(C)Irina Papoyan / Shutterstock.com
アルジェレス=シュル=メールって?
(C)Irina Papoyan / Shutterstock.com
フランス南部のオクシタニー地方に位置する「アルジェレス=シュル=メール(Argelès-sur-Mer)」。スペインの国境近くにあり、スペインとフランスを結ぶ高速列車「Renfe-SNCF」で、バルセロナより3時間程度の距離感です。
(C)sweetsholic / dobrok
全長7kmの砂浜ビーチ「アルジェレス・プラージュ(Argelès plage)」がとりわけ有名で、19世紀後半には、すでにリゾート地として人気を集めていたのだとか。今でもその人気は健在で、夏のバカンス期間には周辺のキャンプ場を始め、宿泊施設で過ごす人で賑わいを見せます。
リゾート気分が楽しめる、アルジェレス・プラージュ
(C)sweetsholic
ビーチといったら、やっぱり海! 泳ぐのも、砂浜にブランケットを敷いてのんびり過ごしても。訪れた9月中旬の海水温度は20℃と冷たかったので、砂浜でゆったり過ごし、ビーチ沿いの歩道でウォーキングを楽しみました。
(C)sweetsholic
ビーチエリアには、レストランやカフェなどの飲食店、雑貨屋、プチプラのビーチウエアを扱うブティックなどが軒を連ねます。タイやマレーシアのビーチリゾートを彷彿とさせる、とてもカジュアルな雰囲気。
(C)sweetsholic
夏に訪れたら外せないのが、ナイトマーケット! 多くのフランス人が長期休暇を取る、ハイシーズンの6〜9月にかけては、さまざまな手作り雑貨や食品のマーケットが立ち並ぶ“マルシェ・アーティザーナル(Marché Artisanal)”が開かれます。
また、6月〜9月の月・水・金曜には、野菜やフルーツ、シャルキュトリーに地域の特産品などが並ぶ、朝のマルシェも。マーケットの詳細は、英語またはフランス語になりますが、こちらのサイトから確認できますよ。
新鮮なシーフードにタパス!
(C)sweetsholic
地中海沿いのリゾートということもあり、シーフードレストランを始め、フランスで人気を集めているグルメバーガー推しのカフェなどが目立ちます。お腹が空いていたので、魚介類にタイやベトナム風の料理が食べられるアジアンビュッフェのレストラン「Royal D’angkor」をチョイス。
(C)sweetsholic
当地はスペインにほど近いため、タパス(小皿料理)やパエリアを提供するレストランも多数見かけました。
お土産を買いたかったけれど・・・
(C)sweetsholic
筆者が訪れたのは、バカンスシーズンが終わったばかりの9月半ば。午前中に雑貨屋をいくつかまわって欲しいものを決め、昼食後に購入しようと思っていました。
ゆっくり昼食を楽しみ、15時半に戻ってみると、ほとんどの店が閉まってる・・・! フランスの地方都市はランチタイムの12:00〜14:00の時間帯に閉まる店は珍しくないのですが、15時半になっても閉まっているとは驚きました。あぁ、ショック・・・!
オフシーズンにフランスのリゾート地を訪れた際は、店の営業時間の確認もしっかりしておこう、と心に決めた出来事です。
アルジェレス=シュル=メールを訪れることがあれば、南仏らしい雰囲気のリゾート地「ポール・ヴァンドル(Port Vendres)/絶景に海の幸!ヨーロッパの人気リゾート地、南仏ポール ヴァンドルへ」や「コリウール(Collioure)ピカソも愛した南仏の色鮮やかな港町コリウール」もぜひ。