
直送のココナッツを味わえる!ココナッツ専門店「クマココ」

ラ チッタデッラの中央噴水広場の裏側に、2026年に移転オープンした「クマココ」。フィリピンから皮付きのままのココナッツを直接輸入し、ココナッツウォーターやココナッツミルクを使ったドリンクやお酒、ココナッツファインを使ったお菓子など、ココナッツ本来の味わいを体験できるココナッツ専門のアジアンカフェです。

乳製品・卵不使用でココナッツバターを使ったパンもあり、ヴィーガンの外国人観光客も訪れています。テイクアウトがメインですが、店先には2人掛けのテーブルも設けられ、ちょっと休憩もOKです。
「本物のココナッツ」とは?

人気TOP5の発表の前に、まずは“本物のココナッツ”について知っておきましょう!
ココナッツが実るヤシの木の高さは約30m、寿命は約70年。根から吸い上げた水がミネラルを運び、木のフィルターを通して実の中に蓄えられます。約1年半かけてココナッツは実り、熟すと果肉が硬くなって木から落ち、種となって発芽して、次の木へと成長します。
外皮も含め、ココナッツを捨てるところがないことから「生命の木」「宝の樹」と呼ばれ、現地では長く愛され続けています。

フィリピンでは朝の目覚めの1杯から始まり、ココナッツミルクで野菜を煮込むなど、毎食にココナッツが取り入れられ食文化が育まれてきました。液体は「天然のスポーツドリンク」と言われるほど、カリウムやマグネシウムなどの栄養素が豊富。運動後や熱中症対策の体力回復にも期待できますね!
お店はカフェを運営するだけではありません。フィリピン政府の機関「フィリピンココナッツ庁(PCA)」の日本拠点として、日本とフィリピンの国交正常化70周年記念イベントやデパートのフェアなど、数多くの場へ出展し活動しているのです。
まず、日本ではドリンクとスイーツで魅力を伝える!
日本では「ココナッツウォーター=水」「ココナッツジュース=味が薄い」「ココナッツミルク=独特の風味」というイメージですが、実はそうではありません。
ココナッツの実が熟すと、ココナッツの果肉に栄養が蓄えられ、果肉からココナッツミルクとココナッツオイルが搾れます。このフレッシュなココナッツミルクやオイルに、日本人が想像するような“独特な風味のココナッツの味”が含まれているのです。最初から白いミルクが入っているわけではないのですね!
世界では“本来のココナッツの味”は認知され、ヴィーガンメニューとしても知られていますが、日本では、この分かりやすい“ココナッツ味”を求める方が多い、とのこと。筆者も目から鱗の情報でした!

ココナッツは、ミルク・シュガー・グルテンフリーのフラワー・水・オイルという人の食生活を支える基礎のすべてがそろい、栄養もアロマ成分も豊富。それらを活かし、「クマココ」では日本人にも親しみやすいドリンクとスイーツメニューのラインナップで、本物のココナッツの味と魅力を発信しています!
人気TOP5

それでは、初心者さんにも試しやすい「人気TOP5」を紹介します!
第1位・まるごと生ココナッツ(2サイズ)

人気第1位は、希少なヤングココナッツを丸ごと体験できる「まるごと生ココナッツ」。サイズは「デラックス(2〜3人分)」(税込1,880円)と「アロマティック(1人分)」(税込1,100円)の2サイズです。

「デラックス」の重さは約3kg! 実の中にはココナッツウォーターが満タンに入っています。トップに開けた穴にストローを差して飲み、余った分は「持ち帰り用瓶」(追加税込100円)に詰め替えてテイクアウトもOK。

ココナッツウォーターは見た目も風味もクリア。真水とも違い、スポーツドリンクから甘みと塩味を抜き切ったようなクセのない印象です。「飲みやすい! こんなにおいしいんだ!」と、筆者も含め多くの方を驚かせています!

飲み終わったら、追加料金で「ソフトクリームのせ」(税込300円)や「ココナッツ・バナナ・パフェ」(税込850円)のスイーツも楽しめます!

食物繊維や栄養分も豊富な果肉はトゥルンした食感で、ゼリーのような弾力もあります。こちらもクセなくサッパリしているので、ソフトクリームとの相性もバッチリ! 丸ごと飲んだ後にこそ体験できる特別オプションです!
第2位・ココナッツソフト

人気第2位は「ココナッツソフト」(コーン・カップ/税込480円)。フレッシュなココナッツウォーターとココナッツミルクをブレンドしたソフトクリームです(乳製品は使用)。

日本で想像する“ココナッツ味の強さ”というよりも、甘くミルキーな牛乳の風味の中に、爽やかな香りがそよ風のように広がってきます。その軽やかな味わいにも驚きました。口当たりはなめらかで、ココナッツウォーターのアロマが効いているから牛乳のもったり感もありません!

