ニューヨーク市 2021年10月
ニューヨーク市はどこにある
地図左端赤で囲った箇所が日本、地図右端の赤いマーク箇所がニューヨーク (C)グーグルマップ
ニューヨーク市は、アメリカ合衆国の東海岸に位置するニューヨーク州にあります。ニューヨーク州内にアメリカ最大の都市ニューヨーク市があり、ニューヨーク市は「マンハッタン」「クイーンズ」「ブルックリン」「ブロンクス」「スタテンアイランド」の5つの区に分かれています。多くの人がニューヨークと聞いてイメージするのは、ニューヨーク市マンハッタン区にあたります。
ニューヨーク市 2021年10月
ニューヨーク市の広さ・人口・人種・言語
ニューヨーク市 2021年10月
【面積】約790平方キロメートル(305スクエアマイル)
【人口】880万4,190人(2020年現在)
【人種】(2020年現在)
白人 30.9%
ラテン系(ヒスパニック)28.3%
アフリカ系 20.2%
アジア系 15.6%
その他 5%
【言語】英語、スペイン語、中国語
NYC GOV 2020 Census Results ニューヨーク市の人種は常に変動があり、現在はラテン系、アジア系(主に中国)が増加。反対に白人、アフリカ系が減少傾向にあります。英語が共通言語となりますが、ラテン系、中国系の増加に伴い、スペイン語、中国語も多く使われています。ニューヨーク市においてアジア系が増加しているものの、日本人は減少傾向です。
ニューヨーク市の主な産業
ニューヨーク市 2021年10月
金融、貿易、不動産、マスメディア、観光、飲食、エンターテイメント、宿泊業など。
ニューヨークの名前の由来
ニューヨーク市 2021年10月
もともとニューヨークはオランダの植民地で、ニューアムステルダム(New Amsterdam)と名付けられ、当時ヨーロッパで需要が高いビーバーなどの毛皮貿易の拠点でした。その後、1664年にイギリスの占領下となり、ヨーク公(The Duke of York)の名からニューヨーク(New York)と名付けられました。支配される国が異なっても、常に「ニュー」を冠せられたニューヨークは、変化に柔軟で、時代の先端を行く気質があったのかもしれません。
オランダ占領下時代の名残は、現在ミュージカル「アラジン(Aladdin )」を上演中の「ニュー・アムステルダムシアター(New Amsterdam Theatre )」の名前などで感じることができます。
ニューヨーク市の歴史
ニューヨーク市グランド・セントラル駅 2021年10月
ニューヨーク市の歴史
1609年 オランダ「東インド会社」に雇われた英探検家ヘンリー・ハドソンがニューヨークを発見。以降オランダの移民が始まる
1664年 英国の占領下となり、ニューヨークへ改名
1776年 アメリカは英国から独立
1785年〜1790年 アメリカ合衆国の最初の首都になる(現在の首都はワシントンD.C.)
1840年〜1860年 ジャガイモ飢饉によりアイルランド人、1848年の革命失敗によりドイツ人が移住
1880年代 オリーブ・ぶどうの不作により南部やシシリー島のイタリア人、集団虐殺から逃れたユダヤ人が移住
1886年 フランスからアメリカ国民に贈られた自由の女神像をリバティ島に設置
1930年代 クライスラー・ビルディング、エンパイア・ステート・ビルディング、ロックフェラーセンターなど高層ビルの建設ラッシュ
2001年 9月11日、米国史上最悪のテロが発生、ワールドトレードセンターのツインタワーが崩壊
2020年 新型コロナウィルス世界最多感染都市となる
2021年 新型コロナウイルス感染症ワクチン接種の義務化へ
ニューヨーク市 12年前にタイムスリップ
2009年4月30日当時 上空から見たニューヨーク市
上記の写真は2009年4月30日当時のもの。手前が「ブルックリン・ブリッジ」(1883年開通)、奥が「マンハッタン・ブリッジ」(1909年開通)で共にマンハッタンとブルックリンをつないでいます。2010年以降、ブルックリン・ブリッジ下の埠頭や倉庫が解体され、ブルックリン・ブリッジ・パークがオープン。マンハッタンの摩天楼が見渡せる人気ランドマークとなりました。ブルックリン・ブリッジは2011年〜2014年の間、老朽化のため大規模な改修工事が行われました。2021年6月21日からコロナ禍以降急増した自転車利用者に対応するため、ブルックリン橋の自転車レーンを拡幅する工事中。ブルックリン・ブリッジをサイクリングで渡るのもしゃれているかもしれませんね。
ニューヨーク市の景色は進化し続けています。次回のニューヨーク旅学事典は「マンハッタン」を予定。続けて読んでいただけるとうれしいです。
[All Photos by Hideyuki Tatebayashi ] Do not use images without permission.
参照記事
ニューヨーク市 ニューヨーク州 アメリカのオフィシャルトラベルサイト Go USAアメリカの地名の由来 公益財団法人 日本英語検定協会17世紀のニューヨークの歴史 (Discovery & Cultivation) あっとニューヨーク米国プロファイル 第1章「多民族の国、アメリカ」 – アメリカンセンターJAPANbrooklyn_bridge_brochure.pdf – NYC.gov世界の大都会・ビジネス都市「ニューヨーク」 フロンティア精神の創生(その1) 東京藝術大学美術学部建築科 講師 博士(工学) 河村 茂
sara-aoyama ライター
はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。
現地ルポ【世界中の可愛いが集結】アジアのデザイナーが集まるEC Pink
Apr 27th, 2024 | RUKA
世界中の「可愛い」を届けている、アジア最大級のグローバル通販サイトPinkoiが、2024年4月1日(月)から4月30日(火)の期間、ラフォーレ原宿の「愛と狂気のマーケット」にてポップアップを開催。普段はオンラインでしか買えない商品を、実際に手に取ったり試着したりできます。最新トレンドや、これから流行ること間違いなしのアイテムを現地ルポでご紹介!
