これぞ究極なる日本の味!超絶品おにぎりが食せる「青おにぎり」【京都】

Posted by: Nao

掲載日: Mar 14th, 2020

炊き上げたご飯に具を入れて、海苔で包む。家庭でもコンビニでも気軽に食せ、日本人のソウルフードとも言える「おにぎり」ですが、京都には究極なる美味しさで知られるおにぎり専門店があるんですよ。今回は、日本人でよかったと改めて体感できる「青おにぎり」を現地ルポ!

リアカーが目印のおにぎり専門店


京都市左京区、銀閣寺からもほど近い閑静な住宅街に佇む「青おにぎり」。かつて京都市内でおにぎりの移動販売を行なっていた店主が2012年にオープンしたお店です。軒先にあるリアカーは当時使っていたものなのだそう。


店内はカウンター席のみ。まるでお寿司屋さんのような空間です。客層はファミリーやカップル、外国人観光客とさまざま。

筆者が訪問した時は外で待つ人がいるほどの盛況ぶり。店主お一人で切り盛りされているので大変忙しい様子でしたが、お客さんもちゃんと理解していて、お互いに協力し合うといった雰囲気。なんだかとても微笑ましい気持ちになれました。


物販コーナーも設置。オリジナルグッズからお米、塩なども販売されています。

具は定番からユニークなものまで種類豊富


注文はメモに記入して渡すスタイル。鮭や梅、昆布といった定番から変わり種など多彩なラインナップを用意。サイドメニューもありますよ。

これぞ日本人の心!


ネギ明太(230円)と出汁巻き・お味噌汁セット(300円)をオーダー。「これさえあれば、もう、何もいらない」と言えるヤツですね・・・。


“握りたての美味しさを味わってもらいたい”という店主の熱い想いから、注文が入ってから一つ一つ丁寧に作られるおにぎり。三角型というスタンダードなスタイルに心もほっと和みます。


おにぎりに使われるのは鉄の羽釜で炊いたご飯。絶妙な握り具合によってもっちり感とふんわり感が見事なバランスに。握りたてなので海苔がパリッと香ばしく、さらに美味しさをプラス!


一つ目が食べ終わった頃に二つ目のすじこ(250円)がサーブ。この目の前で握ってもらえるというライブ感も嬉しいところ。


まるで宝石のような輝きを放つすじこは甘味と旨味が凝縮。ふっくらご飯、香ばしい海苔とも絶妙なハーモニーを奏で、ため息が出るほどの味わい!

“シンプルなのに限りなく超美味”、これこそ究極のご馳走と言うべきかたちであると筆者は思います。

普段食べ慣れている料理だからこそ感動もひとしおの、「青おにぎり」のおにぎり。次の京都旅では究極なる贅沢体験を楽しんでみてはいかがでしょうか?

※価格はすべて税込です。

青おにぎり
住所:京都府京都市左京区浄土寺下南田町39−3
電話番号:075-201-3662
定休日:月曜日
営業時間:11:30〜夕方売り切れ終了
HP:http://www.aoonigiri.com

[All photos by Nao]

PROFILE

Nao

Nao ライター

メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


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