愛されフレーバー「バニラ」のおともを全国から大募集!
アメリカ・ニューヨークから1984年に日本に上陸した「ハーゲンダッツ」。密度があってなめらかで、さまざまな種類のフレーバーがありますが、創業当時から根強いファンが多いのが「バニラ」フレーバーです。
厳選した北海道東部根釧エリアのミルクと砂糖と卵を主原料にしたアイスクリームにバニラ香料だけを加えて、魅惑的な香りと濃厚でクリーミーな味わいに仕上げられている「バニラ」。使用しているマダガスカル産バニラビーンズは、日本で主流のブラックビーンズではなく、深い香りが特徴のレッドビーンズを選別しているそう。
そんなバニラをもっと楽しむべく、ハーゲンダッツ ジャパンは全国の名産品とのマッチングに注目。自宅で旅行気分を楽しんでもらえるようにと、プロジェクト「#ダッツのおとも」を始動していたのです。2021年12月8日~2022年1月7日の間に、「バニラに合うおとも」をSNS上で募集し、2022年1月19日に47都道府県それぞれの「おとも」が特設サイトにて発表されました!
公式リポーター「見取り図」のベスト5を発表!
同プロジェクトの公式リポーター(#ダッツのおとも リポーター)に任命されたのはお笑いコンビの「見取り図」!
写真提供:ハーゲンダッツ ジャパン株式会社
大阪・難波の「よしもと漫才劇場」に所属する見取り図は、2018〜20年と3年連続「M-1グランプリ」のファイナリストに勝ち残った実力派。テレビやYouTubeなどのほか、盛山晋太郎さん(左)はラップ講師でもあり、リリーさん(右)はイラストやデザインも手がけたりと多才な活躍で注目されています。
写真提供:ハーゲンダッツ ジャパン株式会社
そんな2人が実際に選出された47種のおともを試して、「#ダッツのおとも」の中から選んだベスト5も決定しました! 1位は京都府「生八ツ橋」、2位は高知県「いも天」、3位は宮城県「ずんだ」、4位は神奈川県「クルミっ子(鎌倉紅谷)」、5位は秋田県「いぶりがっこ」という結果。そこで今回は、スイーツ好きの筆者も5位から順番に試してみました!
【第5位】秋田県「いぶりがっこ」
秋田県の郷土食「いぶり漬け(いぶりがっこ)」。大根を燻煙し乾燥させて作る漬物で、秋田弁では漬物を「がっこ」と呼ぶそう。
今回試してみたのは、「いぶりの里」の「いぶりがっこ」。秋田県大仙市産の大根を昔ながらの製法で漬け込んで、着色料・化学調味料・甘味料は不使用。極薄スライスでカリッカリの食感です!
アイスクリームに小さく刻んでのせてみました。ポリポリカリカリとした食感に、少しの量でも漬物の発酵した塩気と燻したスモーキーな香りがバニラの後から追いかける意外な組み合わせです。
盛山さんも「強めの塩味がアイスクリームとバランスが良く、バクバク食べられる驚きの味わいでした!」とコメント。
秋田いぶりがっこ協同組合:https://akita-iburigakko.jp/
【第4位】神奈川県「クルミッ子」(鎌倉紅谷)
鎌倉のお土産やカフェでおなじみ「鎌倉紅谷」の大人気スイーツ「クルミッ子」。自家製キャラメルにクルミを詰めてバター生地ではさんだ、小ぶりでも贅沢な味わいのお菓子です。
生地の仕込みから焼き上げまで慎重に手作りされているキャラメルは、ヌガーのようなねっとり系ですが伸びがよく、キャラメルとクルミがアイスクリームのバニラの芳醇な香りを一層引き立てます!
「少し温めると、しっとりとした生地とキャラメルの味わいがアイスクリームと相性抜群」とリリーさん。筆者も20秒ほど温めたら、キャラメルがとろ〜んととろけて、ほろ苦バニラを満喫しました!
鎌倉紅谷:https://beniya-ajisai.co.jp/
【第3位】宮城県「ずんだ」
近年スイーツとしても注目されている、宮城県仙台市の郷土料理「ずんだ」。
試食したのは、東京・池袋にあるアンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」でゲットできる、宮城県「もちべえ」の「自家製手作りあん(冷凍)」。地元で採れた新鮮な枝豆を蒸してすり潰し、砂糖と塩を加えて作られています。枝豆の粒粒食感とやわらかな風味で、そのままでも食べやすいほど甘さ控えめ!
「ずんだあん×バニラ」は甘々になると思いきや、あんの塩気がいい塩梅で全体を引き締めています! ずんだ多め、アイス多め、ずんだとアイス半分ずつとお好みで調整し、枝豆とバニラのマイルドなハーモニーを楽しみましょう!
