金沢だけじゃない!「加賀の國」で楽しむ春イベント&お花見スポット厳選紹介

Posted by: Sayaka Miyata

掲載日: Mar 11th, 2022

北陸を代表する都市・金沢がある「石川県」。旅好きにもお馴染みの土地ですが、じつは県の南側に位置する「加賀の國」と呼ばれているエリアにも魅力が詰まっていることをご存じでしょうか? 今回は、そんな加賀の國に属する加賀市、小松市、能美市、川北町、白山市、野々市市にスポットをあてて、「お花見におすすめのスポット」や2022年春の注目「イベント」などを紹介していきます!

【野々市市】市花木の椿を愛でる「花と緑ののいち椿まつり」


2022年3月12日(土)と13日(日)、市花木の椿を愛でる祭典「花と緑ののいち椿まつり」が開催されます。野々市市内から収集された多種多様な椿が展示される同イベントは、生花だけではなく、椿を題材とした絵画や写真・俳句なども展示され、、椿の魅力を存分に満喫できるのです。

第31回の開催となる今回は、半世紀ぶりに復刻された「猩々(しょうじょう)」が登場します。「猩々」は、国重要文化財「喜多家(きたけ)住宅」で明治時代から昭和50年ごろまで造られていた幻の日本酒。野々市市内で収穫した酒米「五百万石」が使用された、スッキリとした味わいの飲みやすいお酒です。

今回の椿まつりでは「猩々」の販売・試飲コーナーも設置されるので、気になる人は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

【日程】2022年3月12日(土)13日(日)9:00~16:00 ※2日目は15時に終了
【場所】文化会館フォルテ、教育センター、野々市中央公園
【HP】https://www.city.nonoichi.lg.jp/soshiki/40/6931.html

【小松市】春季例大祭「お旅まつり」


2022年5月13日(金)~15日(日)、「莵橋神社」と「本折日吉神社」の春季例大祭のお旅まつりが開催されます。毎年5月中旬に行われるお旅まつりは、江戸時代初期より始まりました。「お旅」という名は、神様を乗せた神輿が氏子町内や小松城の御門などを巡行(お旅)することが由来と言われています。豪華絢爛な曳山とその上で上演される子供歌舞伎がまつりの見どころです。

【日時】2022年5月13日(金)~15日(日)
【HP】 https://www.city.komatsu.lg.jp/kanko_bunka/1/1/7162.html

加賀の國が誇るおすすめお花見スポット

【加賀市】熊坂川沿いの桜並木


約200本のソメイヨシノが咲き乱れる熊坂川沿い。延長約1kmに渡って薄紅色の桜のトンネルが続く桜並木は、1934年の大火事の後、熊坂川改修工事を記念して植樹されたものです。

夜にはぼんぼりが灯され、幻想的な雰囲気のなかを散策することができます。近くに文化的な施設も多いので、お花見と合わせて観光を楽しむのもおすすめです。

【住所】石川県加賀市大聖寺越前町~馬場町~神明町付近
【電話番号】0761-72-6678(KAGA旅・まちネット)

<おすすめ立ち寄りスポット:深田久弥 山の文化館>
明治期に建てられた「深田久弥(ふかたきゅうや) 山の文化館」は、樹齢650年と言われるイチョウなどの巨木に囲まれた、心和む雰囲気の中にあります。加賀市大聖寺が生んだ、深田久弥の「日本百名山」をはじめとする山の文学など、ゆかりの品々を展示し、深田久弥の自然に対する考え方や感じ方を伝えています。

【住所】石川県加賀市大聖寺番場町18-2
【電話番号】0761-72-3313

【加賀市】柴山潟湖畔公園


1日に何度も湖面の色を変え、さまざまな表情で魅了する柴山潟。春になると、約160本の「桜」と柴山潟越しの「白山」が織りなす自然の共演を満喫できる絶好のスポットとなります。

湖面に水の華を咲かせる巨大噴水は、夜間はライトアップされ幻想的な雰囲気に姿を変えます。

【住所】石川県加賀市潮津町1
【電話番号】0761-72-6678(KAGA旅・まちネット)

<おすすめ立ち寄りスポット:片山津温泉 総湯>
柴山潟の湖畔にある加賀温泉郷の一つ、ナトリウム・カルシウム塩化物泉を満喫できる「片山津温泉」もおすすめです。総湯には、特徴が異なる「潟の湯」と「森の湯」があり、「潟の湯」の窓からは、前面に広がる柴山潟の水面と浴槽の水が連続し、あたかも潟に浸っているような幻想的な感覚を楽しめます。

【住所】石川県加賀市片山津温泉乙65-2 ※写真は「森の湯」
【電話番号】0761-74-0550 
【HP】https://sou-yu.net/

鶴仙渓桜公園(加賀市)


山中温泉の名勝として知られる鶴仙渓。そのなかでも紅紫色と斬新なS字がひときわ目を引く「あやとり橋」は人気の観光スポットです。そのふもとにある桜公園はソメイヨシノやしだれ桜など、さまざまな表情を見せる桜を楽しむことができます。

