旅の目的は「たったひとつ」で良い

旅の目的は「たったひとつ」が潔いと思いませんか。
あれもこれもと盛りだくさんは、大人には野暮というもの。情報が氾濫している現代だからこそ、余計なものは削ぎ落として、自分の「たったひとつ」を選び取るのが粋。旅の荷物はシンプルに、期待だけを詰めて。

私たちがまだ訪れたことのない、未知の場所や絶景。
笑顔で迎えてくれる、あたたかい地元のひと。
生産地ならではの、新鮮で美味しいもの。

珠玉のように散らばる日本各地の魅力を発信する「ONESTORY（ワンストーリー）」。「ONE=1ヵ所」を求めて日本を旅するメディアから、私たちの「たったひとつ」が見つかりそうです。

シンプルに美味しいごはんが食べたい

晩秋はお腹が空きます。何か美味しいものが食べたいですね。

日本のごはんがいいな。
凝り過ぎない、
肩肘張らない、
難しくない、
ホッとするもの。

「朝食喜心 kyoto」では、土鍋で丁寧に炊き上げたご飯と、京野菜をふんだんに使った汁物の朝食がいただけます。

朝食専門の店

「朝食喜心 kyoto」は、店名の通り、朝食のお店。昔は「1日のはじまりは、朝食にあり」と家族が顔を合わせて挨拶をし、ともに食卓を囲みました。季節の食材を入れた汁物を作り、炊き立てのご飯をよそい、日本茶を頂く朝食は、1日をきちんと始めるための生活習慣だったのです。

京都らしい朝食が食べたい

京都は訪日旅行客が激増する中、「落ち着いたしつらえの中で、京都らしい美味しい朝食が食べたい！」という訪日旅行客のニーズに応えたのが、「朝食喜心 kyoto」でした。

ゆっくりかけて頂く朝食

トーストを慌ただしくコーヒーで飲み下す現代の朝食では、朝にごはんを炊くことさえ稀。

「朝食喜心 kyoto」では約1時間半もの時間をかけて、コース仕立てのような朝食を味わいます。ゆっくり頂く朝食は、現代人にとって最高の贅沢かもしれません。

土鍋炊きごはんのフルコース

土鍋炊きのご飯は、蒸らす前の「煮えばな」の状態から供されます。ふっくら、しっかり、最後に香ばしいお焦げへと変化するフルコースの土鍋炊きご飯。ゆっくりと丁寧に炊かれたご飯は、家庭ではいただけない味。お茶碗は、5種類から好みのものを選択できます。

今回のたったひとつは、土鍋炊きごはんがいただける「朝食喜心 kyoto」。私たちが旅へ向かわずにいられないのは、日常で求められない「たったひとつ」に出逢うためなのです。

注意：記事掲載の情報は、2019年10月15日現在のものであり、価格やメニューは変更する場合があります。詳細につきましては、直接店舗へお問い合わせください。

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。