今や、日本のソウルフードといった存在になってきた「ラーメン」。日本には全国津々浦々に多くのラーメン屋さんが点在します。そんな日本のラーメンを食べるのを楽しみにしている外国人観光客も多くいるのだとか。
今回は、外国人に人気のラーメン屋さんから、柚子塩らーめんが人気の「AFURI」を紹介したいと思います。
お客さんの半分は外国人観光客
筆者が今回訪れたのは、新宿駅に直結した新宿ルミネ内にあるお店です。地下2階にあるフードエリアないの小さなお店なのですが、平日にも関わらず、満席。待ちも出ているほど。お客さんの半分は外国人のようでした。ラーメン屋とは思えないおしゃれな空間です。
メニューはこちら。「柚子塩らーめん/柚子醤油らーめん 1,080円(税込)」をメインに、つけ麺や、ベジタリアン対応の「彩り野菜のヴィーガンラーメン」まで取り揃えています。夏の季節にぴったりの冷たいらーめんもありますよ。
注文は券売機でチケットを買うシステム。チケットを取りに来てくれる際に、チャーシューの希望(鶏チャーシューに変更できる)と、鶏油(ちーゆ)の量の希望を聞いてくれます。筆者は炙りチャーシュー、淡麗で注文。他にも麺を「真空手揉み麺」又は「こんにゃく細麺」に変更することもできるそう。炭水化物を控えている人にはこんにゃく麺は嬉しいですね。
あっさり柚子かおる「柚子塩ラーメン」
筆者が今回注文したのは、定番の「柚子塩らーめん」です。お店でも一番人気があるようで、外国人の方達もこれを注文しているようでした。
席についてしばらくすると、ラーメンがきました!透明度の高い黄金いろのスープに大きな炙りチャーシュー、水菜、細切りメンマ、海苔、半熟煮玉子、そして柚子の千切りが乗っかっています。柚子の香りが漂います。
麺は極細ストレート。北海道産の全粒粉とライ麦を配合しているのだとか。これに、国産の丸鶏・魚介・香味野菜などを使い、神奈川の阿夫利山の天然水で焚き上げたというこだわりのスープが絡みます。あっさり味のスープにはこの麺がぴったり。ツルツルツルっとすすると、小麦の香りを一緒に感じることができます。
チャーシューは、しっかり炙ってあって香ばしい!大きいのですが、ほろっととろけるほど柔らかく、あっさりしたスープに絶妙なバランスで合うのです。鶏チャーシューに変更してもいいけど、最初はこの炙りチャーシューで味わっていただきたいです。
スープの最後の一滴まで飲み干し、完食しました。スープも本当に美味しくて、あっという間に飲みきってしまいました。
全てにこだわった「日本の味」だからこその人気!
ラーメンといえば、コテコテで重たいものというイメージがありますが、AFURIのラーメンはそれを覆してくれます。あっさり淡麗な香味野菜をたっぷりスープ、するっと食べられる細麺。そして、香りを誘う柚子は「日本のラーメン」をイメージしたら、こういう味が浮かぶかもしれません。
現在は日本国内以外にもポーランドやポルトガルにも店舗を持つ「AFURI」。これからも優しい日本のラーメンの味を世界に広げていってくれるかもしれません。
[All Photos by Kaori Simon]
Do not use images without permission.