塩気と甘味のまろやかな組み合わせを盛山さんも気に入っていたようです!
もちべえ:http://www.mochibe.co.jp/
【第2位】高知県「いも天」
高知県のソウルフード「いも天」。「揚げ物×芋×アイス」という禁断かつ誘惑のタッグ! 特に、約35年前に店主の祖母がいも天を開発したという高知の「日曜市のいも天 大平商店」は、行列の絶えない人気店だそうです。
今回は「日曜市のいも天 大平商店」下北沢店のいも天をいただきました。1個が大きめ! ほっくり系の高知産「土佐紅」は冷めてもしっとりホクホクで、トーストすると衣がカリッ、いもはあつあつホクホクで、金時芋のように甘い!
アイスクリームと合わせるとスイートポテトのよう! ほんのりとした塩気と懐かしい味わいの受け継がれし衣は門外不出のオリジナル。リッチなバニラと素朴ないも天は最強です!
リリーさんも「いも天自体がおいしくて、この組み合わせはバズるかもしれない」と絶賛!
日曜市のいも天 大平商店:https://imoten-japan.com/
【第1位】京都府「生八ッ橋」
堂々の第1位は「餅×粒あん×桂皮(ニッキ)」の和心「生八ッ橋」が輝きました!
こちらが、300年以上の歴史を持つ京都「本家西尾八ッ橋」の「生八ッ橋(あんなま ニッキ)」。
盛山さんのおすすめは、生八ッ橋の中にアイスクリームを詰める食べ方とのことで、筆者も真似してみました! 米粉のもちもち生地と粒あんにふわっとニッキが香り、アイスクリームがひんやり甘く、バニラと和素材の調和がとても上品。
生八ッ橋を少し温めてみると、生地はもっちり伸びがよく、アイスクリームがゆっくり溶けて粒あんに染み込み、ニッキも一層香りながら極上の融合です……。
本家西尾八ッ橋:https://www.8284.co.jp/
【番外編】静岡・長野・富山も紹介!
見取り図が選んだベスト5のほかにも、筆者的に気になった静岡県・長野県・富山県のおともも試してみることに。
まずは、長年愛されている静岡県「春華堂」の「うなぎパイ」。パイのバターとアイスクリームのバニラの甘いコクの後に、うなぎパイ特有の鰹の風味が訪れるという、かつてないバニラの味わいです!
パイにアイスクリームをのせてザクッと食べたり、細かく砕いたパイをのせてサクサクとした食感を楽しむこともできます!
春華堂:https://www.shunkado.co.jp/
次は、長野県の七味唐辛子の老舗「八幡屋礒五郎」の定番「七味唐からし」。あえてアイスクリームを少し溶かしてソフトクリームのようにして、七味唐からしをたっぷりかけてみました。
アイスクリームが冷たいので初めのうちはわかりませんが、バニラの甘い香りに、秘伝の調合の辛味と香りがじんわ〜り存在感を際立たせていきます。一口ごとにゆっくりとその刺激を待ちわびている自分に気づく、クセになる大人スイーツ。
八幡屋礒五郎:https://www.yawataya.co.jp/
最後は、富山県の「日の出屋製菓産業」の煎餅菓子「しろえびせんべい」。富山湾の宝石といわれる「しろえび」と富山県のブランド米「てんたかく」を使ったせんべい。
せんべいにアイスクリームをたっぷりのせたて薄く伸ばすと、パリッと歯切れよく、しろえびの旨味と塩気がバニラの濃厚な甘みと相乗効果をもたらし、手が止まりません!
日の出屋製菓産業:https://www.hinodeya-seika.com/
レッツおうちで全国制覇!
「#ダッツのおとも」すべてを試食した見取り図も、どれも相性抜群でおいしくて、甲乙つけにくかったそう。筆者もほかの39種の「おとも」が気になるものばかりなので、少しずつ制覇していきたいと思います!
ハーゲンダッツミニカップは冷凍庫から出した直後はカチコチですが、常温で少し置いて、カップの外側が少しへこむくらいのやわらかさが食べ頃サイン! アイスクリームと各地域のおともをパフェのように重ねたりして、味で日本旅行を楽しんでみてはいかがですか?
募集期間:2021年12月8日(水)~2022年1月7日(金)
結果発表:2022年1月19日(水)~
特設サイト:https://www.haagen-dazs.co.jp/otomo/
ハーゲンダッツ ジャパン:https://www.haagen-dazs.co.jp/
[(写真提供以外)all photos by kurisencho]