台湾人がびっくり!「日本でタピオカミルクティーが流行ってるって本当?」
台湾暮らしの筆者が最近台湾の方によく聞かれる質問の一つが、「日本でタピオカミルクティーが流行ってるって本当?」です。おそらく日本のタピオカドリンク店に行列ができている様子などを、テレビやネットのニュースで目にしたのだと思います。
日本のタピオカブームの様子を台湾の方に説明してみると、「えーっ」と驚かれることもたくさん。この記事では、日本のタピオカブームを説明してみた時に、台湾の方からどんな反応が返ってきたのかを現地からお届けします。
日本のタピオカミルクティーの価格にびっくり
まず台湾の方が驚く点の一つが、日本のタピオカミルクティーの価格の高さ。日本のタピオカミルクティーの相場は500〜600円くらいだと思うのですが、その価格を伝えるとほぼ全ての人に驚かれます。というのも台湾でタピオカミルクティーは、チェーン店のお手頃価格のお店で1杯40元(約135円)ほど、ちょっといいお店で70元(約237円)くらいだからです。
なんでそんなに高いの?
そのため続く質問がこちら「なんでそんなに高いの?」です。「土地代や人件費が高いから?」とも聞かれます。もちろんその要因は大きいと思うのですが、そもそも台湾では日本人が自動販売機で飲み物を気軽に買うのと同じくらい、ドリンクスタンドが生活に密着しています。街の至るところにドリンクスタンドがあるのが当たり前で、飲み物が欲しいときにふらっと買いに行く感じです。タピオカ以外のドリンクの種類も豊富。家族や同僚の分をまとめて買いに行く姿もよく目にします。
かたや日本では、今でこそいろいろな場所にタピオカ店がありますが、以前は原宿や渋谷などの主要都市に行かないと飲めないものというイメージだったように思います。出かけた先で「台湾スイーツが日本でも味わえる」となると、ちょっと高くても飲んでみたいなという気持ちになります。そして次第にブームに。コスト以上に飲み物文化の違いから、この価格なら売れる!というラインが台湾と日本では大きく異なるんだと思いました。
それだったら私が日本でタピオカドリンク店開くわ!
このようなタピオカネタで台湾の友人と会話していたら、「それだったら私が日本にタピオカ持って行ってタピオカドリンク店開くわ!」と冗談交じりで言われました。確かにタピオカミルクティーって結構簡単に作れるので、その気持ちもわかるような。
台湾に来て飲んだらいいよ!
「日本のタピオカミルクティーがそんなに高いんだったら、台湾に来ていっぱい飲んだらよいよ!」と言う方もいらっしゃいました。実際に筆者の台湾の友人たちは「珍珠奶茶(タピオカミルクティー)は、外国人が台湾旅行でぜひ飲むべきドリンクだ!」と、日本から友達を連れてきた時などに買ってきてご馳走してくださったりします。
日本のタピオカブームはいつまで続くのかわからないですが、一度飲むとハマってしまう方は結構いらっしゃるんじゃないかなぁと思います。筆者もはじめての台湾旅行でタピオカミルクティーを飲んでから10年以上経っていますが、今でも時々タピオカミルクティーが飲みたくなります。日本で飲むとちょっと高いとはいえ、台湾に行く航空券代を考えれば時々飲むのはありだなぁと。
台湾の友人たちは「日本のタピオカ高い」と驚きつつも、日本でタピオカミルクティーが流行っていること自体はなんだかうれしそうでしたよ。
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Yui Imai ライター
語学留学とワーキングホリデーを経て、現在も台湾と日本をしょっちゅう行き来しているトラベルライターです。台湾で長く生活していくうちに、あたたかくてエネルギッシュでちょっぴりおせっかいな台湾がすっかり大好きに。
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