1948年創業！地元の人に愛される喫茶店

キネマ通り商店街を歩いていくと、緑色の看板が見えてきます。お店のそばにはソフトクリームの目印も。宿泊していたホテルの人におすすめしてもらったお店「わかば」さん。看板には「スイートハウスわかば」の文字がありました。「WACABA」とローマ字で表記されています。

後から知りましたが、スイートハウスわかばは1948年創業の歴史のあるお店なんです。元々はアイスキャンディー、アイスまんじゅうを手作りする喫茶店だったそう。時を経て、現在のソフトクリームが名物のお店となりましたが、お店のメニューは昔ながらの味を大切にして、手作りで作られているのだとか。

訪れたのは平日のお昼ごろでしたが、地元の人と思しき人たちがお茶やスイーツを楽しんでいました。店内は昔ながらのレトロな雰囲気。なんだか妙に落ち着くのは、筆者が年齢を重ねたせいでしょうか・・・。座席もゆったりと取られているので、隣との距離をあまり気にせず座れるのもいいですね。

スイートハウスわかばの名物「ソフトクリーム」

メニューを見ると、魅力的なメニューがずらり。ピザトーストもおいしそうだし、パフェとかサンデーも食べてみたい・・・。残念ながらこの日はお腹がいっぱいで、ソフトクリームしか食べられそうにありません。お目当てのソフトクリームとドリンクを頼みました。

ドリンクはホットコーヒーとホットチャイにしました。ドリンクメニューにチャイがあるのがうれしかったです。

お待ちかねのソフトクリームが運ばれてきました。ちょっと太めのまきまきが、とてもかわいらしいです。ソフトクリームが入った台も、なんだかレトロでいい感じです。

スプーンですくって食べてもいいですし、コーンを持って食べても、お好きな食べ方でどうぞ。口当たりは滑らかで濃厚な味わいのソフトクリーム。思わず顔がほころぶおいしさです。

こちらのソフトクリーム、夏はあっさり、冬はちょっぴり甘めにしているのだとか。次は夏に食べに来たいな。

店内を見渡してみると地元の人でしょうか、おばあちゃんが幸せそうな顔でパフェを食べている姿がとても微笑ましく、ほっこりしました。モーニングやランチ、ティータイム、どの時間に行ってもその時に食べたいメニューが見つかりそう。伊東に行った際には、ぜひ立ち寄っていただきたいお店です。

[Photos by Aya Yamaguchi & Chika]

Chika

Chika

都内在住、京都をこよなく愛する、コテコテの大阪人。飛行機好きが高じて航空会社のグランドスタッフとして勤務していた経験も。海があるところに行くと癒される。