
日本最大級のブルーベリーの森

標高250m、月山高原(がっさんこうげん)のなだらかな丘に広がるブルーベリー畑。その広さはなんと、東京ドーム約2.5個分、700ヘクタールほどの広大さ。個人経営の農園では日本最大級という日本一の規模を誇っています。
ブルーベリー一筋40年の鈴木さんが大切に育てるブルーベリーは、これまた驚きの40品種。ブルーベリーは1種類しかないと思っていたら大間違い! 月山から流れ出る伏流水に恵まれ、品種ごとにブルーベリーの森が連なり、2019年には有機JAS認定も取得。有機栽培なので、直接採って食べても安全なのです。
甘い? 酸っぱい? それぞれ特徴をもった40品種にもおよぶブルーベリー
「500円玉のブルーベリーって本当にあるんですか?」。ストレートに農園主の鈴木さんに聞いてみます。「あるよ」と、気楽に応える鈴木さん。これは、期待が持てる! とブルーベリーの森を目指します!!
高さ2~3mほどのブルーベリーの木が連なります。ジャージー、コリンズ、チャンドラー、あまつぶ星・・・ いろいろな品種があり、手が届く範囲にたくさんの実を付けています。完熟のサインは、青より黒くなったもの。甘みが強いのはブルーレイ、甘みと酸みのバランスがいいのはハバード、加工に向いているのはジャージーなど、それぞれに特徴があります。素人ではその違いを感じるのは難しいですが、これは味が軽い、重いなどの変化は実感できます。
1万本のブルーベリーの木から500円玉のブルーベリーを見つける!
森の奥まで探したのに見つからない“500円玉のブルーベリー”。「見つからないですね~、大きなブルーベリー」と、もう一度鈴木さんに聞いてみます。「そうだね~、1万本のブルーベリーの木があるからね」。なんと! 1万本もの木があるとは・・・ 500円玉の大きさのブルーベリーは、オリジナルのスパルタンやチャンドラーという品種に多いよう。でも、この品種、7月10~20日ごろが旬で、もう小粒のものしか残っていませんでした。
残念ながら今回は、500円玉の大きさのブルーベリーを発見することはできなかったのですが、鈴木さんが写真で見せてくれました。本当に500円玉の大きさのブルーベリーはあるようです。大きな幻の果実は、一体どんな味がするのでしょう。とっても気になります。
国内LCCシェアNo.1を誇る
ジェットスターは、2019年8月1日より、東京(成田)と庄内を結ぶ定期便の新規運航を開始。片道4490円~というリーズナブルな運賃は、さすがオレンジの翼!! 毎日運航予定で東京(成田)発は13時、庄内発は14時50分。約1時間のフライトで今まで馴染みの薄かった庄内への旅行が楽しめます。
[All Photos by tawawa]
TAI WATANABE ライター・エディター・ディレクター
10代のころ、自転車でメキシコ・グアテマラを縦断し多くのことを学ぶ。それをきっかけに情報誌・旅行誌の取材を通じて、中南米・カリブ海を中心に世界各国で豊富な取材を経験。海外を見てきたからこそ日本は大好き! 紙とWEB、ふたつの媒体特性に精通した複眼的視点を持っている。
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