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「夜通し居酒屋プラン」で久々のリアル飲み会
「OMO」のコンセプトは、「寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げる都市観光ホテル」。星野リゾートというと、「星のや」「界」などの印象が強いかもしれませんが、「OMO」は2018年にスタートした比較的新しいブランドで、現在、ここ大塚と北海道・旭川に展開中。
(c)星野リゾート OMO5東京大塚
「OMO」の特徴は、なんといってもご近所を知り尽くした「ご近所ガイドOMOレンジャー」(!)の存在。ご機嫌に旅をサポートしてくれます。たとえば、「散歩」「はしご酒」「大塚定番グルメ」といったテーマで案内してくれるのですが(現在は「散歩」コースのみ開催中)、費用(出動費)は2時間1,000円(飲食代などの実費は別)。頼らなきゃ損です(笑)。
そもそも、「OMO」は宿泊代もリーズナブルなんです。たとえば、今回、私たちが利用した「夜通し居酒屋プラン」は1泊4,837円〜(4名1室利用時1名あたり)。1回の飲み代くらいでしょ?
一晩中、お酒が飲み放題!
「夜通し居酒屋プラン」はその名のとおり、ホテルの客室で居酒屋気分を楽しもうというプラン。宿泊代のほか、客室内にセットされた乾杯ビール、さらに、プラン利用者専用のバースペースでは、ワイン・焼酎・ウイスキー・日本酒などのお酒が一晩中飲み放題です。
今回は4人で利用。うち1人(4人の中の唯一の結婚経験者)は、子どもの学校が始まったばかりとのことで、夜のうちに帰宅しましたが、「OMO」が誇る「YAGURA Room」(後述します)で、しっぽり──、じゃないですね(笑)、わいわいと楽しい時間を過ごしました。
(c)星野リゾート OMO5東京大塚
さて、「OMO5東京大塚」はJR山手線の大塚駅南口から徒歩約1〜2分。13階建ての建物は、駅からもよく見えるので、迷うことはないと思います。それぞれの用事を済ませ、ホテルで待ち合わせ。気合いを入れてチェックイン前に到着していた友人の1人は、フロント前のラウンジで仕事をして待っていたそうです。それもあり!
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「YAGURA Room」は合宿にぴったり!
チェックインは、自動チェックイン機を使って、人との接触なしで行えます。チェックアウトもこの機械にカードキーを入れるだけ。楽ちんです。
(c)星野リゾート OMO5東京大塚
ステイする「YAGURA Room」は約19平方メートル。決して広くはありませんが、天井高があり、ロフトというか、屋根裏部屋のような場所に「やぐら寝台」を配しており、秘密基地で過ごすようなわくわく感があります。「寛ぐ場所」と「寝る場所」が別になっているので、居住性も抜群。
階下の寛ぎスペースは畳張り。上はヒノキ材を用いた寝室を配しており、宴会は下で、疲れたら、2階の「寝室」に避難すればいいというわけです。限られた空間を上手に利用する工夫も随所にあり、また、お風呂が独立しているのもうれしいポイントでした。
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あとで聞いたところ、「YAGURA Room」は、ホテルを立ち上げる際、都会のリーズナブルなホテルに対する不満や、あってほしいものなどの調査を実施し、その声を最大限に発展させて作った部屋なのだそうです。なるほど快適なはずです。
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この日、4人がそろったのは16時半頃だったでしょうか。まずはビールで乾杯です(プランには、1部屋につき、500mlの缶ビール、炭酸水各2本、ポッカレモン、冷水が含まれます)。貸し出してもらった、ビールサーバー(数量に制限あり。先着順)で入れる缶ビールのおいしいこと。あとでビールを買い足しに行かなくちゃ!
