修善寺駅で買いたい「舞寿し」の駅弁
1泊旅行で修善寺駅に降り立ったこの日。帰りの新幹線内で舞寿しのあじ寿司を食べると決めていました。でも人気の駅弁にあるあるなのが、帰りに買おうと思ったら売り切れていてガッカリするということ。今回はなんとしてもそれは避けたかったので、お店の人に確認することにしました。
店内には気さくなご主人と奥さん。翌日買いたいのですが、と伝えると、予約できますよと言われ、ほっと安心。目当てのあじ寿司以外にも、魅力的なお弁当がたくさんありました。
せっかくなので、あじ寿司に加え、土日限定という「わさびシャモ飯」も予約することにしました。翌日の午後以降に来る予定と伝え、お店を後にしました。
ご主人と奥さんとお話している間にも、地元の人と思しき人たちがあじ寿司やお弁当を購入していきます。地元の人にも愛されているお店なんですね。
いざ、「武士(たけし)のあじ寿司」を実食!
翌日、楽しみにしていたお弁当の引き取りに。予約していた武士のあじ寿司(税抜1,200円)、武士のわさびシャモ飯(税抜1,400円)を購入しました。
三島駅から新幹線に乗車し、いよいよお弁当を開封。あじ寿司は箱も素敵。テンションが上がります。
ぎっしりとあじが詰まったあじ寿司が出現!おいしそうだし、美しい・・・。
あじの上にはわさび、しょうが、レモン、ガリがのっています。それではいただいてみます。
これは・・・とてもおいしい。こういうお弁当のお寿司って、たまにすし飯のお酢がすごくすっぱく感じられたり、お魚の生臭さが気になったりするのですが、それがまったくありません。
むしろ爽やかな味わい。酢で軽く〆たあじと、すし飯のバランスが絶妙なのです。暑い時期にもピッタリで、どんどんお箸が進みます。
あじはこんな感じ。肉厚です。
添えられていたレモンを絞っていただくと、これまた爽やかさがさらにプラスされておいしい!
あまりにおいしくて、あっという間に完食。
土日限定!武士(たけし)のわさびシャモ飯
武士のわさびシャモ飯もいただいてみました。
ビジュアルも食欲をそそります。
お品書きがついていました。
わさびの葉を食べて育ったという、地鶏「天城軍鶏(あまぎしゃも)」がボリューム満点。軍鶏のがらスープで炊き込んだというご飯は、やさしいお味で癒やされます。
添えられた煮物もちょうどよい塩梅の味付けで、ほっこりと顔もほころびます。わさび茎の三杯酢漬けもとってもおいしかった!
「あじ寿司」がもうすぐお取り寄せ可能に
久しぶりにおいしい駅弁をいただいて、大満足。そして、食べ終わった後にはあじ寿司をもう一つ買わなかったことを激しく後悔。自宅に帰ってもう一度食べたかったなあ。
でも、そんな人にも朗報。このコロナ禍のなかで、ネット販売の試作品を作っていたそう。8月ごろには販売が開始できるように、現在準備をしているのだそうです。
修善寺駅で売っているあじ寿司をそのまま販売する形ではなく、なんと自宅であじ寿司を作って楽しめるキットを考案中なんだとか。あじ寿司作りも楽しめて、その上おいしくいただけるなんて、想像しただけでワクワクしてしまいます。最新情報は、HPで確認してくださいね。
ネット販売も楽しみですが、また修善寺を訪れた折には、必ず足を運びたいお店です。
[All Photos by Aya Yamaguchi & Chika]