うなぎ
埼玉県のおいしいものとは?
東京都心で働く人のベッドタウンとして便利な埼玉県。交通網が完備され、通勤通学に便利。都心に近いのに自然が残り、都会と田舎の両方の長所を合わせ持つ住みやすさがあります。気軽に利用できる、日帰り温泉の充実ぶりも見逃せません。また、深い味わいの狭山茶のほか、小麦粉文化の発達により麺類や饅頭類、さつまいものお菓子など、食べるべき特産品がいっぱい。
埼玉県グルメはたくさんありますが、あなたがおさえておくべき美味とは。
埼玉県全域
名うどんが勢ぞろい 東日本のうどん県
実は各地で名うどんがある、東日本のうどん県といえる「埼玉県」。小麦粉が育つ環境ゆえ、麺類が充実。全国製麺協同組合連合会「生めん類業界の動向(平成21年版)」によると、麺類の生産数量は日本一だそうです。
特に地粉を用いた手打ちうどんを食べる習慣があり、埼玉県各地には「加須うどん」「武蔵野うどん」「熊谷うどん」「こうのす川幅うどん」など、地元のブランドうどんがあります。
■参照
生めん類業界の動向(平成21年版) – 全国製麺協同組合連合会
https://zenmenren.or.jp/about/current_status_h21.html
埼玉県観光PR映像 テーマ別 グルメ/SaitamaPR
「武州飯能うどん」(飯能市)つけ汁で食べる、手打ちうどん
武州飯能うどん (C) PR Times
「武州飯能うどん」の特徴
・素材の味がしっかりしていて、肉は豚肉を使用
・コシの強い「うどん」
・つけ汁につけて食べる
「武州飯能うどん」は、水田耕作に適した土地が少なかったこともあり、小麦の栽培が盛んだった飯能地域で、毎日食べられていた手打ちうどん。秩父山地の良質な水を使ったうどんは透明感があり、コシも味も素晴らしく、一度食べたらとりこになります。
■参照
麺類生産量日本一※の埼玉県が誇るうどん処 飯能市の人気のうどん店29店舗を掲載 『うどんまっぷ 武州飯能うどん』がリニューアル!
【食べられるところ】
武州飯能うどん 一般社団法人 奥むさし飯能観光協会
http://hanno-tourism.com/?p=we-page-entrylist&spotlist=15187&type=list&cat=15179&
うどんまっぷ 武州飯能うどん
https://www.qkamura.or.jp/cms/booklet/11260047/20170904161544.pdf
など
「加須うどん」(加須市)コシの強さと喉越し
うどんのまち かぞ/世界とつながる、かぞちゃんねる
「加須うどん」の特徴
・ピカピカの光沢、みずみずしいうどん
・手打ちならではのコシの強さと喉越しの良さ
・水洗いして、もりうどんに冷たいつゆが基本
「朝まんじゅうに昼うどん(朝食にはまんじゅう、昼食にはうどんを食べるの意)」といわれるほど、小麦食文化が盛んな加須市。関東に住むうどん好きなら、加須うどんを食べ歩きに行くほど名が知られています。江戸時代半ばに、不動ヶ岡不動尊總願寺の門前で参拝客に振る舞ったのが始まりといわれ、300年以上の歴史を誇る郷土料理。「第7回埼玉B級ご当地グルメ王座決定戦」では「加須市みんなで考えた肉味噌うどん」が優勝しました。
■参照
「加須市みんなで考えた肉味噌うどん」が食べられるお店はこちら! 加須市
https://www.city.kazo.lg.jp/material/files/group/21/35626716.pdf
【食べられるところ】
うどんまっぷ 加須のうどんを食べ歩き 加須市
https://www.city.kazo.lg.jp/material/files/group/21/91451208.pdf
など
「川幅うどん」(鴻巣市)麺の幅は5センチ以上
川幅うどん(鴻巣市)/埼玉県公式チャンネル
「川幅うどん」の特徴
・麺の幅が5cm以上
・手打ち
・強めのコシとモチっとした食感
鴻巣市と吉見町の間を流れる、荒川の川幅(2,537メートル)が日本一にちなんで誕生した「川幅うどん」。麺の幅が5〜8cmもあり、見た目にビックリ。「第12回埼玉B級ご当地グルメ王座決定戦」で優勝。