プラン専用のバースペースにときめく
(c)星野リゾート OMO5東京大塚
軽く喉を潤したところで、客室フロアのエレベーターの前にある、プラン専用のバースペースを偵察に。ここにある飲み物は滞在中すべて飲み放題。焼酎、日本酒、リキュール、ウイスキー、ジン、ウォッカ、ラム、果実酒、ワインなど、常時12種。充実のラインナップです。ますますテンションが上がってきました。コレそれぞれが勝手に好きなものを好きなペースで飲めるのもいいですよね。
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「私、最近、焼酎を無糖の紅茶で割るのにはまってるの!」との飲んだくれの友人の発言で、無糖紅茶の購入も決定。炭酸水も補充しておきましょうか(プランにも2本含まれています)。
客室への飲食物の持ち込みは自由、というわけで、おつまみはもちろんご近所で調達します。客室には、プラン専用の、出前やテイクアウトができるお店を集めたオリジナルメニューリストが用意されていました。
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また、ロビー階には、壁一面を使った「ご近所マップ」も掲げられています。スタッフによって日々更新されている「ご近所マップ」は、「テイクアウト可」「出前可」などの記載もあり、かなり使えます。全店制覇したいです(笑)。
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これだけでも十分な情報源ですが、おいしいものを食べたい気合い満々の私たちは、街の魅力を知り尽くしたOMOレンジャーに案内してもらうことにしました。この街歩きがまた楽しくて。普通に食べ(飲み?)歩きでの再訪を決意しました……。
大塚の“おいしいもの”たちを客室にテイクアウト
今回、食したものの一部をご紹介しましょう(OMOレンジャーに教えてもらったところばかりですけど!)。
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「日本酒商店YODARE(よだれ)」の刺し盛り(1,000円)は、リーズナブル、かつ美味。どれもこれも新鮮でした。そして、40年以上にわたって、この地でとんかつを揚げ続けている「三節」のミックスフライも最高です。今度また、とんかつや生姜焼きを食べに行かねば!「TITANS(タイタンズ)」は、世界のクラフトビールと宇都宮餃子が楽しめる店。こちらでは、自慢の宇都宮餃子をテイクアウトしました。また夜食には、ホテルのすぐそばの「ぼんご」のおにぎりがおすすめ。混み合っていることも多いので、事前に電話で予約注文しておくことをお勧めします。
(c)星野リゾート OMO5東京大塚
部屋飲み、やっぱりいいですね。ウイルスのことはしばし忘れ、また、公共の場ではなかなかしづらい話もできちゃいます(笑)。そのぶんお酒は進みすぎちゃいましたが、まあ眠くなったら寝ればいいし(笑)。
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チェックイン時同様、翌朝も、それぞれの予定に合わせ、バラバラにチェックアウト。この適当さ加減もいい感じです。
このプランのほかにも、OMO5東京大塚では、年間を通してさまざまなユニークなプランを展開しています。ぜひチェックしてみてください。
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そうそう、この日は特別に、ファミリーに人気の「都電Room」を見せてもらいました。都電をイメージしたデコレーションを施した部屋から、都電荒川線を見下ろせるご機嫌な客室です。オリジナルグッズの用意もあり、特に「鉄」ではない(はずの)私たちも、思わずテンションマックスです。大人同士で泊っても十分に盛り上がりそうですよ。
「夜通し居酒屋プラン」
予約可能期間:〜2021年1月4日
宿泊場所:東京都豊島区北大塚2-26-1
電話:0570-073-022(星野リゾート予約センター)
料金:1泊4,837円〜(4名1室利用時1名あたり、税・サービス料別、食事別)
プランに含まれるもの:部屋入れ飲み物セット(缶ビール500ml・炭酸水500ml×各2本、ポッカレモン、冷水/1部屋あたり)、おかわり自由なバー(焼酎、日本酒、リキュール、ウイスキー、ジン、ウォッカ 、ラム、果実酒、ワインなど常時12種)、部屋入れ居酒屋備品(グラス、お皿、カトラリー、出前&テイクアウトができるご近所さんオリジナルメニューリストなど)、客室専用ビールサーバー(先着順)
https://omo-hotels.com/otsuka/