Ya Kun Kaya Toast 東京国際フォーラム店
〒100-0005
東京都千代田区丸の内三丁目5番1号 東京国際フォーラム1階 区画名称:C-1-1
tel. 03-6812-2633
国際フォーラム店はチキンライス、ラクサなどの食事メニューはご提供しておりません
営業時間
月~日 8:00~20:00(LO 19:00)
定休日 なし
https://yakun.jp/store-guide/
ヤクンカヤトースト、日本上陸してます!
カヤトーストとは、ココナッツミルクやパンダンリーフなどから作られたカヤジャムをトーストした薄いパンで挟んだもので、シンガポールの朝食の定番です。シンガポールでカヤトースト専門店として有名な1944年創業の「ヤクンカヤトースト(Ya Kun Kaya Toast)」が、2020年7月1日、東京・新宿西口にある新宿住友ビルの地下1階にオープンしました。
このヤクンカヤトースト、シンガポール国内で約70店舗、アジアを中心とした世界10カ国で約120店舗と、現地でもその他の地域でも人気のカヤトースト専門店です。
お店はフードコートの一店のようで、カウンターで注文と支払いを済ませると、調理完了を知らせる呼び出しベルを渡してくれます。席に座って待っていると「ピーピー」と。カヤトーストの準備ができたようです。
ココナッツの風味のカヤジャムにバター、たまごと醬油!
こちらが「Aセット」(490円・税抜)です。「カヤトースト・バター」と、「温玉」とドリンクです。
薄めの色よく焼けたトーストにはカヤジャムがたっぷりと塗られて、バターが挟まっています。カヤジャムは、たまご、砂糖、ココナッツミルクにパンダンリーフという材料で作られるココナッツ風味たっぷりのペーストです。パンダンリーフは独特な甘い香りと緑色の着色のために使います。
「温玉」は、かなりゆるゆるのゆで具合で、これが2個。たまごといえば、やっぱりお醤油!ということで、お好きな量の醤油をかけます。さらにお好みで白コショウも。
その醤油がけのフルフルたまごをカヤトーストにつけていただきます。「甘いものにお醤油なんて」と思うかもしれませんが、そんなことありません。お醤油は砂糖と相性がとってもいいですよね。みたらし団子も、肉じゃがにだってお醤油と砂糖を使っておいしくなります。そして、カヤトーストもまた、お醤油とたまごに合います。なるほど、これは完璧な朝ごはんです。
飲み物は「コピ」を選びました。コンデンスミルク入りのコーヒーです。濃厚な口当たりで、カヤトーストに負けない存在感があります。
カレーヌードルやチキンライスも、いろいろ楽しめます
ヤクンカヤトーストはカヤトースト専門店ですが、シンガポールの軽食もいろいろ楽しめます。上の「ミーレブス(カレー麺)」(900円・税抜)は、中華麺にスパイスたっぷりのカレーがよく合います。
そして、もちろん「シンガポールチキンライス」(900円・税抜)も。シンガポールチキンに必要なのは3つのつけダレ。ちょっと甘い濃口の醤油、唐辛子に油生姜が必須です。茹でたチキンのスープで炊いたご飯は、それだけでもとってもおいしくて、あぁ、またシンガポールのホーカーズ(屋内屋台)で食べたいなと思わされます。
こちらはシンガポールのヤクンでいただいた「蒸しパン」で、カヤバターを厚みのあるパンで挟んで蒸したもの。もちろん日本でもいただけます(390円・税抜)。日本のお店にはフレンチトースト・カヤやサンドウィッチも数種のほか、ラクサなどもあって、何度か通うことになりそうです。
次のシンガポールへの旅行を思いながら、それまでの間は新宿のヤクンカヤトーストでおいしいシンガポールを楽しみましょうか。
住所:東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル 地下1階 B-7区画
電話: 03-6258-1358
営業時間:7:00~20:00
※新型コロナウイルスの影響により営業時間を短縮中
7:00~20:00(L.O.19:00)
定休日:ビルに準ずる。年末年始。
HP:https://yakun.jp/store-guide/
[All photos by Atsushi Ishiguro]