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マスクははずしてもいい!旅人が実践したい熱中症の対策とは?

Posted by: 坂本正敬
掲載日: Aug 24th, 2020.

まだまだ暑い日が続きますね。今年は遠い旅にも出られない上に、マスクの着用を求められる中で熱中症対策をしなければいけない、ストレスの多い夏となっています。そこで今回は厚生労働省や環境省の情報を基に、コロナの時期の熱中症対策をまとめてみました。

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熱中症対策1


混雑していない屋外ではマスクをはずしていい

熱中症対策2

日本人はマスクが大好きだと、欧米の国の人々から少し不思議そうな目で見られてきました。そんな日本人でも、さすがに夏にはマスクをする習慣がなかったと思います。

しかし、今年は真夏でもマスクを求められる事情があります。実際、30℃を超えるような暑さの中でも、マスクを普通にしている人はたくさん。

新型コロナウイルス感染症の影響で、都道府県の境界を超えるような旅は自粛している人がほとんどだと思いますが、身近な夏の小旅行でも、やはりマスクははずしてはいけないのでしょうか?

答えはイエスでもありノーでもあります。やはり、公共交通に乗ったり、近所の有名な観光地に足を運んだりする場合は、マスクの着用は不可欠です。しかし、厚生労働省によれば、夏場のマスクは人との距離が2m以上離れている場合、普通に外しても構わないのだとか。むしろ人ごみでなければ、一時的にでもマスクは外したほうがいいのですね。

その理由は、夏場のマスク着用による体の負担です。

<マスクを着用していない場合と比べると、心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇するなど、身体に負担がかかることがあります。>(厚生労働省のホームページより引用)

とあるように、マスクは体に負担がかかる上に、高温多湿の状態で着用すると、熱中症のリスクが高まるとの話。

例えば、リュックを背負って、近所の山登りを楽しむ際には、マスクの着用は不要。近場の観光地を歩く際にも、混雑していない屋外であれば、普通にマスクは外して構わないのですね。

さらにマスクを装着しながらの肉体的な負荷の高い作業や運動は夏場は、避けるべきだとされています。自転車でちょっと遠出する、リュックを背負って長い距離を歩くなど肉体的な負荷の大きい遠出の際には、無理をしてマスクを着用せず、涼しい格好をして、水分補給を意識的に行い、熱中症を予防したいですね。

出発前の体温チェックは欠かさない

熱中症対策3

このところ、検温の回数が頻繁になりました。お出かけ先でも、学校や会社に行く前でも、検温を求められる場面が多いですよね。もちろん小旅行や遠出の前の検温も大切です。この検温習慣は、確かにちょっと面倒ですが、感染症拡大を未然に防ぐ以外にも、熱中症の予防にもなります。

環境省の資料によれば、汗を出したり、皮膚に血液を集めたりして熱を放散する体温調整のバランスが崩れると、体温が上昇し始めるといいます。その行き着く先が、重度の熱中症。

この体温の変化は、新型コロナウイルス感染症のサインかもしれませんし、熱中症の初期症状がスタートしているサインかもしれません。検温は小旅行に出かけるかどうかの判断にもなりますし、遠出した先で感染症の拡大を未然に防ぐきかっけにもなります。さらにその検温習慣が、夏の場合は熱中症予防にも役立つとの話。日常的な旅を愛好する人こそ、熱心に検温習慣を守りたいですね。

自宅ではエアコンの設定温度を下げて、こまめに換気を

熱中症対策4

熱中症は、気温が高い、湿度が高い、風が弱い、エアコンがないまま部屋を閉め切っている、日差しが強い、急に暑くなった、熱波が来ているなどの原因でリスクが高まると知られています。

だからこそ、エアコンの利用が熱中症の予防には不可欠という話。しかし、厚生労働省によれば、家庭用のエアコンは室内の空気を入れ替えずに循環させているだけのタイプが多いといいます。

いくら旅好きといえども、さすがに普段よりは家で過ごす時間が増えていると思います。その家に誰かが遊びに来る、親族が集まるといった場面では、こまめな換気が大切なのだとか。閉め切った室内でエアコンを使って快適な温度、湿度を維持していても、空気自体が新鮮でなければ、新型コロナウイルス感染症のリスクは高まります。

「新しい生活様式」の中で室内の熱中症を予防する際には、窓とドア、ドアと換気扇など2カ所を開いたまま、空気の流れをつくるといった工夫が重要です。夏場で窓を開けるなど想像するだけで「暑そう」と感じるかもしれません。しかし、感染の拡大を一人ひとりの努力で早く食い止めないと、大好きな海外旅行も「おあずけ」の日々が続きます。

まず自宅のエアコンは空気を換気させるタイプかどうかを調べ、室内の空気を循環させるだけのタイプだとわかったら、来客時は夏でも窓を開け、あるいは換気扇を動かして、室内の空気を入れ替えましょう。その際、熱気が室内に入り込んできますから、エアコンの設定温度を下げる、扇風機やサーキュレーターを併用して涼しさを増す工夫をしたいですね。

熱中症対策5

以上、新しい生活様式の中で、旅を愛好する人が普段から実践できる熱中症対策をまとめました。熱中症で死亡する人は、1番が80歳以上(全体の47.8%)、2番が65~79歳(33.7%)、3番目が45~64歳(15.6%)と、ほぼ高齢者で占められています。

TABIZINEの読者はもっと若い世代だと思います。小旅行先、あるいは遠出した先では自分の熱中症に注意しつつ、身の回りの高齢者に何か異変を感じたら、積極的に呼び掛け、涼しい場所に避難させる、あるいは救急車を呼ぶなど、手助けもしてあげたいですね。

[参考]
熱中症対策リーフレット – 厚生労働省
熱中症 環境保健マニュアル2014 – 環境省

[All photos from Shutterstock]

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター
1979年東京生まれ、埼玉育ち、富山県在住。成城大学文芸学部芸術学科卒。国内外の媒体に日本語と英語で執筆を行う。北陸3県を舞台にしたウェブメディア『HOKUROKU』の創刊編集長も務める。 https://hokuroku.media/


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