【住所】石川県加賀市山中温泉東町2丁目ツ31
【電話番号】 0761-78-0330(山中温泉観光協会)

<おすすめ立ち寄りスポット:鶴仙渓 川床>
あやとり橋や桜公園のほど近く、遊歩道沿いの憩いの場として人気の「川床」。渓谷の深い緑や清らかな水の流れ、この地に生息する野鳥のさえずりなどを楽しむことができます。また、川床でしか味わうことのできない、山中出身の和の鉄人・道場六三郎氏監修の特別な甘味も見逃せません。

【住所】石川県加賀市山中温泉河鹿町8
【電話番号】0761-78-0330(山中温泉観光協会)

【白山市】樹木公園


白山市にある「樹木公園」は、石川県林業試験場内にある公園。広大な敷地にはさまざまな樹木が植えられていて、中でも桜はおよそ130種・900本もの種類があり、長く桜を楽しむことができます。

また、林業展示館や日本庭園、芝生広場などもあり、紅葉や森林浴など、四季折々の楽しみ方ができる憩いの場としても広く親しまれています。

【住所】石川県白山市三宮町ホ1
【電話番号】0761-272-0673(石川県農林総合研究センター林業試験場)

<おすすめ立ち寄りスポット:ふれあい昆虫館>
豊かな自然を活かした日本海側で初の本格的な昆虫館も注目スポットです。見どころは一年を通して常夏の「チョウの園」。1,000匹ものチョウが色鮮やかな花が咲く園内を優雅に舞う姿を間近に観察することができます。

ほかにも、生きたままの昆虫を見ることができる「むしむしハウス」など、昆虫たちの生態を活かした季節に合わせたユニークな企画展が人気です。

【住所】石川県白山市八幡町戌3
【電話番号】0761-272-3417  
【HP】https://www.furekon.jp/

【小松市】芦城公園


「芦城公園」は、小松城の三の丸跡に作られた和風公園。松の名木をはじめ、藤、紅葉、雪吊りなど四季折々の風情を楽しむことができます。

春には、ソメイヨシノやヤエザクラ、シダレザクラなど約130本が咲き誇る桜の名所としても知られています。。例年4月上旬から中旬にかけて見頃を迎え、満開時には約600個のぼんぼりでライトアップされ、来園者を魅了します。

【住所】石川県小松市丸の内公園町19
【電話番号】0761-24-8101(小松市都市創造部 緑花公園課)

<おすすめ立ち寄りスポット:こまつ曳山交流館みよっさ 歌舞伎風メイク体験>
町衆文化の代表「曳山子供歌舞伎」など、先人から受け継いだ地域資源が集積した小松駅西地区の拠点「こまつ曳山交流館みよっさ」。自身で化粧をし、衣裳を着て歌舞伎歌舞伎役者になりきったりと、さまざまな和文化を体験することができます。

【住所】石川県小松市八日市町72-3
【電話番号】0761-23-3413
【HP】https://www.city.komatsu.lg.jp/soshiki/miyossa/3423.html

【小松市】木場潟公園(小松市)


「木場潟公園」は、白山や田園の風景と調和した木場潟を自然のまま残した水郷公園。木場潟を周遊できる「周遊園路」は「美しい日本の歩きたくなる道」500選のひとつに選ばれています。

約1,700本の桜が咲き誇る桜並木は、圧巻です。「木場潟」「桜」「白山」が共演する絶景を求めて、毎年多くの観光客が訪れます。

【住所】石川県小松市三谷町ら之部58
【電話番号】 0761-43-3106(木場潟公園センター)
【HP】https://kibagata.com/

<おすすめ立ち寄りスポット:木場潟 流し舟>
加賀市大聖寺川で運航されていたものに、化粧直しを施した舟が木場潟で運航されています。湖面から木場潟や白山の景色を楽しむことができ、船頭が櫓と竿で漕ぐ舟で、水の音を聴きながらゆったりとしたひとときを過ごせます。

【住所】石川県小松市三谷町ら之部58(南園地)
【電話番号】 0761-43-3106(木場潟公園センター(中央園地))
【料金】500円/人
【運航時刻】土・日・祝日、9時発・10時発・11時発(4月~10月)
【HP】https://kibagata.com/pages/boat_top.html


今回は、加賀で2022年に開催される春のイベントやお花見スポットを紹介しました。伝統行事から春の花まで、加賀の旬の魅力をたっぷり満喫できそうですね。春のお出かけの参考にいかがでしょうか。

※新型コロナウイルス感染症の状況により、中止または延期となる場合があります。

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PROFILE

Sayaka Miyata

Sayaka Miyata

カフェでぼーっとすることと、あてもなく散歩することと、おいしいものを探したり食べたりすることが好き。子どもが生まれてからは睡眠も好きになりました。

カフェでぼーっとすることと、あてもなく散歩することと、おいしいものを探したり食べたりすることが好き。子どもが生まれてからは睡眠も好きになりました。

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