
キュートな「ボホール・ビーファーム」の入り口

こちらを訪れたのが12月の初旬ということもあり、クリスマスの飾り付けがされていて、キュート。「ボホール・ビーファーム」には、オーガニック料理を味わえるレストラン、フィリピンのオリジナルマッサージ「ヒロット」が受けられる施設、ホテル、養蜂場などを見学するビーファームツアーがあり、1日遊べます。体の内側からよりヘルシーになりたいのであれば、敷地内のホテルに宿泊して、マッサージを受け、オーガニック料理を味わい、数日のんびりと過ごすのもいいでしょう。
鮮やかでヘルシー、オーガニックレストランの料理

海に面した場所にオーガニックレストランはあります。レストランの内装もカラフルでオシャレ。さて、どんなオーガニック料理が味わえるのでしょうか。

10分ほど待つと、テーブルに次々と料理が運ばれてきました。どれも大盛りでボリューミー。手前にあるのは「赤米のキャッサバのせ」です。日本のお米と比べると、水分量は少なめですが、フィリピン料理にはよく合います。

「オーガニックガーデンサラダ」。ビーファームの畑で採れた新鮮な野菜が山盛りです。トッピングされた花も、もちろん食べることができます。お好みでハニードレッシングをかけていただきます。さっぱりとしたやや甘めの薄味で、くせはありません。花は無味無臭でした。

「生春巻き」も、野菜がたっぷり入っていてヘルシー。

甘しょっぱい味わいの「ハニーグレイズチキン」。地鶏を使っているのか、身が引き締まっていて、ジューシーでした。

まろやかな「スペアリブ」。一切れ食べましたが、結構ボリュームがあり味付けもしっかりしています。

エビや野菜が入った「シーフードスープ」。魚介の出汁が効いていて、とっても美味しかったです。何杯でもいけそうでした。フィリピンを旅行して思ったのですが、フィリピン料理のスープはどれも日本人の口に合います。

「黒カジキのグリル」。柑橘類の一種「カラマンシー」が散らされています。やさしい味わいで、パクパクと食べられます。

ポテトチップス感覚で食べられる「キャッサバチップス」。パリパリ食感で箸休めにもなります。

「カボチャパン」。そのまま食べてもほのかに甘いのですが、お好みでモリンガジャムとマンゴージャムをつけていただきます。この他にもラザニアが出てきました。ラザニアは、トマトソースの酸味がアクセントとなり、ペロリと食べれてしまう美味しさです。
以上のオーガニック料理のコースは、一人前823ペソ=約1,650円で味わえます。料理の味付けは全体的にやや薄めですが、自家製野菜とオーガニックがメインの料理なので、自然の味そのものといった感じ。健康的にお腹を満たすことができます。

レストランには海を一望できる席も。
アイスクリームだけテイクアウトすることもできる

「ボホール・ビーファーム」はアイスクリームも人気。紅山芋やココナッツ、パンダンリーフ、モリンガなど、南国らしさを感じるフレーバーのアイスクリームを購入できます。アイスクリームはどれもジェラートのような、なめらかさで、自然な甘さが美味しいです。ちなみにレストランでも同じフレーバーのアイスクリームをオーダーできます。
フィリピンのマッサージ「ヒロット」

敷地内にある「The Bazz Spa」で、フィリピンのマッサージ「ヒロット」も受けました。筆者が受けたのは「Hilot Panuhot」という90分のコース(900ペソ=約1,800円)。時間をかけて全身をオイルで丁寧にマッサージしてもらえます。セラピストの技術が高く、体の疲れが一気に取れました。ただ、マッサージルームは海に突き出した小屋風のつくりになっていて、強い海風が吹き抜けていくため、晴れた日に行くことをオススメします。雨の日は少し寒いです。
オーガニック製品を購入できるお店

「ボホール・ビーファーム」の入り口横にはオーガニック製品を購入できるお店も。ハチミツ、モリンガティー、民芸品などを売っています。お土産にいくつか購入するのもいいかもしれませんね。オーガニック製品は高いイメージですが、ここで購入すれば、すごく安くはありませんが、日本で購入するよりもややお得です。
可愛いプールのあるホテルも

敷地内には可愛いプールのあるホテルもあります。今回はホテルの中には入りませんでしたが、テラスから海が一望できるお部屋もあるようです。
「ボホール・ビーファーム」のはじまりとは?

アメリカで看護師として働いていたフィリピン人のヴィッキー・サンディッジさん。ボホール島でビジネスチャスを見い出し、家族で米国からボホール島に戻ることを決意したそうです。そして土地を購入し、敷地内のツリーハウスに住み、3か月かけて、この地の環境や自然の営みについて学んだとか。なんと、彼女は最初の段階で「ボホール・ビーファーム」をつくることを決めていたそうですよ。
「ボホール・ビーファーム」のはじまりを知り、食やスパ、ステイなどで、ボホールの自然と一体になれるこの場所の「素晴らしさ」をより感じました。女子旅はもちろん、一人でしっぽりデトックスしに訪れるのも良さそうですね。
[All photos by あやみ]

Ayami ライター
都内在住のフリーライター。劇団員、OL、WEB編集ライターを経て、フリーランスになる。辛い食べ物、東南アジアが大好き。旅するように生きるのが人生の目標。
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