■参照
こうのす川幅グルメ
http://www.konosu-kanko.jp/gourmet/kawahaba_gourmet.html
【食べられるところ】
川幅グルメマップ 鴻巣市
http://www.konosu-kanko.jp/pamphlet/pdf/kawahaba_gourmet_map.pdf
など
「すったて」(川島町)夏のご馳走
すったて(川島町)/埼玉県公式チャンネル
「すったて」の特徴
・つけ汁が冷たく冷えた、夏のご馳走(原則5月〜9月)
・手打ち
・強めのコシの全粒粉のうどん(武蔵野うどん)
農作業で汗を流した夏の農家の食事は、うどんを夏野菜の旨味が詰まった冷たい汁で食べる「すったて」。名前の由来は、胡麻や味噌、大葉、キュウリ、ミョウガ、玉ねぎなどの夏野菜を「すりたて」で食べるところからきています。野菜がたくさん入っていて、胡麻と薬味の香りで食欲が進むすったては、農家の夏のご馳走で夏バテ予防。「第6回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」で優勝。夏のご馳走のため、販売期間は原則5月から9月まで。冬にはかわじま呉汁という地元グルメが登場します。
■参照
すったてとは 埼玉県川島町
http://www.kawajima.or.jp/suttate/suttate/index.html
【食べられるところ】
店舗情報 – 郷土料理 すったて – 川島町商工会 (販売期間は原則5月から9月まで)
http://www.kawajima.or.jp/suttate/shopinfo/index.html
など
川越市、さいたま市など
「鰻(うなぎ)の蒲焼」埼玉のご馳走といえば
埼玉でうなぎが食べられるようになったのは、江戸時代だといわれています。埼玉県には川や沼地が多く、川魚に混じって鰻が生息していました。周りに海がない埼玉県民のタンパク源が鰻でした。
外側は焦げ目がついているのに、中はふっくら、関東らしい醤油の色がはっきりした鰻の蒲焼。筆者も何度か埼玉県でいただきましたが、埼玉県のご馳走といえば鰻のイメージがあるほど、印象的なおいしさです。
うなぎ【さいたま市】/ちょこたび埼玉公式チャンネル
小川菊(川越市)/ 埼玉S級グルメ
【食べられるところ】
浦和のうなぎ | さいたま観光国際協会 https://www.stib.jp/stayeat/unagi.shtml
うなぎ料理 | (公社)小江戸川越観光協会 https://www.koedo.or.jp/taberu/unagi/
など
埼玉県各所
「つけ麺」魚粉たっぷりで
(C) At Press
麺類が強い埼玉県では、つけ麺も美味。つけ麺とは、茹でてから水で締めた麺とスープが別々の器に盛られたもの。魚介を加えた豚骨や鶏の濃厚なスープに太麺をつけて食べる、冷やし中華とも、油そばとも違う、独特のメニュー。うどんとパスタの中間のようなもちもちツルツル麺に、魚粉がたっぷりのったスープは、日本人の好みにストライク。想像を超えた味は、トライする価値ありです。
Ramen Kagetsu Arashi 頑者Wave/らあめん花月嵐公式チャンネル
ラーメンTV#2「ブームを超え文化となった『つけめん』」/ramenwalker
【食べられるところ】
頑者 http://www.ganja.co.jp
埼玉のつけ麺のお店 tabelog
https://tabelog.com/saitama/rstLst/MC11/
埼玉県のおすすめつけ麺BEST30 | SARAH[サラ]
https://sarah30.com/つけ麺?state=11
など
今回は、埼玉県のご当地グルメの一部をご紹介しました。ご当地グルメには、各地の名産や文化が詰まっています。ぜひ、旅の思い出に味わってください。まだ出かけるのが不安というあなたは、通販で取り寄せできるお店もありますから、ご自宅で楽しむのも良いかもしれませんね。
注意:2020年11月現在の情報になりますので、店内での飲食ほか詳細につきましては、直接店舗へお問い合わせください。