【旅の裏技】スーツケースを持たずに帰れる!JAL・ANA国内線の荷物配送
Apr 27th, 2024 | TABIZINE編集部
空港から自宅までの帰り道、スーツケースを持って帰るのが面倒だなと思いませんか? 旅の帰りはお土産などを買って、荷物も重くなりがち。JALとANAの国内線利用の場合、空港で荷物を預けるときに料金を払い手続きをすれば、そのまま自宅まで送ってくれるサービスがあるんです。もちろんホテルなど宿泊施設まで送ってもらうこともOK。到着空港で荷物をピックアップする必要もなく、そのまま自宅に帰れるのは超便利ですよ!
【大阪コリアタウンに「KTプラザ」グランドオープン】韓国で人気のアートメ
Apr 26th, 2024 | TABIZINE編集部
大阪・鶴橋の御幸通商店街「大阪コリアタウン」内に、韓国の文化を楽しめる複合施設「KTプラザ」が2024年4月25日(木)にグランドオープン。これまでKTプラザには、飲食エリア、アクセサリーショップ、猫カフェなどがありましたが、今回新たに雑貨店や日本初上陸の韓国発医療アートメイククリニックが加わりました。まるで渡韓しているような気分を楽しめる複合施設は、韓国好きなら要チェックです!
熊本県「杖立温泉 鯉のぼり祭り」ゆらゆらと大空を泳ぐ鯉のぼりに癒やされる
Apr 26th, 2024 | TABIZINE編集部ブログ
TABIZINE編集部員が、取材先やプライベートで気になった小ネタをお届けする編集部ブログ。今回は、熊本県・杖立温泉で毎年開催されている「杖立温泉(つえたておんせん)鯉のぼり祭り」を紹介します。たくさんの鯉のぼりがゆらゆらと風に揺られる様子は圧巻! 杖立温泉の春の風物詩です。
【群馬県・こんにゃくパーク10周年記念イベント】4月26日から開催!GW
Apr 25th, 2024 | TABIZINE編集部
群馬県にあるこんにゃく専門のテーマパーク「こんにゃくパーク」が、2024年4月26日に10周年を迎えます。それを記念して、「こんにゃくパーク10周年ありがとうイベント」の開催が決定! パーク特製こんにゃく料理の無料食べ放題やバイキングの新メニュー、新商品などこんにゃく好き必見のイベント情報をお届けします!
【GW入場無料グルメイベント7選】肉フェスも!ご当地アイスも!台湾グルメ
Apr 25th, 2024 | Mayumi.W
もうすぐ待ちに待ったゴールデンウィーク。今回は、おすすめの東京都内や関東のグルメフェスを集めてみました。どのイベントも入場無料! 今年のGWはおいしいものをたくさん食べてグルメ三昧してみませんか? 毎年人気の肉フェスはもちろん、台湾グルメや激辛祭り、ご当地アイスが楽しめるアイスクリーム万博などなど、ワクワクするイベントがいっぱいです!
【岡山の体験観光スポット5選】備前焼体験からオリジナルジーンズづくりまで
Apr 24th, 2024 | TABIZINE編集部
旅に出たら、その土地でしか見られない景色を楽しんだり、その土地だからこそできる体験をしたりするのが醍醐味ですよね。今回は、2024年のGWや夏休みにぴったりな岡山県の体験型施設をご紹介。岡山県ならではの備前焼 土ひねり体験や、ジーンズづくり、その他さまざまなアクティビティを楽しめますよ!
【夜間登山をしない富士登山ツアーとは?】初心者でも安心な2024年夏のツ
Apr 24th, 2024 | TABIZINE編集部
富士登山といえば、深夜に山小屋を出発し、行列を連ねながら、山頂での御来光を目指すのが一般的な登り方。しかし、あえて夜を避けた「夜間登山をしない富士登山ツアー」が登場しました。山小屋で朝までゆっくりと休むというスケジュールは、体を休ませられるだけでなく、登山渋滞も回避できます。今回は、初心者でも安心な富士登山ツアーをご紹介します。
【立山黒部アルペンルートが全線開通】2024年 雪の大谷の高さは14m!
Apr 23rd, 2024 | TABIZINE編集部
富山県と長野県を結ぶ世界有数の山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」が、今年は4月15日(月)に全線開通しました! 立山黒部の春の 物詩として人気の、バスが通行するために道路を除雪してできた巨大な雪の壁「雪の大谷」の今年の高さは14m! 他にも、美しい雪景色を満喫できる「立山ユキテラス」や「延伸!パノラマロード」など、春の立山の魅力を味わえるイベントが盛り沢山の「2024 立山黒部・雪の大谷フェスティバル」が開催中です!
【入場無料!東京穴場ネモフィラ×ライトアップ】一面青色の幻想的な絶景!足
Apr 22nd, 2024 | RUKA
4月中旬から5月上旬にかけて見頃を迎えるネモフィラ。足立区にある舎人公園では、2024年4月5日(金)から5月6日(月)まで、「花と光のムーブメント」を開催中。期間中は、ライトアップやスモーク&レーザーショーもあり、幻想的な雰囲気を味わえます。都内では珍しいネモフィラの花畑と光の絶景を現地ルポ。