
大きな公園の蚤の市には何がある?

「Mauerpark(マウアーパーク)」は、ドイツ語で「壁公園」という意味があり、かつてはベルリンの壁があった跡地に広がる大きな公園です。平日は散歩やピクニックを楽しむ人たちが集まりのんびりした雰囲気ですが、日曜日になると一変。公園内には様々なお店が出店する蚤の市が広がります。


この蚤の市はベルリン最大級といわれていて、お店の数も半端ない!その中からいくつか紹介しましょう。
誰が使うの?的なガラクタにレアものがあったり!

たくさんのお店の中には「一体だれが使うの?」「この汚いのは誰が買うの」的ながらくたみたいなものがいっぱい売られています。正直、どうみてもゴミみたいなものも。


しかし、この中には東ドイツ時代のとてもレアなものが紛れてたりするのです。それがベルリンの蚤の市の面白さ!

こちらは眼鏡やサングラスの山。段ボールの中にはいろんなタイプのものがあります。頑張って探せばぴったりなものもありそうですが、正直きれいではありません。

食器もあります。食器の中にはたまにレアものが紛れていたりするので、蚤の市が好きな人たちは、かなりじっくりチェックしている人も。


これは手紙??人が書いた手紙みたいなのも普通に売られてます。日付を見ると。60年代くらいのものが多く、東西分断時代のものが多く売られてます。本物なら人の歴史を覗き見るようで不思議な感じ。



いつの時代のものなのかわからないけど、箱に入ったままの人形も。サンタクロースのような変な置物とか…。

これはびっくり!なんとかなり昔のゼラチン。しかも中身入ってます。おそらく東ドイツ時代のものかと。このレトロっぽさはたまらないのですが、中身が入ったままなのは怖い!
手作りのデザイナーものお店もいっぱい

こんなガラクタばかりかと思いきや、クリエイターたちが作った商品を売るお店もたくさんあります。ベルリンはクリエイターたちが多く集まる街。思いがけないお気に入りのクリエイターさんに出会える場でもあるのです。

こちらはコンクリートで作ったアクセサリーのお店。軽くて頑丈なのが人気なのだとか。

手作りのまくらなどを販売しているお店。中には木の実が入っていて、レンジで温めて使うのだとか。ゆたんぽみたいな感じみたいです。

ジュエリーのお店。いろんな石を使った、さまざまなデザインのリングなどが安価で売られています。友人は5個15ユーロで購入してました!
グルメ屋台も!回った後は広場で休憩を



蚤の市内にはグルメのお店もたくさん!蚤の市で掘り出し物を見つけたら、美味しいお店を探して買ってから隣の公園で食べたらよいかもしれませんね。

マウアーパークの小高い丘からはベルリンの街並みが一望できます。ちょっと頑張って上まで登って遠くにテレビ塔を見ながら景色を楽しんでみてください。

日曜日はショップなどがほとんど閉まってしまうベルリンですが、蚤の市という楽しみ方を是非してみてくださいね。歴史を感じるレアものも見つけられるかもしれませんよ。
[All Photos by Kaori Simon]
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Kaori Simon ライター&フォトグラファー
東京在住フリーランスのフォトライター。K-POP、韓国事情(ソウル中心)、国内外のグルメ、街情報を中心にWebメディアなどで活動中。年3〜4回の渡韓でエネルギーを蓄えている。現在、韓国語勉強中。寄稿媒体:goo いまトピ、エキサイトなど
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