グラニースミスと木村屋のコラボスイーツ！

ホームメイドスタイルのアップルパイで人気を博す「グラニースミス」。現在国内に10店舗を展開。それぞれのお店で限定アップルパイを販売しており、多彩な味わいに出合えるのも魅力です。

グラニースミス銀座店では、同じく銀座に店舗を構え、“パンのパイオニア”として名高い木村屋總本店とのコラボを実現。木村屋が炊き上げる粒あんを贅沢に使用した、「あんこ餅 アップルパイ」が開発されたのです。（テイクアウト：ホール3,600円、1カット470円/イートイン：1カット700円・税抜）

和テイスト漂う新感覚アップルパイ

イートインではアイスやクリーム、ソースを添えてサーブされます。粒あんには北海道産えりも小豆を使用。専用釜でひとつひとつ割れることのないよう煮あげ、仕込み時に丁寧に潰し、さらに風味を際立たせるべく2日間熟成させているのだそう。さすがはあんぱんを生み出した木村屋！餡子へのこだわりもひとしお。

粒あんに加え、求肥を取り入れることで、さらに“和風”な仕上がりに。それではさっそく、いただいてみましょうか。

求肥はとろ〜りなめらかな食感。旨みがギュッと凝縮した粒あんとのバランスもお見事！バターの風味が濃厚に香るパイ生地と和素材が絶妙にマリアージュしています。

和のフレーバーはジューシーなりんごとの相性も抜群。一口頬張れば、粒あんの甘みとふくよかな果実味が広がり、心弾むおいしさです。

トップにあしらわれた、香ばしいクランブルと黒ごまのほのかな塩味が絶妙なアクセントに。さらに粒あんの甘みを引き立てるという名脇役っぷりも面白いです。ラズベリーソースと合わせれば、弾けるような酸味がプラスされ、食べ進めるごとに多彩なテイストを楽しめるのも特筆すべきところ。

今年も気がつけばあとわずか。1年頑張った自分へのご褒美として、和洋が美しく調和する、とっておきのスイーツを堪能してみてはいかがでしょうか。

[All photos by Nao]

Nao

Nao ライター

メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。