限定のもの

お土産選びに重視している点で最も回答が多かったのは、「その土地の名物、名産品、産地のもの」 （70.0％）。地域的な特産物や名産、古くから伝わる伝統的な料理等が第一優先。 さらに「そこでしか手に入らないものなどを選ぶ」（女性30代、千葉県）、「限定品に弱い」（女性30代、神奈川県）など、同率トップにも「地域限定で他の土地では手に入らないもの」（70.0％）が挙げられています。 ネット通販を使えば、全国の名産品が簡単に手に入る時代。だからこそ尚更、現地やその地域に実際に足を運ばなければ買えないもの、手に入らないものに価値が見出されているのかもしれません。

「地元のおすすめとして贈りたいおみやげ賞」は、その土地の地元の人が自信を持って、旅行者や他の土地の人に勧めたい商品。地元内だけで流通している美味しいものや優れたものが、日本にはまだまだたくさんあります。地元内に留まらず、多くの人に知られて、地域活性化になると良いですね。

青山ハッピー研究所調べ

いずれも魅力がある商品で、「地元のおすすめとして贈りたいおみやげ賞」に選ばれたことが納得出来ます。JR東日本の駅で、手軽に買えることも便利で有りがたいですね。さて、あなたの手土産はどれにするか決まりましたか。

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。