自然ありのままをデジタルテクノロジーでアートに
300万年前、有明海から隆起して生まれたといわれる御船山。江戸時代後期に、その50万平米もの山麓に御船山楽園が創られました。園内にある巨石や洞窟、森などの姿形やテクスチャーは、ゆっくりと形作られてきた長い年月そのものを表し、長きにわたる自然と人との営みの軌跡であるとチームラボは考えています。
自然のありのままの形を、デジタルテクノロジーによってアートにすることで、長い時間の連続性を表現することを模索しているのが、この広大なアート展です。CNN「行くべき世界の屋外アート展 2021」にも選ばれました。
ハイライト動画
コンセプト動画
「呼応するランプの森とスパイラル – ワンストローク、山の紅葉」
チームラボの作品は“季節によって変化すること”も特徴のひとつ。御船山楽園ホテルのロビーに展示されているランプの作品「呼応するランプの森とスパイラル」も実際の季節の移ろいとともに今の時期だけ秋の装いに。無数のランプが紅葉の色彩に輝きます。ランプシェードは、ムラーノ・ガラス(ベネチアン・グラス)で制作されています。
teamLab, 2018, Interactive Installation, Murano Glass, LED, Endless, Sound: Hideaki Takahashi
作 品
「小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々」
庭園内で体験できる「小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々」は、手に取ることができる器の中のお茶に、インタラクティブな季節の花が咲く作品です。実際に飲むこともできます。9月からは様々な秋の花々が登場します。人々のふるまいに影響を受けて変化し続け、今この瞬間の絵は二度と見られません。
teamLab, 2016, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi
※「EN TEA HOUSE – 幻花亭」にて展示
作 品
「Light Sculpture of Flames」
2016年に“シリコンバレーではじめてアートが受け入れられた”と評された、チームラボの大規模個展で展示されて以来の初公開となる「Light Sculpture of Flames(ライトスカルプチャー・オブ・フレームズ)」。無数の光の点の集合によって、立体的な炎を創り出す、インタラクティブな光の彫刻作品です。9月4日(土)より、ボルボとのコラボレーション空間に新たに展示されました。
teamLab, 2016, Interactive Light Sculpture, Endless, Sound: Hideaki Takahashi
作 品
チームラボとボルボのコラボレーションによるアート空間
チームラボの作品「Light Sculpture of Flames」と、壁を突き破るVOLVO XC40の車体から成る一つのアート空間。長く続いてきた自然と人との営みが、庭園と森の境界が曖昧な、美しい文化的遺産を生んでいる御船山楽園。その連続性を分断する壁をボルボが突き破ることで、再びつながり、様々な時空が交差し重なり合う空間が創りだされることを意味しています。
メイキング動画
会 期:2021年7月16日(金)~11月7日(日)
会 場:御船山楽園 (佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100)
お問合せ:御船山楽園ホテル 0954-23-3131
公式サイト:https://www.teamlab.art/jp/e/mifuneyamarakuen/
時 間: 7月16日(金)~ 9月13日(月) 19:00~22:30
9月14日(火)~10月11日(月) 18:00~22:30
10月12日(火)~11月 7日(日) 17:00~22:30
※入場は第一入門口、および開園1時間後より第二入門口も利用可能
※最終入場 22:00
料 金:平日 大人 1,200円、中高生 800円、小学生 600円
土日祝 大人 1,400円、中高生 800円、小学生 600円
※未就学児 無料
チケット販売:チームラボ公式チケットサイト
御船山楽園会場
ローソン
※「ボルボ チームラボ かみさまがすまう森」では新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、環境整備に努めております。詳しくは公式サイトをご確認ください。