九州観光推進機構によるRWC2019で九州を訪れた訪日外国人旅行者への満足度調査
RWC2019で九州を訪れた訪日外国人旅行者が訪問した県
会場でのアンケート調査に回答した旅行者のうち、42.3%がワールドカップの試合が開催された福岡県・熊本県・大分県以外にも訪問していました。各県の訪問状況は、福岡県 80.1%、大分県 77.6%、熊本県 56.6%、長崎県 22.4%、鹿児島県 16.2%、宮崎県 10.4%、佐賀県 9.5%の順でした。
九州への訪問前後の印象
九州への訪問前の印象では「山・火山が多い」が多かったが、旅行後の印象では「人が親切」「山・火山が多い」「温泉が豊富」「リラックスできる」「歴史的な観光スポットが多い」の順に多くなりました。訪問後は、「特にイメージはない」人の割合が大幅に下がっていることから、ラグビーW杯をきっかけとした今回の九州旅行実施が九州のイメージの醸成につながっていることがうかがえました。
九州の満足度
RWC の九州旅行における九州の満足度について、6割以上の旅行者が最高評価の「5点」と回答し、高い満足度が得られたことが明らかになりました。日本国内の他エリアとの比較でも8割近くの旅行者が相対的に良いとする「4点」以上のスコアで、他エリアと比較しても高い評価を得ています。
旅行者の満足につながったポイント
旅行者に訪問した中で満足した推薦したいスポットの選定理由として「現地の人々の対応が良かった」「自然の景観や雰囲気が素晴らしかった」「食事が美味しかった」の 3項目は全回答者のうち半数以上が挙げています。欧米豪からの旅行者にとっては、人、自然、食事の3点が重要だということがわかりました。
九州への再訪問意向
九州への再訪問意向を尋ねる質問においては、アンケートの回答者のうち8割以上の旅行者が「絶対来たい」「来たい」のいずれかに回答しています。RWCをきっかけとした旅行によって、九州の魅力が旅行者に伝わり、再訪問したいという気持ちにつながっているようです。
調査場所 :福岡・熊本・大分試合会場周辺
調査期間 :2019年9月26日~10月20日
調査方法 :対面アンケート調査
有効回答 :1,457票
調査主体 :一般社団法人九州観光推進機構
参照:一般社団法人九州観光推進機構
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