歩くだけで癒やされる!「みんなの原っぱ」の“あの木”に会いに行こう【東京・国営昭和記念公園】

Posted by: kurisencho

掲載日: Oct 29th, 2019

やわらかな日差しとひんやりと肌を包み込む風が、秋から冬へと移りゆく季節を感じさせる今日この頃。自然の中で思いきり体も心もリフレッシュしたくなります。東京の大きな公園といえば「国営昭和記念公園」ですが、色とりどりの花に負けない広い芝生に大きなケヤキの「絶景」と言っても過言ではない景色がありました。TABIZINEライターが現地からレポートします!

国営昭和記念公園みんなの原っぱ大ケヤキ

みんなの原っぱ、みんなの大ケヤキって?

国営昭和記念公園みんなの原っぱ大ケヤキと空
「国営昭和記念公園」といえば、桜、チューリップ、コスモスなど四季折々の花をイメージしますが、ここに絵本の物語のように大きな木の立つ場所があります。園内のちょうど真ん中に、南北に約400m、東西に約300mの広大な「みんなの原っぱ」は、なんと東京ドームが2つ分まるまる入るほどの広さ。その原っぱの真ん中に公園のシンボルツリー・大ケヤキが立っています。

国営昭和記念公園みんなの原っぱ大ケヤキとベンチ
この木に人々は会いに行き、写真を撮ったり、傍らの木陰に座ったり。吹き抜ける風を感じながら、高さ20m以上の大ケヤキを眺めて憩ったり、ゲームやスポーツで体を動かしたり、楽しみ方はいろいろ。年間を通じてイベントも開催しているようです。

原っぱの東と西に位置する、2つの花畑を調査

国営昭和記念公園みんなの原っぱコスモス
春にはナノハナ・ポピー、秋にはコスモスが花開き、その色彩の鮮やかなこと。この日は「キバナコスモス」が満開で、たくさんのカメラマンが夢中でシャッターをきる姿がなんともほほえましい。青空、黄色、芝生、大ケヤキと、コントラストは素晴らしい!の一言に尽きます。

国営昭和記念公園みんなの原っぱコスモス畑
キバナコスモスの花言葉は「野生的な美しさ」。

国営昭和記念公園ケヤキソフトクリーム
売店のケヤキソフトクリームでちょっと休憩。

国営昭和記念公園花の丘
花の丘ではピンクのコスモスが咲き誇りの順番待ち。

自然美あふれる空間で、癒しの散歩時間を満喫

国営昭和記念公園こどもの森
「国営昭和記念公園」は1日いてもあきないほど広大。日本庭園、こもれびの里、こもれびの丘、こどもの森、うんどう広場など、たくさんのエリアそれぞれが癒しの空間を与えてくれます。

国営昭和記念公園木のトンネル
木のトンネル、緑の丘は、目にも体にも癒しを与えて。

国営昭和記念公園カクトラノオ
太陽は暖かく、水はキラキラ、開放的でリフレッシュ。

国営昭和記念公園パークトレイン
移動手段も、徒歩でのんびり行くのも楽しいですし、パークトレイン(大人 310円、4才~中学生の小人 150円、1日券 520円)で童心に戻ってはしゃぐのもいいですね。自転車(3時間/大人 410円、中学生以下の小人 260円、1日券 大人530円、中学生以下の小人 320円)に乗って14㎞のサイクリングコースで風を感じるのもいいかもしれません。

国営昭和記念公園噴水
無料入園日もあるので、行く前にホームページでチェックしするとスムーズかもしれません。

年間パスポート(大人 4500円、65歳以上 2100円)で、有効期間中に無料で国営公園に入園できるお得なパスポートも展開されているので、チェックしてみてくださいね!
*全国17の国営公園のうち、12の有料公園が対象

国営昭和記念公園昭島口
広い公園は、西立川口、昭島口、玉川上水口、砂川口など入り口も多いので、自分の行きやすいルートで行けます。ちなみに、筆者は「西立川駅」直結の「西立川口」を利用しました。

国営昭和記念公園みんなの原っぱ大ケヤキとコスモス
「一度はこの目でみてみたい」という絶景本にでてくる憧れの風景と同じくらい感動ある大ケヤキの立つ姿を目の当たりにすると、東京とは思えない雄大さにプチトリップした気持ちになれます。疲れた心に清々しい風が癒してくれる東京の絶景スポットに、ぜひ訪れてみてください。

※料金は、2019年9月(全て税込価格)ですので、予めご了承ください。

国営昭和記念公園
住所:〒190-0014 東京都立川市緑町3173
電話番号:042-528-1751
開園時間:9:30~17:00(3月1日~10月31日)、9:30~16:30(11月1日~2月末)、9:30~18:00(4月1日~9月30日の土日祝)
休園日:年末年始(12月31日~1月1日)、2月の第4月曜とその翌日
入園料:大人450円、小・中学生無料、65歳以上210円
HP:http://www.showakinen-koen.jp/

[All photos by kurisencho]

PROFILE

kurisencho

kurisencho ライター

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。

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