みさきまぐろきっぷとは?
京急電鉄のみさきまぐろきっぷには、京急線沿いの各駅から三崎口までの往復電車&バス乗車券、現地加盟店で使える食事券のまぐろまんぷく券、さらにはお土産や現地での体験に使える三浦・三崎おもひで券がセットでついてきます。きっぷは当日限り有効で、泉岳寺、三崎口を除く、京急線のどの駅からも乗車可能です(乗り降りする駅によって料金が異なります。)
まぐろを食べに行ってみた!
三崎口までは品川から1時間少々、横浜からなら約50分で着くことができます。休日であれば座席指定のウィングシートでゆっくり座って、電車の旅を楽しむ事で旅気分はさらにアップ。三崎口は京急電鉄の最終駅です。今回は天気も良かったので自転車をレンタルすることにしました。
駅の改札を出てすぐに観光案内所兼レンタサイクル貸し出し所があります。レンタサイクルは時間貸も可能ですが、ゆっくり楽しみたいなら1日レンタルがおすすめ。自転車を借りたバイクポートに返却するか、三浦海岸、油壺、うらり、城ヶ島ポートに乗り捨てもできます。(城ヶ島ポートは返却のみ対応)電動アシスト自転車なので坂道でもラクチンです。道幅が狭い場所も多いので、車には気をつけましょう。
みさきまぐろきっぷの「まぐろまんぷく券」が使えるのは三崎口周辺の地元の32加盟店。それぞれのお店一押しの特別メニューを堪能することができます。自転車で程よく体を動かした後に食べるまぐろづくしのランチは最高です!(*写真はまぐろまんぷく券提供の食事とは異なります)
他にも「うらりマルシェ」に行って新鮮な魚や野菜を買ったり、壮快な眺めの城ヶ島大橋を渡って城ケ島観光をしたりと、道草をしながら広範囲をまわれるのがレンタル自転車の醍醐味です。
時間があれば城ケ島をぐるっと回るハイキングもオススメです。筆者はこの日は馬の背洞門を見るだけの短いハイキングコースを選びましたが、目の前に広がる大海原はまさに絶景。都内からでも気軽に行ける距離にこんな癒しのスポットがあったなんてと感動しました。
見所は盛りだくさんなので、一度の旅で回りきれないときは次回のお楽しみにとっておくのもいいかもしれません。おもひで券を使って自転車をレンタルする代わりに日帰り温泉を楽しんだり、水中観光船に乗ったり、お土産をもらうこともできるので、楽しみ方は色々です。
みさきまぐろきっぷはどこで買えるの?
楽しみ方自由自在のみさきまぐろきっぷ。購入は京急線各駅の自動券売機の「お得なきっぷ」ボタンから、「みさきまぐろきっぷ」を選択して購入できます。思い立ったらすぐ行ける気軽さが嬉しいですね。
三浦海岸では2月8日から3月8日まで桜まつりも開催されており、濃いピンク色が特徴の早咲きの河津桜も見頃を迎え始めています。美しい景色と美味しい食事、そしてこれからの春の訪れを感じに、みさきまぐろきっぷで少し足を伸ばしてみるのはいかがでしょうか。
HP:https://www.keikyu.co.jp/visit/otoku/otoku_maguro/index.html
[All photos by Yoko Nixon]