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世界から大注目される世界一のクラゲ水族館「加茂水族館」【山形県・庄内】

Posted by: わたなべ たい
掲載日: Sep 2nd, 2019.

山形県唯一の水族館をご存知ですか? それは日本海に面した「加茂水族館」なのですが、 “クラゲ水族館”として世界中から大注目される存在。60種類以上のクラゲが展示され、宇宙空間をぷかぷかと彷徨うようなクラゲの姿が神秘的です。

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加茂水族館


60種類のクラゲの乱舞! かわいいものから異彩を放つものまで!!

加茂水族館館内

“クラゲドリーム館”の別称をもった「加茂水族館」は、まさにクラゲワールド! もちろん山形・庄内の淡水魚や海水魚、ウミガメ、アシカなどもいますが、注目はやっぱりクラゲ。常時60種類を超えるクラゲを一同に見ることができる、世界的にも有数のクラゲ水族館なのです。

加茂水族館クラゲ6
クラゲの展示数では世界記録にも認定されたことがあるとのことですが、このクラゲ飼育の第一人者が奥泉館長。鶴岡市出身の館長は、加茂水族館に就職。偶然サンゴの水槽で生まれたサカサクラゲを見つけ、飼育して展示したところ大好評に! 

これがクラゲ展示の第一歩で1997年のこと。それからというもの、飼育方法や繁殖方法に未知なる部分も多かったクラゲの研究・飼育に専念し、世界からも一目置かれる水族館になったのです。

クラゲシャンデリアから始まる“クラネタリウム”の世界

加茂水族館クラネタリウム
ちょっとオドロオドロシイ、クラゲのシャンデリアが下がる部屋から始まる“クラネタリウム”。確かに灯りの落とされた暗闇に包まれた館内は、闇夜に浮遊する星でも見ているかのようなクラゲの幻想的な光景が広がります。

加茂水族館館内2

加茂水族館クラゲ2
ミズクラゲの一種であるオーレリアsp.4、オーレリア マレディベンシス、ビゼンクラゲの一種、キャノンボールジュリーなど、形や透明感なども異なるさまざまなクラゲのオンパレード。なかには楕円形のこれってクラゲなの? と思えるウリクラゲも。

加茂水族館クラゲ

加茂水族館クラゲ4
5億年前の先カンブリア時代に誕生したといわれているクラゲは、その後、ほとんど進化していない生物。水の中を自分の意志なのか、流れに身をまかせているだけなのか、ゆらりゆらり舞う姿を見ていると、なぜか心が落ち着いてくるのが不思議です。

クラゲの森が現れた!? 直径5mの大水槽に引き込まれる

加茂水族館大水槽
“クラネタリウム”の最後にあるのが、直径5mの大水槽。まるでクラゲの森に迷い込んだかのよう。1万匹のミズクラゲが浮遊しているのだとか。近くで見るとこんな感じに。

加茂水族館クラゲ5
ちょっと複雑な気持ちなのですが、館内のレストランでは、クラゲラーメンやクラゲアイスも食べることができます!

加茂水族館大水槽2

加茂水族館
住所:山形県鶴岡市今泉大久保657-1
TEL:0235-33-3036
営業時間:9:00~17:00(夏休み期間は~17:30)
定休日:なし
料金:1000円
アクセス:JR「鶴岡駅」より湯野浜温泉行き(加茂経由)バスで「加茂水族館」下車、徒歩すぐ
HP:https://kamo-kurage.jp/

国内LCCシェアNo.1を誇るジェットスターは、2019年8月1日より、東京(成田)と庄内を結ぶ定期便の新規運航を開始。片道4490円~というリーズナブルな運賃は、さすがオレンジの翼!! 毎日運航予定で東京(成田)発は13時、庄内発は14時50分。約1時間のフライトで今まで馴染みの薄かった庄内への旅行が楽しめます。

[All Photos by tawawa]

わたなべ たい

TAI WATANABE ライター・エディター・ディレクター
10代のころ、自転車でメキシコ・グアテマラを縦断し多くのことを学ぶ。それをきっかけに情報誌・旅行誌の取材を通じて、中南米・カリブ海を中心に世界各国で豊富な取材を経験。海外を見てきたからこそ日本は大好き! 紙とWEB、ふたつの媒体特性に精通した複眼的視点を持っている。

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