甘美なラテとカヌレに心奪われる!“ラテアート世界一”のバリスタのカフェ「here」【京都】

Posted by: Nao

掲載日: May 13th, 2021

古くから喫茶文化が根付く京都。ここ数年、コーヒーショップのオープンラッシュに沸き、個性の光る高感度なコーヒー店が続々と誕生しています。今回は数あるコーヒー店のひとつで、2019年にオープンした「here(ヒア)」をご紹介。美しいラテアートやパリ仕込みのカヌレなど、心地よさとおいしさが満載です。

京都 here カフェ

オーナーはラテアート世界選手権元チャンピオン

here カヌレ

二条城から南東に歩いて8分ほど、閑静な住宅街の一角に「here」は佇みます。開放感あるガラスのファサードが目印。オーナーを務めるのは、京都カフェブームの火付け役「% アラビカ」の立ち上げに携わり、さらに5年間バリスタとして活躍した山口淳一さん。2014年に東京で開かれたラテアート世界大会で優勝したという経歴の持ち主です。

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コンクリートを基調とした店内はモダンでスタイリッシュ。木の質感を生かした家具が優しさを添え、居心地の良さもひとしお。

見て美しく、飲んでおいしいラテ

ラテ here

“コーヒーが不得意でも飲みやすい味”を追求したというカフェラテ(500円)は、酸味の少ない自家焙煎豆「hereブレンド」がベースに。砂糖を加えずとも感じられる上品な甘みが印象的です。熟練の手さばきで作られる木葉のラテアートは、儚いほど繊細で思わずうっとり・・・。

五感で楽しめる珠玉のカヌレ

here カヌレ

販売するスイーツはカヌレ(350円)のみという潔さ。本場パリの味を再現するため、何度も試行錯誤を繰り返しながら開発されたという逸品です。“here”でしか食べることができないカヌレは「ココカヌレ」という愛称に。

here カヌレ

パリッと角が立ち、表面が見事にキャラメリゼされたカヌレは心躍るルックス。ラム酒の華やかな芳香がふわりと漂い、五感を心地よく刺激してくれます。

here カヌレ 京都

外側のカリッとした香ばしさに続くのは、弾むような生地のもっちり感。口中に広がるバターと小麦の豊かな風味は感動そのもの!穏やかな甘みでラテとも至福にマリアージュ。いつまでの幸せな余韻が続く、実に官能的な味わいでした。

スタイリッシュな美空間で堪能する、魅惑のラテとカヌレ。“ここ”でしか味わえない、甘美なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

here
住所:京都府京都市中京区姉西洞院町524
電話:075-254-8260
営業時間:9:00~18:00
定休日:不定休
URL:https://coffeehere.world

[All photos by Nao]

PROFILE

Nao

Nao ライター

メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


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