特撰ガトーショコラ＆台湾パンケーキの「ショコロブ」

2021年12月に若宮大路沿いにオープンした、ショコラパンケーキ専門店「ショコロブ 鎌倉本店」。東京・新宿にある「ケンズカフェ東京」の日本一のガトーショコラ「特撰ガトーショコラ」と、全国に20店舗展開する台湾パンケーキが人気の「cafeRob（カフェロブ）」が併設された新業態店です。

通りの正面口では「ケンズカフェ東京」のショコラスイーツを購入でき、

すぐ横には「ショコロブ」のタッチパネルの注文口があり、その奥がカフェになっています。

カフェロブの本店がある愛知県産の小麦「きぬあかり」をベースにしたオリジナルパンケーキミックスを使い、丸8年かけてできた台湾パンケーキを元に、新たに“ショコラパンケーキ”が完成。

ショコラパンケーキを使った「ショコラどら焼き（＝鎌倉ショコどら）」と、ショコラパンケーキにショコラクリームをはさみチョコレートをかけてホールケーキのように仕上げた「しっとり鎌倉ショコラ」に加え、「特撰ガトーショコラ（1〜2カット／冷蔵・温め）」というスイーツラインナップ。

チョコレートドリンク「ショコプレッソ」、ビーントゥーバーチョコレート「Minimal（ミニマル）」とコラボしたホットショコラ、ニュージーランドのレワレワハニーレモン、コーヒー紅茶などとそろっています（300円台〜）。

テイクアウト・イートインが可能で、カフェはこじんまりとしていますが居心地がいいのもポイント。筆者が訪問した日もほかのお客さんがゆっくり過ごしていました。

ボリューミー！3種ショコどら

お店自慢のスイーツは「鎌倉ショコどら」。ひとつずつ丁寧に焼き上げたショコラパンケーキをじっくりと寝かせ、さらに特製ショコラクリームをはさんでいます。

「ショコどら プレーン」（380円・税込）、「ショコラクランチ」（480円・税込）、「プレミアムダブルショコラ（特撰ガトーショコラ入り）」（580円・税込）の3種類。

「プレミアムダブルショコラ」には、ケンズカフェ東京の「特撰ガトーショコラ」を贅沢に2本はさんでいます！

ショコラが香り、ふわふわしっとりパンケーキ生地は、口の中に入るとふわしゅわっと消えて、台湾パンケーキの特徴をしっかりアピール。軽やかな特製ショコラクリームともよく馴染みます。

特撰ガトーショコラは苦すぎず、みっちり凝縮していて重厚……。カカオが優しいショコラクリームの甘みと重なり、充実した食べごたえ。さすが、“秘書が選ぶ手土産セレクション”で2年連続特選受賞のガトーショコラ！

散策中などに片手でも食べやすい袋に入っていて、お手軽なのに厚みがあってリッチ感がうれしい！ 「3種の詰め合わせBOX」（1,400円・税込）もあり、お土産にもしたくなりますね。

確かに目覚める！カカオプレッソ

試行錯誤を繰り返しようやく辿り着いたというチョコレートドリンク「ショコプレッソ」は、チョコレート好きなら必飲のドリンク！

ガーナ産カカオ豆を使い酸味が少なくチョコレートの風味が強いことが特徴のスイーツ系「56％cacao」、エクアドル産カカオ豆を使いフルーティで花のような香りが特徴でcacao本来の味を楽しめる「70％cacao」と、気分で選べる2種類（HOT550円、ICE650円・税込）。

本来の味を知りたくて選んだのは「70％cacao（ICE）」。氷は細かなシャリシャリ系で、チョコレートで縁取り、ショコラホイップクリームもたんまりと！

一口目からカカオそのものの香りとともに、フルーティな香りがふわぁ〜と訪れ、お花のような華やかさ。カップの縁のチョコレートはビターで、ショコラホイップのほのかなチョコレート感も際立ち、３つの異なるカカオの味わいに驚きが隠せません！

ショコラホイップを添えるとカカオの力強さも変化する、ビターでフルーティなカカオに浸り続けられる至極のドリンク。“エクアドルの目覚め”と謳う通り、目が覚めました！

鶴岡八幡宮の参拝と一緒にチョコ散歩

2022年2月には松坂屋名古屋にも新店舗がオープンし、今後の展開にも期待したい「ショコロブ」。チョコレート好きには夢のようなセットが待っています！

［all photos by kurisencho］

kurisencho

kurisencho ライター

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。