自然を感じながらリラックスして過ごせる客室
コロナ禍において、今後の旅やホテルの宿泊では3密回避は必須。広大な敷地にあるロッテアライリゾートは、ホテル内もゆとりのある造りで密を避けやすいので安心できます。ロッテアライリゾートはARAI棟、LODGE棟、CLUB棟、NEST棟と4つの宿泊棟があります。
今回筆者が宿泊したのは、LODGE棟のデラックスツインルーム。
木材が使われた家具が置かれ、海外の山荘をイメージさせるような温かみのあるお部屋。なんだか日本ではないような錯覚に陥ります。広さもゆったり、ソファでくつろげるのもうれしいです。ベッドのマットレスは、シモンズとロッテホテルの共同開発したものだそう。ホテルの人にそれを聞き納得。腰の調子が悪かった筆者ですが、一晩こちらのベッドで寝たら翌朝はまったく痛みがありませんでした。
筆者の宿泊したお部屋は、バルコニーがあり外に出られました。窓には網戸はありません。周りは豊かな自然に囲まれているので、虫も含めたくさんの生き物が住んでいます。山からのさわやかな風、鳥のさえずり、木の葉が揺れる音、たくさんいる虫たちでさえも、この場所だからこそ感じられるものを思う存分満喫してほしいというホテルの願いから、あえて網戸は設置していないのだそう。
筆者自身も、窓を開けて山々の美しい緑やさわやかな風を感じることで、心がほどけていくような気がしました。
女性が気になるアメニティも完備。
シャンプー、コンディショナー、シャワージェル、ボディローション、ソープはイタリアのブランド「ダヴィネス」。香りも良くて、癒やされます。
お茶やコーヒー用のカップは、全て引き出しの中に収納されています。ワイングラスにワインオープナーまで揃っています。温かい飲み物は、コーヒー、えんめい茶、緑茶、ダージリンティーが楽しめます。
冷蔵庫のミニバー。札がついているミネラルウォーターは無料です。たくさんのお酒やちょっとしたおやつが欲しい人は、ホテルに到着する前に駅や道の駅などで購入しておくのがおすすめ。
コンセントとUSBも差込口はデスクにあります。使用する時は蓋をスライドすると出現。ベッドサイドにもコンセントがあるのは助かります。
ARAI棟には「星空温泉」がありますが、お部屋にもゆったりと入れるお風呂付き。
広めのクローゼット、セキュリティボックス、スリッパ、浴衣、バスローブまで揃っているので、快適に過ごせます。
開放感のあるレストランで夕朝食を
夕食はLODGE棟にあるレストラン、「日本料理あさ日」で。時間は17:00~21:30までの間であれば、好きな時間に夕食をとってOK。
筆者は4種類ある和食のメニューから、「妙高膳 村上牛のすき焼き」を選択。
村上牛がたっぷり!見るからにおいしそうなお肉が運ばれてきました。
たくさんの野菜と村上牛を入れてぐつぐつ・・・。野菜もお肉もたくさん食べられて満足です。
朝食も同じく「日本料理あさ日」でいただきます。朝食も7:00~9:30の間の好きな時間に。
目玉焼きとスクランブルエッグの好きな方を選べ、筆者はスクランブルエッグにしました。
パンはおかわり自由です。
ドリンクは自分で好きなものを選べます。ジュースや牛乳、お茶、紅茶、コーヒーなど。
山の風を感じながら浸かれる「星空温泉」
食後、休憩した後はARAI棟にある「星空温泉」へ。夜は冷えることがあるので、羽織ものを持参したほうが良い場合もあります。脱衣所も洗い場も広いので、ほかの宿泊客と距離をとって利用できます。シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、洗顔フォームが揃っているので、部屋から持参しなくてもOK。
©LOTTE ARAI RESORT
露天風呂は2つ。1つは屋根があるので、雨天時でも入れるのがよいですね。
こちらの露天風呂は、腰かけて入れるタイプの造りになっており、楽な姿勢でずっと入っていられそうでした。
お風呂の近くには、広大な敷地ならではのゆったりできる休憩スペースがありました。
©LOTTE ARAI RESORT
星空温泉と同じARAI棟に、屋内プールもあります。こちらは14:00~18:00(最終入場は17:00)まで利用できますよ。
最高に居心地がよくくつろげる空間。ライブラリーカフェ
ロッテアライリゾートに泊まるなら、ぜひライブラリーカフェを利用してほしい!ライブラリーカフェはCLUB棟にあり、洋書や和書を合わせ、約1,300冊が揃っています。冬には外国人観光客も多く訪れるため、洋書も充実。ビジュアル本も多いので、パラパラとページをめくるだけで楽しめる本もたくさんあります。
スノーボードやゲレンデを題材にした作品もある作家・東野圭吾さんの本がズラリと並ぶスペース。圧巻です。
東野圭吾さんは、2019年にロッテアライリゾートで開かれた「スノーボードマスターズ」の発起人という縁もあります。
こちらのライブラリーカフェも非常に広く、開放感のあるスペースになっています。気になった本を気軽に手にとり、じっくり眺めていると、あっという間に時間が過ぎてしまうのです。
ソファや絨毯も素敵。こんな家に住みたい・・・。座るスペースがたっぷり設けられているのもありがたい。まるで自宅のようにリラックスした時間を過ごせます。
冬季シーズンは、ライブラリーカフェでお茶と一緒に本を楽しむことができます。
季節によって違う顔を楽しめるホテル
冬は人気のパウダースノーを楽しめるとあって、スキーやスノーボード、ウインターアクティビティを満喫できるロッテアライリゾート。これから迎えるグリーンシーズンは、その大自然を活かしたアクティビティも充実。
©LOTTE ARAI RESORT
©LOTTE ARAI RESORT
夏限定でオープンするガーデンプールやナイトプールなどもあります。移動しなくても、ホテル内でさまざまアクティビティが楽しめるというのは大きなメリットですね。
ロッテアライリゾートへのアクセス
東京から新幹線で上越妙高駅まで、北陸新幹線で2時間弱程度。上越妙高駅西口からは無料のバスが出ています。1日前までロッテアライリゾートのHPで予約可能なので、到着時間に合わせて予約を。
ホテル到着後は、アルコール消毒と検温を行った後にチェックイン。スタッフとの接触を減らすため、館内の案内は最低限とし、詳細が記載された紙を渡されます。
大自然を存分に感じられる環境と、居心地のよく落ち着く客室。またここに戻ってきたいと思えるホテルでした。
住所:新潟県妙高市両善寺1966
電話番号 : 0255-75-1100
客室予約 : 0255-75-1100
チェックイン 15:00 チェックアウト 11:00
HP:https://www.lottehotel.com/arai-resort/ja.html/
[Photos by Chika]