2021年のテーマは「FLOW-巡る-」

2021年12月26日（日）まで開催中のアートイルミネーション「ヨルノヨ-YOKOHAMA CROSS NIGHT ILLUMINATION-（ヨコハマ クロス ナイト イルミネーション）」。

メイン会場は、桜木町駅や馬車道駅から徒歩圏内の「新港中央広場」。そして、みなとみらい21エリアを望める「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」。今年は「FLOW-巡る-」をテーマに、文化や新しい技術や音楽に触れながら、光と音に包まれてアートな夜散歩を楽しめます。

ポータルをくぐりながのナイトウォーキング

夜の横浜をつなぐ光のオブジェ「PORTAL（ポータル）」。横浜ハンマーヘッド、新港中央広場、山下公園など、横浜都心臨海部12カ所に設置されています。エネラルドの六角形の中をくぐるとともに光と音が変化します。連続で人が通ると音も光もにぎやかで、普通の道が異世界に連れて行ってくれているような気分に！　ポータルを見つけたら、くぐってみましょう！

かつて人々がガス灯を頼りにしていたように、各所のイルミネーションの明かりに導かれて、煉瓦の道や馬車道を歴史を感じながらのウォーキング・イルミネーション。

ドームの中で宇宙へワープ！

赤レンガ倉庫の近く、メイン会場の「新港中央広場」。17時になると道案内をするように地上が光り始め、いろんな形の光と音楽の共演が楽しめます。

木にはカラフルなレーザーがピカピカクルクルと映し出され、コマ送りアニメーションのよう！　木々が動いているようにも見えて、ずっと眺めていたくなる演出です！

広場にドンッと存在するのは、大きな3つのドームからできた「CROSS DOME（クロスドーム）」（通行時間17時〜21時5分）。

中に入ると、光の中にいるように全身をキラキラと包まれる感激の体験が待っています！

17時30分〜21時まで30分おきに、5分間の光と音楽のショーも始まり、見上げると、光が青や紫にと移り変わって吸い込まれるような感覚に。足元でも光がいろいろな形に変化し、それに合わせて疾走感ある音楽が流れます。「ヨルノヨ」イベントで流れる音楽は、ヤマハの空間音響技術により360度、音に包まれた臨場感あふれる演出となっているそう。

周辺の27施設も連動し、光が点滅したり、スポットライトを放ったりとエンターテインメントにあふれています！　あっという間の5分間のショーは、ここが横浜、地球であることを忘れさせるほど壮大な宇宙的空間です。

街が魅せるナイトビューイング

新港地区や周辺エリアから、先程の「クロスドーム」の光と音のショーの時間に合わせて躍動する街の様子を見学できます。特に「横浜港大さん橋国際線客船ターミナル」の屋上は絶好のビュースポットです。

ショーが始まると、港やビルで光が踊り、海沿いでは光の球がピカピカ走って、スポットライトも夜空にそびえ、横浜が大きな舞台と化しています！

横浜赤レンガ倉庫の高さ約10mのクリスマスツリーと大観覧車がきらびやか！　港町だからこそ叶う、海から見る迫力のイルミネーションショーです！

ちなみに、客船ターミナルの屋上にもポータルやプレゼントBOXのオブジェが設置されています。

オブジェをフレームにして、みなとみらい21エリアを撮影。

イルミネーションの海に輝くような横浜ベイブリッジなど、

冬だけの港と海の景色に魅せられます。

ハマぶらりーもチェックして巡ろう！

イベント期間中は「ハマぶらりー」のキャンペーンも行っています。デジタルスタンプラリーや100店舗以上で利用できるクーポンがあったりと、ヨルノヨ公式SNSやマップをチェックしながら巡ってみましょう！

＊イベント内容・スケジュールは直前に変更する場合あり。詳細は公式サイト等でご確認ください。

ちなみに、「ヨルノヨ」というイベント名には、“You Will Know You.　あなたは、（客観的に）あなたを、知る=will knowでしょう”というメッセージも込められているそうです。近未来的なヨルノヨの世界を巡ってみると、新年に向けて新しい自分を発見するかもしれませんね！

［all photos by kurisencho］

kurisencho

kurisencho ライター

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。