栄養もあり、ここでしか食べられないココナッツ尽くしのソフト。訪問した2026年7月時点では、デトックス効果のある竹炭のコーンを使っていますが、将来的には“ココナッツの外皮”を焼いてコーンに再利用する案も構想中のようです。
ちなみに、施設内の“映画館(チネチッタ)・ライブホール(クラブチッタ)・サウナ(サウナハウス)”の当日利用券を提示すると「50円引き」になるサービスも!
第3位・ココナッツビール(2種類)

人気第3位は「ココナッツビール」。「ココナッツウォータービール」「ココナッツミルクビール」(各税込780円)の2種類のラインナップです。
ココナッツウォーターとココナッツミルク、それぞれをビールを割ったお酒で、苦味の中にまろやかさを感じられます。ココナッツの働きによって二日酔いになりにくいのもポイント!

イベントで提供したところ、20代の女性を中心に予想以上の反響があったのだそう。お客さんとの交流を通じてお酒メニューの開発も積極的で、2026年7月20日(月)17時からは、若者や近隣で働く方がカジュアルに立ち寄れる「バー」もオープン!
施設のイタリア風の街並みを活かしてライトアップし、ゴッホの名画のような雰囲気をイメージしているとのこと。“ココナッツのお酒”という、日本ならではの新しいココナッツの楽しみ方を提案しています。
第4位・スパイラルケーキ

人気第4位は「スパイラルケーキ」(税込380円)。着色料・保存料などの添加物は不使用で、ココナッツとバター餡を薄いパイ生地で包んだ、ずっしりとした焼き菓子です(乳製品は使用)。

日本人がイメージするココナッツ味に近い濃厚さが人気で、定番3種類(白・緑・茶)に加え、季節限定フレーバーも登場します。
「白」は、外も中も真っ白で、中にはココナッツ餡がぎっしり。ココナッツ好きに試してほしい定番フレーバー。
「緑」は、小さなココナッツ餡を忍ばせた小豆と抹茶餡を抹茶生地で包んだアジアンテイストな一品。
「茶」は、濃厚なチョコレート生地にココナッツ餡を閉じ込めた南国フレーバー。

包装はリニューアル予定で、店舗だけでなくイベントでも販売されています。
(左)「スパイラルケーキ」税込380円、(右)沖縄のサーターアンダギーの原型と云う「カイコウショウ」税込380円)
ちなみに、「スパイラルケーキ」と並び販売されている「カイコウショウ」(税込380円)もココナッツの風味と素朴な甘さが魅力。両方とも賞味期限は50日間と長めで、自分用のオヤツやココナッツ好きへの手土産にぴったりです。
第5位・生ココナッツラテ

コーヒーメニューには、中国雲南省で栽培され、一流焙煎士が焙煎した最高ランクのスペシャルティコーヒーを使っています。そんなコーヒーメニューから第5位にランクインした「生ココナッツラテ」(ホット・アイス/税込780円)。

ココナッツウォーターとココナッツミルクを使用したお店のオススメのドリンクです。スチームしたフォームドココナッツミルクとエスプレッソをこんもりとのせたビジュアルも可愛らしい。

第2位のソフトクリームと同じく、牛乳のラテと違って重くなく後味スッキリ。コーヒーは香り高く、キリッとした苦味の余韻が長く残ります。お好みでココナッツミルクやココナッツシュガーを加えて、まろやかに調整してもOK。ココナッツ初心者さんも飲みやすい1杯です!
オープンから3年で変化してきたこと、未来に描いていること
東南アジアやヨーロッパの方々は体調管理や運動後に立ち寄る姿も多く、最近では都内からここを目指して訪れる家族連れも増加中。ゲームや映画をきっかけに、子どもたちも本物のココナッツに興味津々なんだそう!
かつては「まるご生ココナッツ」を1度に最大6個注文されたこともあり、中央噴水広場で実を抱えて並んで飲んでいたというホッコリする光景も見られたようです。
(ココナッツの森で落ちていた実から生まれた、オリジナルキャラー・クマの「coco」)
今後は、ココナッツオイルのバターやフラワーを使ったケーキ、果肉を詰めたパイといったスイーツ系、廃材を活かしたグッズ系など、日本企業と協力して“捨てることなくココナッツを循環させる新しいカタチ”を計画しているそう。

2026年でオープンから3年。お店の挑戦はまだまだ続いていますが、着実に本物の味は日本人に伝わっています。本物のココナッツを体験できて、文化の交流の場としても親しまれる「クマココ」で、今こそ“ココナッツの味”をアップデートするときです!
住所:神奈川県川崎市川崎区小川町4-1 ラ チッタデッラ マッジョーレ1階
TEL:044-330-9775
営業時間:11:00~21:00(L.O.20:00)バータイム17:00~閉店まで
定休日:なし
交通:JR「川崎駅」から徒歩約5分、「京急川崎駅」から徒歩約7分
公式サイト:https://www.kumacoco.com/
公式Instagram:@kumacocoofficial
「ラ チッタデッラ」公式サイト:https://lacittadella.co.jp/shopguide/39
[all photos by kurisencho]
