100点以上のアート作品が集結!お籠りステイにも最適なのは、隈研吾デザインの新感覚ホテル【大阪府】

Posted by: 石原あや乃

掲載日: Mar 31st, 2020

新歌舞伎座の跡地に誕生した「ホテルロイヤルクラシック大阪」は、ちょっと変わったアプローチが話題なんです。そう、宿泊するというホテルの役割に加えて「ミュージアム」というコンセプトが軸にあること。日本を代表する建築家の村野藤吾が設計した新歌舞伎座の面影を残しつつモダンに生まれ変わらせた隈研吾デザインの館に点在する100点以上ものアート、そうここでしか見られない美術作品を、探してみませんか?

隈研吾らしい“木のぬくもり”を感じさせる「ホテルロイヤルクラシック大阪」


大阪メトロなんば駅から直結している「ホテルロイヤルクラシック大阪」は、地下1階から地上20階の全21階建て。スイート9室を含む全150室からなる客室は、どの部屋も広々とした贅沢な間取りが魅力的です。


隈研吾が得意とするウッディ調のミニマルモダンな空間美が、落ち着いたひと時を演出しています。

このホテルの魅力は、ホテルならではのホスピタリティに加え、アートに触れられるところ。館内に100点以上も展示されているので、早速探してみましょう!

1億円のアートも!?ミュージアム以上の展示作品は圧巻

ホワイトストーンギャラリーとタッグを組み東京藝術大学特任教授の伊東順二が監修した作品群は、国内外の気鋭なアーティストをはじめ、具体美術の代表ともされる草間彌生のそれも含まれています。


展示スペースもフロントや客室廊下、客室内など、さまざま。総合100点以上も展示されいるというので、全部を探すのは大変そうですね(笑)。今回は特徴でもある吉原治良を中心に1954年に結成された「具体美術協会」の作品をはじめ、見所をいくつかピックアップしてご紹介します。

上前智祐《無題|Untitled》

白髪一雄《おんくろだなぁ うんじゃく》

靉嘔《オリンピック女子100m》

デイル・チフーリ《Yellow Hornet Chandelier with Cobalt Blue Ikebana》


© Chihuly Studio. All rights reserved.

ジャン=ミシェル・オトニエル《Pink Kokoro》


©Work of Jean Michel Othoniel, copyright belongs to Perrotin

神代良明《極》

小曽川瑠那《輝く陽の下で》

松宮硝子《ふデルヴォー句数のdupuore》

隠された、隈研吾らしいデザイン美も必見!

空間もアート。それも、このホテルの見どころのひとつといえます。天井や壁・・・至る所に隈研吾らしい遊びが隠されています。いくつか切り取ってみましたので、実際に行って、探してみてくださいね!

その1

その2

さて、どこのデザインでしょう?訪れた際には、ぜひ、探してみてくださいね。

今回は、アートな視点から「ホテルロイヤルクラシック大阪」の見所をご紹介しました。アートを探すお籠りステイにも最適なので、いつかのエスケープ旅の候補に入れてみるのはいかがでしょうか。

ホテルロイヤルクラシック大阪
住所:〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波4丁目3−3
TEL: 06-6633-0030
HP:https://hotel-royalclassic.jp

[All Photos by Ayano Ishihara]

PROFILE

石原あや乃

ayano ishihara 編集・ライター

ファッション雑誌のスタイリスト・編集者を経て、フリーランスに転身。2019年7月〜2020年3月までTABIZINE編集長を務める。座右の銘は一期一会。「自分の目で見て自分の肌で感じる」ことをモットーに、日々、新しいことを探求。 “人生”という旅を、自分の心が感じるまま突き進む変わり者。

ファッション雑誌のスタイリスト・編集者を経て、フリーランスに転身。2019年7月〜2020年3月までTABIZINE編集長を務める。座右の銘は一期一会。「自分の目で見て自分の肌で感じる」ことをモットーに、日々、新しいことを探求。 “人生”という旅を、自分の心が感じるまま突き進む変わり者。

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